ゴルフ1回の費用はいくら?|コースの1ラウンドと練習場の料金を国の統計で見る、ゴルフ場利用税、1回にかかるほかのお金、1か月と1年の額、家計簿での書き方

ゴルフ1回の費用は、コースを回るのか練習場で打つのかで大きく違います。国の統計で見ると、2026年9月の東京都区部の欄では、平日にセルフで18ホールを回る料金が13,737円、練習場で150球を打つ料金が3,084円です。
この記事では、国の統計の額と、民間の調査や相場で見る1回の額を並べます。ゴルフ場利用税のしくみ、プレー料金のほかにかかるお金、練習場とレッスンの料金、1か月と1年の額の出し方、家計簿での書き方もまとめます。
ゴルフに誘われましたが、1回行くといくらになるのかが分かりません。続けたときに1か月や1年でいくら用意すればいいのかも見えません。
国の統計で見るゴルフ1回の料金
総務省の小売物価統計調査は、条件を決めた品目の値段を毎月集めている国の統計です。ゴルフは、コースを回る「ゴルフプレー料金」と、練習場の「ゴルフ練習料金」の2つが調べる品目です。

小売物価統計調査では、2026年9月の東京都区部の欄のゴルフプレー料金は1人13,737円、ゴルフ練習料金は1回3,084円でした。1年前の2025年9月の調べでは、プレー料金13,550円、練習料金3,073円です。
プレー料金の額には条件があります。会員制のゴルフ場をビジターとして平日にセルフで回る、18ホールのグリーンフィとゴルフ場利用税の合計です。カートやロッカーなどの利用料は入っていません。ゴルフ場の料金は、都道府県の全域で調べる品目です。
練習料金の額は、平日の一般の料金で、入場料とボール150球分を打った料金の合計です。150球で3,084円なら、1球あたり約21円になります。
プレー料金は、月によって変わる
同じ表で2025年9月から2026年9月までを見ると、ゴルフプレー料金は、2026年8月の12,730円から、2026年4月と5月の15,687円まで動いています。同じ条件の料金でも、安い月と高い月で2,957円の差があります。
プレー料金は、平日は割安、休日は割高で、季節によっても変わるとされます。統計の額は平日の料金なので、土日や祝日に回るなら、行くゴルフ場の料金表で休日の額を確かめます。
民間の調査と相場で見る1ラウンドの額
株式会社グラファイトデザインの「ゴルファーの意識・実態調査2026」は、2026年2月に全国の20〜69歳で年1回以上コースに出る1,000人に聞いた調査です。1ラウンドにかけることが多い費用の平均は17,941円でした。
同じ調査の平均は、2024年14,831円、2025年16,820円、2026年17,941円と上がっています。答えは「1万〜1万5,000円未満」が25.7%、「2万〜3万円未満」が18.8%でした。
18ホールを1回回る料金の相場は、5,000〜1万5,000円とされます。ゴルフ場によって料金はまちまちで、平日か休日か、季節で額が変わります。調査の平均は、この幅の上の端を超えています。
ゴルフ場利用税は、1人1日800円が標準
ゴルフ場利用税は、ゴルフ場を使った日ごとに、ゴルフ場のある都道府県が利用者にかける税です(地方税法 第75条)。統計のプレー料金の額にも、この税が含まれています。行くゴルフ場の料金表でも、税が含まれた額かを見ておきます。
地方税法 第76条は、税率の標準を1人1日800円と決めています。都道府県が標準より高くするときも、1,200円を超えることはできません。ゴルフ場の整備の状況などに応じて、ゴルフ場ごとに税率に差を設けることもできます。
次の人がゴルフ場を使うときは、ゴルフ場利用税がかかりません(地方税法 第75条の2・第75条の3)。年齢などは、その人であることを証明する場合に限ります。
- 18歳未満の人
- 70歳以上の人
- 障害者(地方税法で決まる範囲の人)
- 国民スポーツ大会のゴルフ競技に出る選手(競技と公式の練習のときで、都道府県知事か教育委員会が証明する場合)
- 学校の教育活動でゴルフをする学生・生徒・児童と引率の教員(学長や校長が証明する場合)
1回にかかる、プレー料金のほかのお金
コースを回る日は、プレー料金のほかにもお金がかかります。ゴルフ場までの高速代金やガソリン代、キャディバッグの送料なども考えておきます。
- カートやロッカーの利用料:統計のプレー料金には入っていない。料金表で含まれるかを見る
- ゴルフ場までの交通費:車なら高速代とガソリン代、電車ならその運賃
- キャディバッグの送料:送って行く場合にかかる
- ボール・ティー・グローブ:なくしたり傷んだりする消耗品
車で行くときのガソリン代の出し方は、ガソリン代の平均にあります。1回の費用は、プレー料金にこうしたお金を足して見ると、実際に財布から出る額に近くなります。
練習場とレッスンの料金
練習場の料金のしくみは、1時間打ち放題などの時間で払う形と、1球ごとに払う形があります。目安は、時間で払う形で1時間1,000〜3,000円、1球ごとなら1球10〜20円です。地方と都市部、平日と休日でも料金に差があります。
練習場の利用料は1回1,000〜5,000円程度という目安もあります。打席料と照明の料金、ボールの代金を足して払う練習場もあるので、料金表で何が含まれるかを見ます。早朝や深夜の時間帯は、値段を安くしている場合もあります。
練習場では、クラブやグローブを借りられるところがあります。クラブやグローブは数千円程度で借りられるとされ、道具を買わずに練習から始められます。
レッスンの料金は、個人レッスンが1回5,000円、グループレッスンが月1万〜1万5,000円程度がひとつの目安です。回数や形でまちまちなので、受ける前に料金表と回数を確かめます。
1か月と1年でいくらになるか
1年の額は、コースに出る回数と練習場に行く回数を決めれば出せます。1か月の額は、1年の額を12で割ると、季節で行く回数が違っても平らにして見られます。

図は、東京都区部の欄の統計の額を単価にした例です。コースを年6回回ると82,422円、練習場に月2回行くと1年74,016円で、合わせて1年156,438円、1か月約13,037円です。交通費や消耗品は、この額に入っていません。
グラファイトデザインの同じ調査では、ゴルフ練習場代として1年にかけている費用の平均は52,720円でした。2024年38,563円、2025年49,178円から上がっています。
始めるときの道具の費用
コースに出るには、クラブなどの道具をそろえる必要があります。目安は、初心者向けのクラブセットが2万〜10万円程度や3万〜10万円、道具をひととおりそろえて4万〜15万円程度です。
キャディバッグの付いたクラブセットなら、別に買う必要はありません。中古品を買う、知り合いに譲ってもらう、なくしやすいボールは安いロストボールを使うといった方法で、道具の費用を抑えられます。道具ごとの額と最初にそろえる物はゴルフを始める道具の費用にあります。
費用を抑える方法
ゴルフの費用を抑える方法は次のとおりです。
- 平日に回る・練習する:プレー料金は平日が割安、休日が割高とされ、練習場も平日と休日で料金が違う
- 練習場の安い時間帯を使う:早朝や深夜に値段を安くしている練習場がある
- 家で練習する:素振りやパターマットを使った練習なら、練習場の料金がかからない
- 道具は中古やセールで:必要なクラブから始め、上達に合わせて足していく
家計簿では、どこに書くか
総務省の家計調査は、コースのプレー料金と練習場の料金を、同じ「ゴルフプレー料金」に入れています。ゴルフコンペ代、ゴルフ場利用税、ゴルフクラブの入会金や年会費、練習場のプリペイドカード代もここです。教養娯楽の中の項目です。
家計調査(2025年)で、二人以上の世帯がゴルフプレー料金に使った額は年間10,221円です。勤労者世帯に限ると、ゴルフプレー料金は年間8,466円でした。どちらも、ゴルフをしない世帯を含めた平均です。
クラブやゴルフバッグは「ゴルフ用具」という別の項目で、二人以上の世帯で年間1,619円です。ゴルフ会員権は、消費支出ではなく「実支出以外の支払」に分けています。家計簿では、プレーと練習の料金を「楽しみ」の行に入れる置き方があり、決め方は家計簿の項目の決め方にあります。
コースに出る回数と練習場に行く回数を決めれば、ゴルフの1年の額が出ます。交通費を別の行にしておけば、1回に実際にいくらかかったかも見えます。
よくある質問
Qゴルフ1回(1ラウンド)の費用はいくらですか
小売物価統計調査では、2026年9月の東京都区部の欄のゴルフプレー料金は13,737円です。平日・セルフ・18ホールのグリーンフィとゴルフ場利用税の合計で、休日や季節で額が変わります。
Q打ちっぱなしの練習場は1回いくらですか
国の統計では、2026年9月の東京都区部の欄で、平日に150球を打つ料金が3,084円です。目安は、時間で払う形で1時間1,000〜3,000円、1球ごとなら1球10〜20円です。
Qゴルフ場利用税はいくらですか
地方税法は、標準の税率を1人1日800円と決めています。都道府県が高くするときも1,200円までで、ゴルフ場ごとに差を設けることもできます。18歳未満と70歳以上の人などは、証明すればかかりません。
Q1か月にいくらくらい見ておけばいいですか
回る回数と練習する回数で変わります。統計の額で、コース年6回と練習場月2回なら1年156,438円、1か月約13,037円です。交通費や消耗品は別にかかります。
Q家計簿では、何の項目に入れればいいですか
家計調査では、コースと練習場の料金はどちらも「ゴルフプレー料金」で、教養娯楽の1つです。クラブやバッグは「ゴルフ用具」という別の項目になります。
まとめ
- 小売物価統計調査では、2026年9月の東京都区部の欄のゴルフプレー料金は13,737円、ゴルフ練習料金は3,084円
- プレー料金の額は、平日・セルフ・18ホールのグリーンフィとゴルフ場利用税の合計で、カートやロッカーの料金は除く
- 民間の調査では、1ラウンドにかけることが多い費用の平均は17,941円(2026年)
- ゴルフ場利用税の標準の税率は1人1日800円。18歳未満と70歳以上の人などはかからない
- 1回の費用には、交通費や消耗品も足して見る
- 1年の額は、コースと練習場の回数に1回の額を掛けて出す
コースと練習場の1回の額に回数を掛ければ、ゴルフの1年の額が見えます。プレー料金と交通費を分けて書いておけば、どこを減らせるかも分かります。
この記事で参照した公的情報
- 小売物価統計調査(動向編)第2表 主要品目の東京都区部小売価格【2025年9月~2026年9月】(「8001 PTA会費(小学校)」~「9951 学童保育料」の表・銘柄符号9357 ゴルフプレー料金 1人 2025年9月13,550円・2026年8月12,730円・2026年9月13,737円/9353 ゴルフ練習料金 1回 2025年9月3,073円・2026年9月3,084円)
- 窓口
- 総務省統計局(政府統計の総合窓口 e-Stat)
- 確認日
- 確認先
- https://www.e-stat.go.jp/stat-search/file-download?statInfId=000040510348&fileKind=0
- 小売物価統計調査(動向編)調査品目及び基本銘柄(2026年10月調査)(9357 ゴルフプレー料金=メンバーシップゴルフ場,ビジター料金,平日,セルフプレー,1ラウンド(18ホール)のグリーンフィとゴルフ場利用税の合計額,カートやロッカーなどの利用料は除く・都道府県全域において調査する品目/9353 ゴルフ練習料金=平日,一般料金,入場料とボール150個分を練習した料金の合計額)
- 地方税法 第75条(ゴルフ場利用税の納税義務者等)・第75条の2(年少者等の非課税)・第75条の3(国民スポーツ大会等の非課税)・第76条(税率=標準税率1人1日800円・超える場合も1,200円まで・ゴルフ場の整備の状況等に応じた差等)
- 窓口
- e-Gov法令検索(総務省所管)
- 確認日
- 確認先
- https://laws.e-gov.go.jp/law/325AC0000000226
- 家計調査 家計収支編 2025年 第4-1表 都市階級・地方・都道府県庁所在市別1世帯当たり支出金額,購入数量及び平均価格(品目分類・全国・二人以上の世帯のゴルフプレー料金10,221円・ゴルフ用具1,619円/二人以上の世帯のうち勤労者世帯のゴルフプレー料金8,466円)
- 窓口
- 総務省統計局(政府統計の総合窓口 e-Stat)
- 確認日
- 確認先
- https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?stat_infid=000040409546
- 家計調査 収支項目分類及びその内容例示(2025年)(877 ゴルフプレー料金=練習場での料金を含む・用具レンタル料込みを含む・○ゴルフプレー代 ゴルフコンペ代・○ゴルフ場利用税 ゴルフクラブ入会金・年会費・○ゴルフ練習料金 練習場プリペイドカード代 回数券・×ゴルフ会員権→089・×パターゴルフプレー代→881/832 ゴルフ用具)
