お風呂リフォームの費用相場はいくら?|ユニットバスの交換・在来工法から替える工事費込みの目安と、自分の家の総額の出し方

支出の見直し ・

お風呂のリフォームで、いまのユニットバスを新しいユニットバスに替える費用は、本体と工事費を合わせて50万〜150万円が目安とされます。幅が広いのは、選ぶユニットバスのグレードと浴室の広さで、本体の値段が大きく変わるためです。

壁や床がタイル張りの在来工法の浴室からユニットバスに替えると、床にコンクリートを打つ工事や配管の工事が加わり、70万〜200万円が目安です。浴槽やドアだけを替えるなら、数万〜50万円の範囲に収まる工事もあります。

住まいるダイヤル(公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター)のマンションの見積事例では、1216サイズのユニットバスへの交換が総計86万7,832円〜104万8,185円でした。下地の補修と運び入れの費用は、この額に入っていません。

お風呂を新しくしたいのですが、ユニットバスの交換が工事費込みでいくらになるのか分かりません。見積もりの額が高いのか安いのかも、何を比べればいいのか迷います。

工事の内容ごとの費用の目安

お風呂のリフォームを工事の内容で分け、本体と工事費を合わせた目安の幅を並べたのが次の表です。同じ工事でも、本体のグレード、浴室の広さ、家の傷み具合で額が動きます。

工事の内容 工事費込みの目安
ユニットバスを新しいユニットバスに 50万〜150万円
タイル張りの在来工法をユニットバスに 70万〜200万円
在来工法のまま作り直す 50万〜200万円以上
浴室を広げる・移す 80万〜300万円以上
浴槽だけを替える 10万〜50万円
壁・床・天井の張り替え 10万〜40万円
ドアを替える 3万〜20万円
水栓・シャワーを替える 5万〜15万円
浴室乾燥機を付ける・替える 5万〜30万円
手すりを付ける(1本) 8,000円〜10万円

表のドアと手すりの低いほうの額と、後に出てくる浴槽の素材ごとの額、浴室の広さごとの目安は、リフォームの見積もりを仲介するサービスの会社が示している額です。工事の依頼を集める側の数字なので、目安の1つにとどめます。

工事の日数は、ユニットバスどうしの交換で2〜6日、在来工法からユニットバスで4〜10日が目安とされます。在来工法のまま作り直すと2週間〜1か月かかり、その間はお風呂が使えません。浴槽だけなら1〜3日、ドアや水栓の交換は半日〜1日です。

ユニットバスを新しいユニットバスに替える

いまのユニットバスを解体して運び出し、同じ場所で新しいユニットバスを組み立てる工事です。床のコンクリートはそのまま使えるので、在来工法から替える工事より費用も日数も抑えやすくなります。

額の大部分は、ユニットバスの本体です。浴槽の保温、汚れにくい床、浴室乾燥機などの機能を足すほど本体の値段が上がります。グレードごとの目安は、後の本体のグレードの節にあります。

在来工法の浴室からユニットバスに替える

在来工法は、現場で防水をしたうえでタイルなどを張って作る浴室です。ユニットバスに替えるには、壁と床のタイルを壊してはがし、ユニットバスを水平に置くために床下にコンクリートを打ちます。

給水・給湯・排水の管も、ユニットバスの位置に合わせて引き直します。追いだきの配管や、給湯器の取り替えが一緒になると、その分も加わります。

追いだきを付けるだけなら2万〜4万円が目安とされますが、給湯器から替えるとその額では済みません。給湯器だけの費用は給湯器の交換費用にあります。

戸建ての在来工法の浴室では、長く湿気を受けた土台や柱が傷んでいることがあり、解体してから補修の工事が加わることがあります。見積もりの額だけで予算を決めず、余裕をみておきます。

浴槽やドアなど、一部だけを替える

浴槽だけの交換は、床の上に置いた据え置き型の浴槽なら、浴室を壊さずにできる場合があります。床に埋め込んだ浴槽や、浴室と一体になったユニットバスでは、浴槽だけを替えられず、浴室ごとの交換になることがあります。

浴槽の素材でも額が変わり、繊維強化プラスチック(FRP)は5万〜35万円、人工大理石は10万〜120万円、ホーローは16万〜30万円、木の浴槽は18万〜120万円が目安とされます。素材ごとの幅には、工事費を含みます。

壁・床・天井は、いまのタイルの上に浴室用のシートやパネルを張る方法なら、壊す工事が要らず1〜2日で済むとされます。ドアは、いまの枠を残して新しい扉を付ける方法なら、壁を壊さずに1日で替えられます。

手すりや浴室乾燥機を付ける

浴室の手すりは、洗い場で立ったり座ったり、浴槽をまたいだりするときに使います。住まいるダイヤルの戸建ての見積事例では、縦のⅠ型とL型を1本ずつ付けて総計5万8,860円でした。壁の下地の補強と防水、養生の費用は別です。

浴室乾燥機は、換気扇の位置に付ける型などがあり、新しく付けるときは専用の電気の配線が要ることがあります。使うときの電気代は浴室乾燥機の電気代にまとめています。

費用を分けるのは、本体のグレードと浴室の広さ

ユニットバスの交換の額は、本体の値段で大きく決まります。本体の値段は、グレードと広さ(サイズ)の2つで変わります。

本体のグレード

ユニットバスは、基本の機能の普及グレード、断熱や掃除のしやすさを高めた中くらいのグレード、素材や機能に凝った上位のグレードに分かれます。工事費込みの目安は次のとおりです。

  • 普及グレード:60万〜100万円
  • 中くらいのグレード:100万〜150万円
  • 上位のグレード:150万円から

中くらいのグレードから普及グレードに1つ下げると、10万〜30万円下がるとされます。上位のグレードには、本体だけで200万円を超えるものもあります。

浴室の広さと、サイズの表示

ユニットバスの広さは「1216」のような4桁の数字で表され、前の2桁が幅、後ろの2桁が奥行きを10cm単位で示します。1216なら幅120cm・奥行き160cmで、1616は幅も奥行きも160cmです。

自分の家のサイズは、浴室の内側の幅と奥行きを測ると見当がつきます。ユニットバスを中くらいのグレードに替える場合の、広さごとの目安は次のとおりです。

サイズの表示(浴室の広さ) 工事費込みの目安
1216・1317(0.75坪) 65万〜85万円
1616・1717(1坪) 70万〜90万円
1620(1.25坪) 75万〜95万円
1624(1.5坪) 85万〜105万円

0.75坪の1216と、1.5坪の1624の間では、目安に20万円ほどの差があります。いまより広いサイズに替えるときは、壁を動かす工事が加わることがあり、浴室を広げる・移す工事の額に近づきます。

マンションと戸建て

マンションの浴室は、サイズがある程度そろっていて、選べる商品が限られることがあります。管理規約で、工事の届け出や工事の時間、共用の廊下やエレベーターの養生が決められていることがあり、その費用もかかります。

戸建ては、サイズを変えたり窓を替えたりしやすい一方で、解体してから土台の補修が要ることがあります。在来工法のまま作り直す選択肢も残ります。

見積書の内訳を、公的な見積事例で見る

住まいるダイヤルは、マンションの見積事例として、ユニットバスを新しくする工事の項目ごとの額を載せています。この事例は、1216サイズで普及品程度のユニットバスに替え、給水・給湯・排水の管はいまのものを使うものです。

運び入れて組み立てるために、浴室の仕切りの壁を一部壊し、入口の枠を作り直す工事も入っています。項目ごとに、材料費か手間(工賃)か、その両方かが書き分けられています。

住まいるダイヤルのマンションの見積事例(システムバスを新しくする)の内訳の図。養生1万1,102〜1万5,054円、解体と撤去6万2,089〜8万4,192円、入口の枠と壁の補修4万6,464〜6万3,005円、ユニットバスの本体47万7,012〜53万6,956円、組み立てと据え付け9万1,283〜12万3,780円、配管の接続1万3,644〜1万7,900円、電気2万1,600〜3万2,600円、諸経費(工事費の合計の20%)14万4,639〜17万4,697円で、総計86万7,832〜104万8,185円

図に並べたのは、この事例の項目ごとの額です。資材のグレードや事業者の仕入れ値で額は変わるため、住まいるダイヤルはこの額を参考のめやすとしています。

ユニットバスの本体は47万7,012円〜53万6,956円で、総計の約5割です。本体のグレードを変えると、この行が動き、総計も大きく動きます。諸経費は工事費の合計の20%で置かれていて、この置き方は施工会社によって違います。

在来工法から替える戸建ての事例

同じ住まいるダイヤルの戸建ての見積事例は、タイル張りの在来工法の浴室を1216サイズのユニットバスに替え、ガス給湯器も取り替えるもので、総計129万8,994円〜154万8,987円です。ユニットバスの本体の額は、マンションの事例と同じです。

この事例には、マンションの事例にない工事が入っています。主なものは、タイルの床と壁をはがす工事(3万8,942円〜4万1,511円)、床下のコンクリート(1万9,049円〜2万9,749円)、管を引き直す工事と追いだきの配管(8万302円〜10万1,985円)です。

ガス給湯器の工事(27万9,060円〜32万2,207円)を除いて、諸経費の20%を掛け直すと、約96万〜116万円になります。給湯器を替えないなら、この額が在来工法から替える工事の見当になります。

見積もりに入っていない費用

住まいるダイヤルの見積事例には、下地の補修の工事と、大きな設備を運ぶ・運び入れる費用が入っていません。どちらも家の広さや傷み、敷地の状況で額が大きく変わるためです。

マンションの事例では、浴室乾燥機などの専用の電源を新しく引く工事も別です。住まいるダイヤルは、解体して初めて分かることへの対応を、契約のときに決めておくことが大事だとしています。

自分の家の総額を出す

総額は「本体+解体と撤去+床や管・電気の工事+組み立て+入口と壁の補修+諸経費」で出します。見積もりを頼む前に、自分の家で次を見ておくと、どの工事が要るかの見当がつきます。

  • いまの浴室の作り:壁や床がタイルなら在来工法で、床のコンクリートの工事が加わる
  • 浴室の内側の幅と奥行き:サイズの表示(1216など)を出す
  • 浴槽の置き方:置いてあるだけか、床に埋め込んであるか
  • 追いだきと給湯器:追いだきを足すか、給湯器も古くなっていないか
  • 浴室乾燥機の電源:付けるなら、専用の配線が要るか
  • 窓とドア:替えるか、そのまま使うか
  • 床や壁の傷み:水が漏れた跡や、ドアの下の木の傷みがないか
  • 住まいの形:マンションなら、管理規約に浴室の工事の決まりがないか

例として、戸建ての在来工法の浴室を1坪のユニットバスに替える場合を置きます。本体50万円、解体と床のコンクリート10万円、管と電気12万円、組み立て10万円、入口と壁の補修6万円で、工事費は88万円です。

諸経費を工事費の15%と置くと13万2,000円で、総額は101万2,000円です(金額は例)。見積書の総額がこの式の額と大きく違うときは、どの項目で差が出ているかを聞き、同じ項目どうしを並べて比べます。

見積もりで確かめること

見積書の比べ方について、住まいるダイヤルの「リフォーム見積書セルフチェックのポイント」は、何社かの見積書を並べた表を作り、場所・数量・仕様・単価を照らし合わせるよう勧めています。お風呂の見積書で見るのは次の点です。

  • ユニットバスの型番とサイズ:グレードと、1216などのサイズが書かれているか
  • 「一式」の項目:解体や設備の工事が一式だけなら、中身を出してもらう
  • 床のコンクリートと管の工事:在来工法から替えるとき、入っているか
  • 入っていない費用:運び入れ、下地の補修、廃材の処分、専用の電源
  • 解体して傷みが見つかったとき:補修の額の決め方を、契約の前に決める
  • 工事の日数:お風呂が使えない日数と、その間の入浴の手立て
  • 保証:工事の保証の期間と、ユニットバスの本体の保証

契約を結んだ後は見積書の額を動かせないので、分からない所は契約の前に聞いて埋めておくよう、住まいるダイヤルは呼びかけています。ほかより目立って安い見積もりは、工事の範囲に抜けがないかを確かめます。

契約の前の見積書を、無料で見てもらえる

住まいるダイヤルの「リフォーム見積チェックサービス」は、これから契約する人の契約前の見積書を無料で確かめるものです。回答は建築士の相談員が電話で行います。

ウェブで申し込むと、予約の日時は、登録した時点から最短で14日後以降の、対応できる日時から選びます。電話で申し込んで、見積書を郵送する方法もあります。

電話の相談窓口は03-3556-5147で、受け付けは10時〜17時です(土日祝休日・年末年始は休み)。固定電話なら、どこからかけても市内通話の料金で済みます(一部のサービスを除く)。

費用を抑えるには

工事費込みの額で下げやすいのは、ユニットバスの本体です。グレードを1つ下げる、使わない機能を付けない、という選び方で本体の値段が下がります。

在来工法からの交換は、床と管の工事が加わる分だけ、ユニットバスどうしより高くなります。トイレや台所、洗面所も古くなっているなら、同じときに工事をすると、運ぶ費用や諸経費をまとめられることがあります。トイレと台所の費用はトイレリフォームの費用とキッチンリフォームの費用にあります。

使える補助と控除

お風呂の工事に使える制度には、介護保険、国の補助、市区町村の補助、所得税の控除があります。どれも工事の前に条件と申請の順番を確かめ、契約や着工の時期を合わせる必要があります。

介護保険の住宅改修で、手すりや段差を直す

要介護や要支援の認定を受けた人の住まいでは、浴室の工事のうち4種類が介護保険の住宅改修の対象になります。手すりの取付け、浴室の床のかさ上げなどの段差の解消、滑りにくい床材への変更、引き戸などへの扉の取替えです。

床のかさ上げに伴う給水と排水の工事や、手すりを付けるための壁の下地の補強も対象です。一方で、浴室にすのこを置くだけの段差の解消は、住宅改修ではなく福祉用具の扱いになります。

厚生労働省の概要によると、支給限度基準額は20万円で、その範囲の工事費の原則9割(18万円まで・所得によって8割か7割)が保険から出ます。申請は着工の前に市区町村へ出し、完成後に領収書などを出すのが原則で、やむを得ない事情があるときは完成後の申請も認められます。

ユニットバスや浴槽の交換そのものは、この通知の工事の種類に挙がっていないので、対象になるのは手すりや段差などにあたる部分です。申請に要る書類と、ケアマネジャーなどが書く理由書は介護保険の住宅改修とはにまとめています。

国の補助は、居室の断熱の工事とあわせるとき

国土交通省のみらいエコ住宅2026事業のリフォームでは、高断熱浴槽の設置が補助の対象の工事に入っていて、補助額は1戸48,000円です。節湯水栓は1か所9,000円で、手すりや段差の解消などのバリアフリー改修も対象の工事のメニューにあります。

ただし補助を受けるには、平成28年12月31日以前に建てた住宅などで、居間や寝室など外に面した窓のある1つの居室で、断熱の工事(要件化工事)を行うことが要件です。浴室は居室に入らないので、お風呂の工事だけでは受けられません。

申請は、事務局に登録した事業者(みらいエコ住宅事業者)が行います。工事の着手は2025年11月28日から遅くとも2026年12月31日まで、交付申請の予約は遅くとも2026年11月16日までで、予算の上限に達すると早く締め切られます。

補助の対象は、事務局に登録された型番の製品を使った工事だけです。自分で買った浴槽などの取り付けだけを頼む工事は対象外で、工事の前と後の写真も要ります。

市区町村の補助は、住む所の制度を探す

住んでいる市区町村がリフォームに補助を出していないかは、一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会の「地方公共団体における住宅リフォーム支援制度検索サイト」で、地域と工事の内容から調べられます。制度があるか、どの工事が対象か、いつ申請するかは、市区町村ごとに違います。

バリアフリーの浴室の工事には、所得税の控除がある

国税庁の案内では、浴槽をまたぐ高さの低いものに替える工事、浴室を広げる工事、浴槽の出入りを助ける固定の台や、体を洗いやすい水栓を付ける工事が、バリアフリー改修工事に挙がっています。浴室の手すりや段差の解消、滑りにくい床材への取り替えも入ります。

50歳以上の人や、要介護・要支援の認定を受けた人などが自分の持ち家で行うと、所得税の控除を受けられることがあります。住まいるダイヤルの戸建ての見積事例では、浴槽をまたぎやすい高さに替える工事が総計29万1,951円〜36万1,835円でした。

ただし、補助金などを差し引いた標準的な費用の額が50万円を超えることが要件です。この額は工事の種類ごとに決まった単価から出す額で、建築士などが出す「増改築等工事証明書」で確かめられます。控除を受けるには、この証明書などを付けて確定申告をし、分からない点は所轄の税務署で確かめます。

マンションと賃貸のとき

マンションの浴室の中は自分の専有部分でも、管理規約で、工事の届け出、工事のできる時間、床材の遮音の等級などが決められていることがあります。排水の管は建物全体につながっているので、管理規約で浴室の場所を動かす工事を認めていないことがあります。

賃貸の部屋のお風呂は、自分の判断で替えられず、大家か管理会社の許可が要ります。民法 第606条は、借りた物を使うために必要な修繕を貸す側の義務とし、借りる側の責任で壊れたときを除いています。

浴槽が割れた、給湯が出ないといった故障なら、業者を呼ぶ前に大家か管理会社に知らせます。自分の希望で設備を良くするときは、費用の分け方と、退去のときに元に戻すかどうかを書面で決めておきます。

払った月の家計簿の書き方

お風呂の工事の代金は、支払った月の支出として、「住まいの修繕」のような項目を立てて書きます。契約のとき・着工のとき・完成のときに分けて払う契約なら、払った月ごとに分けて書くと、毎月の出入りと合います。

介護保険の住宅改修を、いったん全額を払ってあとで保険の分を受け取る形で使うなら、全額を払った日と、保険の分が入金された日に分けて書きます。国や市区町村の補助も、入金された月に書くと、手元から実際に出たお金が分かります。

よくある質問

Q工事の間、お風呂に入れますか

ユニットバスの交換や在来工法からの交換では、工事の間はお風呂が使えません。近くの銭湯やスポーツ施設のシャワーを使う、親族の家で借りる、短い間なら体をふくシートで済ませる、といった手立てを先に決めておきます。

Q見積もりだけ頼んでもいいですか

現地を見て見積もりを無料で出す会社があり、見積もりを見てから契約するかを決められます。1社だけでは額の妥当さが分からないので、同じ工事の内容で複数の会社に頼み、同じ項目どうしを並べます。

まとめ

  • ユニットバスを新しいユニットバスに替えるなら工事費込みで50万〜150万円、在来工法から替えると70万〜200万円が目安とされる
  • 浴槽だけは10万〜50万円、壁・床・天井は10万〜40万円、ドアは3万〜20万円が目安
  • 額の差は本体のグレードと浴室の広さで大きく出て、サイズは「1216」のような4桁の数字で見る
  • 住まいるダイヤルのマンションの見積事例(1216サイズへの交換)は、総計86万7,832円〜104万8,185円で、本体が約5割
  • 在来工法からの交換は、タイルをはがす工事・床のコンクリート・管の引き直しが加わる
  • 要介護・要支援の人の手すりや段差の解消は介護保険の住宅改修の対象で、工事の前に申請する
  • 国の高断熱浴槽の補助は、居室の断熱の工事とあわせるときだけで、お風呂の工事だけでは受けられない
  • 賃貸のお風呂は大家か管理会社の許可が要り、壊れたときはまず知らせる

この記事で参照した公的情報

  1. 見積事例(マンション)「システムバスを新しくする」(1216サイズのシステムバスに交換・給水・給湯・排水設備は既存使用・搬入と組立てのため浴室仕切り壁を一部解体/養生費11,102〜15,054円・解体工事小計62,089〜84,192円・木工事小計46,464〜63,005円・システムバス477,012〜536,956円・組立て・据付け91,283〜123,780円・配管繋ぎ13,644〜17,900円・電気工事21,600〜32,600円・合計723,194〜873,487円・諸経費(工事費合計の20%)144,639〜174,697円・総計867,832〜1,048,185円/浴室換気暖房乾燥機などの専用電源新設は別途・下地補修工事と大型設備の運搬搬入費は含まない・解体して初めて判明するような予測不能な場合への対応方法等を約定しておくことが重要・積算資料ポケット版を参考に作成・普及品程度を想定・金額はあくまで参考、めやす)
    窓口
    公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター(住まいるダイヤル)
    確認日
    確認先
    https://www.chord.or.jp/reform/mansion02_03.html
  2. 見積事例(戸建)「在来工法の浴室をシステムバスにする」(タイル張りと浴槽の在来工法の浴室を1216サイズのシステムバスに変更・ガス給湯器も取り替える/解体工事小計56,623〜65,487円(既存床・壁はつり38,942〜41,511円を含む)・コンクリート土間打設19,049〜29,749円・給排水設備工事小計80,302〜101,985円(給水・給湯・排水管切回し・追焚き配管・壁貫通)・ガス工事小計279,060〜322,207円・合計1,082,495〜1,290,823円・諸経費216,499〜258,165円・総計1,298,994〜1,548,987円)
    窓口
    公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター(住まいるダイヤル)
    確認日
    確認先
    https://www.chord.or.jp/reform/house05_01.html
  3. 見積事例(戸建)「浴槽をまたぎやすい高さに変更する」(既存の浴槽を撤去し床をかさ上げして洗い場床と浴槽の底との段差250㎜を150㎜に改修・排水ピット設置・総計291,951〜361,835円)
    窓口
    公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター(住まいるダイヤル)
    確認日
    確認先
    https://www.chord.or.jp/reform/house05_02.html
  4. 見積事例(戸建)「浴室に手すり(Ⅰ型・L型)を取り付ける」(Ⅰ型手すり10,400円+取付け7,350円・L型手すり20,300円+取付け11,000円・合計49,050円・諸経費9,810円・総計58,860円/下地材補強・防水処置の費用、養生費は別途)
    窓口
    公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター(住まいるダイヤル)
    確認日
    確認先
    https://www.chord.or.jp/reform/house11_02.html
  5. リフォーム見積書セルフチェックのポイント(ポイント1=複数の見積書を取り比較表をつくる/ポイント3=工事箇所・数量・仕様や単価を確認・記載漏れ/ポイント6=工事範囲の再確認・追加工事が発生した場合について事前に打ち合わせ/ポイント7=見積書の金額は契約後には変えられない・契約時には曖昧な部分を残さない)
    窓口
    公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター(住まいるダイヤル)
    確認日
    確認先
    https://www.chord.or.jp/reform/basic_knowledge/index.html
  6. リフォームの見積書に関する相談(リフォーム見積チェックサービス(無料)=これから契約を予定している消費者の契約前の見積書を確認・回答は電話のみで建築士の相談員が担当・ウェブの申込みでは予約は登録時点から最短で14日後以降・電話の申込みでは見積書を郵送/電話相談 03-3556-5147 10時〜17時(土日祝休日・年末年始を除く))
    窓口
    公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター(住まいるダイヤル)
    確認日
    確認先
    https://www.chord.or.jp/reform/index.html
  7. 介護保険制度における住宅改修の概要(支給限度基準額は生涯20万円で要支援・要介護区分にかかわらず定額・保険給付は原則9割で上限18万円、所得に応じて8割・7割・事前に市町村へ申請し工事完成後に領収書等を提出・やむを得ない事情がある場合には工事完成後に申請も可能)
    窓口
    厚生労働省
    確認日
    確認先
    https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001016043.pdf
  8. 介護保険の給付対象となる福祉用具及び住宅改修の取扱いについて(平成12年1月31日 老企第34号)第二 住宅改修((1)手すりの取付け=廊下、便所、浴室、玄関等・(2)段差の解消=浴室の床のかさ上げ等、浴室内すのこを置くことによる段差の解消は除く・(3)浴室においては床材の滑りにくいものへの変更・(4)引き戸等への扉の取替え・(6)浴室の床の段差解消に伴う給排水設備工事、手すりの取付けのための壁の下地補強)
    窓口
    厚生労働省
    確認日
    確認先
    https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=00ta4381&dataType=1&pageNo=1
  9. みらいエコ住宅2026事業 対象要件の詳細【リフォーム】(みらいエコ住宅事業者と工事請負契約を結ぶ住宅の所有者等・平成28年12月31日以前に新築された住宅・工事着手は2025年11月28日〜遅くとも2026年12月31日(予算上限に達した場合は当該時点まで)・外皮に面する開口部を有する1つの居室で行う要件化工事が必要・トイレ、浴室、洗面室などは居室に該当しない・補助対象工事にエコ住宅設備の設置(高断熱浴槽・節湯水栓など)とバリアフリー改修・施主支給や材工分離による工事は対象外・交付申請の予約は遅くとも2026年11月16日まで・交付申請は遅くとも2026年12月31日まで)
    窓口
    国土交通省(みらいエコ住宅2026事業 事務局)
    確認日
    確認先
    https://mirai-eco2026.mlit.go.jp/reform/
  10. みらいエコ住宅2026事業 リフォーム エコ住宅設備の設置(高断熱浴槽=JIS A5532:2011 の「高断熱浴槽」と同等以上・48,000円/戸・節湯水栓=9,000円/箇所・事務局に登録された型番の製品を使用した工事のみ・工事前後の写真)
    窓口
    国土交通省(みらいエコ住宅2026事業 事務局)
    確認日
    確認先
    https://mirai-eco2026.mlit.go.jp/reform/point3-2.html
  11. 地方公共団体における住宅リフォーム支援制度検索サイト
    窓口
    一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会
    確認日
    確認先
    https://www.j-reform.com/reform-support/
  12. No.1220 バリアフリー改修工事をした場合(住宅特定改修特別税額控除)(自己が所有する居住用家屋・令和10年12月31日までに居住の用に供する・特定個人=50歳以上・要介護または要支援の認定・障害者・高齢者等である親族と同居・浴室を改良する工事=浴室の床面積を増加させる工事、浴槽をまたぎ高さの低いものに取り替える工事、固定式の移乗台等を設置する工事、身体の洗浄を容易にする水栓器具の設置・取替え・浴室の手すり・段差の解消・滑りにくい床材・補助金等の交付を受ける場合はその額を控除した標準的な費用の額が50万円を超えること・控除額=A×10%+B×5%・控除対象限度額200万円)
    窓口
    国税庁
    確認日
    確認先
    https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1220.htm
  13. 租税特別措置法 第41条の19の3(住宅特定改修特別税額控除・高齢者等居住改修工事等の標準的な費用の額が五十万円を超えるもの)/2030-01-01 施行の版まで「五十万円」の要件は今の版(2026-10-01 施行)と同じ(2026-10-15 に e-Gov の版一覧と各版の条文で確認)
    窓口
    e-Gov 法令検索(デジタル庁)
    確認日
    確認先
    https://laws.e-gov.go.jp/law/332AC0000000026
  14. 民法 第606条第1項(賃貸人は、賃貸物の使用及び収益に必要な修繕をする義務を負う。ただし、賃借人の責めに帰すべき事由によってその修繕が必要となったときは、この限りでない)
    窓口
    e-Gov 法令検索(デジタル庁)
    確認日
    確認先
    https://laws.e-gov.go.jp/law/129AC0000000089

この記事を書いているのは

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