コインランドリーの料金はいくら?|洗濯機・乾燥機・洗濯乾燥機の決まり方と、布団・毛布の目安、自宅の洗濯との比べ方

コインランドリーの料金は、機械の種類で決まり方が違います。洗濯機と洗濯乾燥機は1回ごとの料金で、容量とコースで額が変わります。乾燥機は、100円で何分使えるかの時間で決まります。
この記事では、料金の目安の幅と、衣類・毛布・布団などの額と乾燥の時間を並べます。自宅の洗濯にかかる水道代・電気代との比べ方の例と、家計簿での分け方もまとめます。
コインランドリーで布団を洗いたいのですが、いくら用意すればいいのか分かりません。乾燥機に何回お金を入れることになるのかも心配です。
料金の決まり方は、機械ごとに違う
コインランドリーにある機械は、洗濯機、乾燥機、洗濯と乾燥を1台で行う洗濯乾燥機の3つが中心です。靴を洗うスニーカーランドリーを置く店もあります。
- 洗濯機:1回ごとの料金。容量(kg)が大きい機械ほど高い
- 乾燥機:時間で払う。100円で何分使えるかが機械に書かれている
- 洗濯乾燥機:1回ごとの料金。容量のほか、羽毛布団などのコースで額が変わる
料金は店と機械で決まっていて、全国で同じではありません。使う前に、機械に貼られた料金の表と、1回に入れられる量を確かめます。
機械ごとの料金の目安
機械ごとの料金の目安の幅は、次のとおりです。店や地域で違うので、目安として見ます。

洗濯機は、5〜10kgの小さな機械で1回300〜500円、17kgを超える大きな機械で1,000〜1,500円という幅で示されています。料金には洗剤と柔軟剤が入っていて、自動で投入される機械があります。
乾燥機は、100円で6分から12分の幅です。容量の大きい乾燥機は、100円で使える時間が短く設定されていることがあります。料金は入れたお金の分だけ動き、途中で足すこともできます。
洗濯乾燥機は、1回800円から2,000円台です。洗濯機と乾燥機を別々に使うより高めですが、入れ替えの手間が無く、終わるまで店を離れられます。
乾燥機は、何分かかるか
乾燥に必要な時間は、洗う物の厚さと量で変わります。目安は次のとおりです。
- ふだんの衣類・タオル:20〜30分
- ジーンズなど厚手の物:40〜50分
- 布団・カーペット:60〜90分
100円で10分の機械なら、衣類は200〜300円、布団は600〜900円の計算です。乾燥機は、乾き具合を見ながら100円ずつ足すと、余分な時間を払わずに済みます。
洗う物ごとの料金の目安
洗濯から乾燥までの合計の目安です。量と機械の大きさで変わるので、幅で見ます。
- ふだんの衣類:500〜800円
- 毛布:1枚で1,000円前後から。大きな機械なら2〜3枚をまとめて洗えることがある
- 布団:1,000円から2,000円台。羽毛布団のコースは高めの額のことがある
- カーペット:1,500円前後
- スニーカー:300〜400円
布団を洗える機械は、中型(8〜11kg)でシングルの毛布2枚程度、特大(20〜23kg)でシングルの羽毛布団2枚程度という目安があります。機械ごとに入れられる物が書かれているので、その表示に従います。
クリーニング店に出す場合との違い
クリーニング店の料金の目安は、毛布が1枚1,000円台、敷布団・掛布団が5,000〜8,000円程度で、羽毛布団は1万円近くになる店もあります。布団はコインランドリーとの差が大きく、毛布は差が小さくなります。ダウンを店に出す料金はダウンのクリーニング料金にあります。
クリーニング店は、素材の見極めや仕上げを任せられ、集荷のある店もあります。洗えるか分からない布団や高価な羽毛布団は、店に相談する方法もあります。ワイシャツやスーツのクリーニング代の目安はクリーニング代の相場にあります。
乾燥機だけ使うと、いくらになるか
自宅の洗濯機で脱水まで済ませ、ぬれた洗濯物を持ち込んで乾燥機だけ使う方法があります。洗濯機の分がかからないので、洗濯から乾燥まで店で行う場合の半分程度が目安です。
たとえば、100円で10分の乾燥機で衣類を30分乾かせば300円です。ぬれた洗濯物は重いので、運ぶ手間と店までの距離も考えます。家の衣類乾燥機の1回の額は衣類乾燥機の電気代で出せます。
自宅で洗う場合と、どう比べるか
自宅の洗濯にかかるのは、水道代と電気代、洗剤代です。水道代は使った水の量、電気代は使った電力量(kWh)に単価を掛けて出せます。
単価は、目安として次の2つを使います。電気は、全国家庭電気製品公正取引協議会がカタログの目安に定めた1kWhあたり31円(税込)です。水は、東京都水道局が節水の試算に使う1リットルあたり0.24円(下水道料金と消費税を含む)です。

図は、水と電気の量を例として置いた計算です。自宅の洗濯だけなら1回約21円、乾燥まで自宅で行う例では約58円でした。1回の水と電気の量は、洗濯機の取扱説明書の仕様の欄に書かれています。
コインランドリーの洗濯乾燥機を1回1,200円とした例で、週1回使うと1年52回で62,400円です。自宅で乾燥まで行う例(1回57.8円)なら、52回で約3,006円です(洗剤代と本体の代金は入れていません)。
一方で、自宅の洗濯機に入らない布団や、乾燥機能の無い家での雨の日の乾燥は、自宅では代わりがききません。大物や急ぎのときだけコインランドリーを使う、という分け方があります。洗濯機の1回の電気代と水道代は洗濯機の電気代で出せます。
料金を抑える使い方
料金を抑える使い方は、次のとおりです。どれも、乾燥機の時間を短くするか、機械の数を減らすものです。
- 洗濯は自宅で済ませ、乾燥機だけ使う
- 乾燥機は短い時間から始め、乾き具合を見て足す
- 乾燥機に入れすぎない:熱風が回らず、かえって時間がかかる
- 乾いたバスタオルを一緒に入れる:水分を吸い、乾く時間が短くなることがある
- 布団や毛布は途中で裏返す:厚い物の裏側まで熱を届ける
店によっては、時間帯の割引や、専用カード・電子マネーの割引を行うところもあります。支払いは100円玉だけの店もあるので、初めての店では硬貨を用意しておきます。
使う前に確かめること
洗う前に、洋服や布団の洗濯表示(タグ)を見て、水洗いとタンブル乾燥ができるかを確かめます。羽毛を区切る縫い目(キルティング)が無い羽毛布団や、木綿・羊毛の布団は、洗えないとする店があります。
製品評価技術基盤機構(NITE)は、美容オイルや食用油が付いた衣類を洗濯して乾燥させ、洗濯かごに入れて置いておくと自然発火することを実験で確かめています(平成20年12月)。油の付いた布を乾燥機で乾かしたあとは、かごに詰めたまま置かないようにします。
コインランドリーの料金は、洗濯機と洗濯乾燥機は1回ごと、乾燥機は時間で決まります。機械の料金の表と、自分が洗う物の量と厚さが分かれば、用意する額を見込めます。
家計簿では、どこに書くか
総務省の家計調査は、コインランドリーの料金(乾燥代を含む)を「洗濯代」に入れています。洗濯代は、服や靴(被服及び履物)を洗う料金で、クリーニング代も同じ項目です。
ただし、布団や毛布の乾燥代、じゅうたんや毛布の洗濯代は、「家具・家事用品関連サービス」に分けています。国の平均と並べるときは、服の洗濯と布団の洗濯を別の行に書いておくと比べやすくなります。
洗濯代の平均は、二人以上の世帯で1年4,785円
2025年の家計調査(品目分類)では、二人以上の世帯の洗濯代は1年4,785円でした。12で割ると、1か月約399円です。
この額は、コインランドリーを使わない世帯も含めた平均で、クリーニング代も入っています。コインランドリーだけの平均ではないので、自分の家の額は、使った回数と1回の額で見ます。
よくある質問
Qコインランドリーの乾燥機は、100円で何分使えますか
目安は、100円で6分から12分の幅です。容量の大きい乾燥機は、100円で使える時間が短いことがあります。機械に書かれた時間を確かめます。
Q布団1枚を洗うと、いくらかかりますか
目安は、洗濯から乾燥までで1,000円から2,000円台です。乾燥には60〜90分かかるので、乾燥機を別に使うと、100円で10分の機械で600〜900円の計算です。
Q洗濯と乾燥を全部コインランドリーで行うと、1回いくらですか
ふだんの衣類なら、目安で500〜800円です。洗濯乾燥機は1回800円から2,000円台で、容量とコースで変わります。
Q自宅で洗うのと比べて、どれくらい違いますか
水80リットル・電気0.07kWhを使う例では、自宅の洗濯は洗剤代を除いて1回約21円です。コインランドリーの洗濯機は1回300円からなので、洗濯だけならその差は大きくなります。1回の水と電気の量は、洗濯機の取扱説明書で確かめます。
Q洗剤は持っていく必要がありますか
洗剤と柔軟剤が自動で入り、料金に含まれている機械があります。自分で入れる型の古い洗濯機を置く店もあるので、機械の表示を見ます。
Q家計簿では、何の項目に入れればいいですか
家計調査は、服のコインランドリー代を「洗濯代」に入れ、布団や毛布の乾燥代・洗濯代は「家具・家事用品関連サービス」に分けています。自分の家計簿では、服と布団を別の行にしておくと国の平均と並べやすくなります。
まとめ
- 洗濯機・洗濯乾燥機は1回ごと(容量とコース)、乾燥機は100円で何分かの時間で決まる
- 料金の目安は、洗濯機1回300円〜1,500円、乾燥機100円で6分〜12分、洗濯乾燥機1回800円から2,000円台
- 乾燥の時間は、衣類20〜30分、厚手40〜50分、布団・カーペット60〜90分
- 乾燥機だけ使えば、洗濯機の分がかからない
- 自宅の洗濯は、水0.24円/リットル・電気31円/kWhの例で1回約21円
- 家計調査では、服のコインランドリー代は「洗濯代」。2025年の二人以上の世帯の平均は1年4,785円(クリーニング代を含む)
- 使う前に、洗濯表示と機械の料金の表を確かめる
機械の料金の表と、洗う物の量と厚さが分かれば、用意するお金を見込めます。服と布団の洗濯代を別の行に書いておけば、1年でいくら使ったかも分かります。
この記事で参照した公的情報
- 家計調査 収支項目分類及びその内容例示(2025年)(691 洗濯代=「被服及び履物」に分類されるものの洗濯代・○コインランドリー(乾燥代含む。)・×布団、毛布の乾燥代→542・×じゅうたん、毛布の洗濯代→542/542 家具・家事用品関連サービス)
- 家計調査 家計収支編 2025年 二人以上の世帯 詳細結果表 第4-1表 都市階級・地方・都道府県庁所在市別1世帯当たり支出金額,購入数量及び平均価格(品目分類・全国の洗濯代の年間の支出金額4,785円・家具・家事用品関連サービス4,607円・世帯人員2.87人)
- 窓口
- 総務省統計局(政府統計の総合窓口 e-Stat)
- 確認日
- 確認先
- https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?stat_infid=000040409546
- よくある質問 Q7 カタログなどに載っている電力料金の目安単価とは何ですか(現在の目安単価は令和4年7月22日に改定された31円/kWh(税込))
- 窓口
- 公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会
- 確認日
- 確認先
- https://www.eftc.or.jp/qa/
- 水の上手な使い方(節水の試算=1リットルあたりの単価を0.24円とした場合(下水道料金及び消費税を含む))
- 美容オイル等の付着した衣類等の洗濯乾燥後の自然発火実験の概要(平成20年12月・美容オイル・食用油・動物系油の付着した肌着を洗濯・乾燥後に洗濯かごに入れて放置すると自然発火・乾燥機の槽内温度は市中のコインランドリー衣類乾燥機の温度約120℃を基に設定)
- 窓口
- 独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)
- 確認日
- 確認先
- https://www.nite.go.jp/data/000004261.pdf
