カラオケの料金の相場は1時間いくら?|30分の室料・ワンドリンク・フリータイム、昼と夜・平日と休日の差、1人の額の出し方、家計簿での書き方

カラオケの料金は、総務省の小売物価統計調査のカラオケルーム使用料で、東京都区部で平日の夜に1時間歌う、会員ではない人の1人あたりの料金が1,194円です(2026年9月・飲食代を除く)。料金は1人ずつかかるので、人数分を足すと部屋全体の額になります。
30分の室料は、店ごとの料金の目安で、平日の昼が100〜400円程度、夜や週末が300〜1,000円程度です。上の統計の額とは別の目安で、店によって幅があります。ワンドリンク制の店では、室料のほかに1人1杯以上の飲み物の代金が加わります。
ひとりで行く場合は、1人だけの利用に料金を足す店や、フリータイムを使えない時間がある店があります。下の節では、昼と夜・平日と休日の差、フリータイムとの比べ方、1人の額の出し方、家計簿での書き方をまとめます。
友達とカラオケに行くのですが、1人いくら用意すればいいのか分かりません。フリータイムにしたほうが安いのかも迷います。
カラオケの料金は、何で決まるか
カラオケの店で払うお金は、部屋を使う室料と、飲み物や料理の代金に分かれます。室料には、30分ごとに払う形と、決まった時間の中なら長くいても同じ額のフリータイムの形があります。次の表は、店ごとの料金の目安で、国の統計の額とは別のものです。
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 30分の室料(平日の昼) | 100〜400円程度 |
| 30分の室料(夜・週末) | 300〜1,000円程度 |
| フリータイム | 時間帯で変わる(下の表) |
ワンドリンク制の店で頼む飲み物は、1杯250〜450円程度が目安です。額は、店のある地域、平日か土日祝か、時間帯、会員かどうかで変わります。同じ系列の店でも店ごとに料金表が違うので、行く店の料金表で今の額を確かめます。
室料は1人ずつかかる
カラオケの室料は、部屋に1つではなく、1人あたりで決まっています。人数が増えても1人分の室料は下がらず、4人で行けば4人分の室料がかかります。
まとめて払うときは、1人の額に人数を掛けると合計が出ます。会計を1人ずつ分けるか、まとめて払うかは、会計の前に決めておくと払うときに迷いません。
飲み物は、ワンドリンク制か飲み放題か
受付では、1人1杯以上を頼むワンドリンク制か、決まった額で飲める飲み放題かを選ぶ店があります。この形の店では、飲み物を頼まずに部屋だけを使うことはできません。
ドリンクバーが室料に入ったプランや、飲み物や食べ物を持ち込める店もあります。持ち込める店でもワンドリンク制を設けている場合があるので、店の決まりを確かめます。
一般・会員・学生で料金が違う
カラオケの店には、会員ではない人の一般料金と、会員登録をした人の会員料金を分けている店があります。学生証を見せると安くなる学生料金を置く店もあります。
会員登録が無料の店では、登録するだけで一般料金より安くなることがあります。何度か行く店なら、会員料金で額を見積もります。
国の統計では、1時間・1人でいくらか
総務省の小売物価統計調査は、カラオケルーム使用料を毎月調べています。調べる条件は、平日(金曜日を除く)の夜に1時間歌う1人あたりのビジター料金(会員ではない人の料金)で、ルーム料とカラオケ料を含み、飲食代は含みません。
カラオケルーム使用料は、東京都区部の欄で2026年9月が1,194円、1年前の2025年9月が1,186円でした。昼の料金、休日の料金、会員料金は、この額とは別です。
住む市で、1時間の額は違う
同じ統計の2025年の平均を、主な市で並べると次のとおりです。どれも平日の夜1時間・1人あたりで、飲食代を除いた額です。
- 東京都区部:1,183円
- 横浜市:1,364円
- 大阪市:1,279円
- 名古屋市:951円
- 福岡市:947円
- 札幌市:751円
額の出ている47市のうち、最も低いのは奈良市の520円、最も高いのは山形市の1,433円でした。住む市の額と比べると、近くの店の料金表が高いか安いかの見当がつきます。
8月と12月は高くなる市がある
同じ統計の月ごとの値では、東京都区部は8月が1,299円、12月が1,332円で、ほかの月の1,108〜1,186円より高い額でした。47市のうち、8月の額が1月より高い市は37市、12月の額が1月より高い市は39市です。
夏の時期や年末年始、大型連休は、ふだんと違う料金にする店があり、フリータイムを行わない日もあります。この時期に行くときは、当日の料金表を見てから時間を決めます。
昼と夜、平日と休日でこう変わる
カラオケの料金は、平日の昼が最も安く、週末の夜が高くなります。同じ店の同じ部屋でも、時間帯と曜日で30分の室料が何倍も違うことがあります。
次の表は、フリータイムの額の目安を時間帯で分けたものです。行く時間のフリータイムを、30分ごとの額と比べるときに使います。
| 時間帯 | フリータイムの目安 |
|---|---|
| 平日の昼 | 1,000円以下(安くて600円ほど) |
| 平日の夜 | 1,500〜2,000円くらい |
| 週末の昼 | 1,200円以上 |
| 週末の夜 | 2,000円以上 |
金曜日の夜や祝日の前の日を、週末と同じ料金にする店があります。国の統計が調べる「平日」も、金曜日を除いた日です。
朝の時間は、昼よりさらに室料を下げる店があります。朝と夜で倍近く違うこともあるので、時間を選べるなら早い時間に行くと室料を抑えられます。
フリータイムと30分ごと、どちらが安いか
フリータイムは、決まった時間の中なら長くいても同じ額のプランです。短い時間なら30分ごとに払うほうが安く、長くいるほどフリータイムが有利になります。
分かれ目は、フリータイムの額を30分の室料で割ると出せます。割った数より多いコマ数(30分の数)いるなら、フリータイムのほうが安くなります。
たとえば、平日の昼に30分140円・フリータイム900円の店なら、900円÷140円=6.4なので、7コマ(3時間半)からフリータイムが安くなります。休日の夜に30分440円・フリータイム2,300円なら、2,300円÷440円=5.2で、6コマ(3時間)からです。
分かれ目は、店と時間帯で変わります。行く店の料金表の2つの額で割り算をし直すと、自分の分かれ目が出ます。
フリータイムで気をつけること
フリータイムには、30分ごとの料金には無い決まりがあります。選ぶ前に、次の点を料金表か受付で確かめます。
- 満室のとき:部屋が埋まると、時間内でも先に入った人から退室を頼まれることがある。店が保証する時間(3時間など)を決めている場合がある
- 使えない時間・日:夜や週末、大型連休や年末年始は、フリータイムを行わない店がある
- ひとりのとき:ひとりでは使えない店や時間帯がある
- 飲み物:ワンドリンク制の店では、フリータイムでも飲み物の代金が加わる
1人の額は、室料のコマ数と飲み物で出す
1人の額は「30分の室料×コマ数+飲み物の代金」で出せます。行く店の料金表から、行く時間帯の30分の室料と、ワンドリンクの飲み物の値段を拾って当てはめます。
同じ2時間でも、行く時間帯で室料が変わります。図は、2時間歌う1人の額を、平日の昼と休日の夜で比べた例です。

平日の昼の例は960円、休日の夜の例は2,160円で、室料の差がそのまま額の差になります。4人で行くなら、1人の額に4を掛けると部屋全体の額になります(休日の夜の例で8,640円)。
次の表は、歌う時間ごとの1人の額の例です。30分の室料は平日の昼140円・休日の夜440円、飲み物は400円、フリータイムは平日の昼900円・休日の夜2,300円と置きました。
| 歌う時間 | 平日の昼 | 休日の夜 |
|---|---|---|
| 1時間 | 680円 | 1,280円 |
| 2時間 | 960円 | 2,160円 |
| 3時間 | 1,240円 | 3,040円 |
| 4時間 | 1,520円 | 3,920円 |
| フリータイム | 1,300円 | 2,700円 |
平日の昼は3時間までは30分ごとのほうが安く、4時間ではフリータイムのほうが安くなります。休日の夜は、3時間でフリータイムのほうが安くなります。
表の額は例で、行く店の料金表の額に置き換えると、自分の額になります。料理を頼むときは、その代金も1人の額に足します。
ひとりで行くときの料金
ひとりで歌う場合も、室料は1人分の額が基本です。ただし、ひとりだけの利用には30分ごとやフリータイムに料金を足す店があり、混む時間はひとりのフリータイムを受けない店もあります。
朝や平日の昼は室料が安い時間帯なので、ひとりの加算があっても夜より額を抑えやすくなります。料金表で「1名」「おひとり」の利用の注記を見てから、行く時間を決めます。
費用を安くする方法
カラオケの費用は、行く時間、料金の区分、プラン、飲み物の4つで下げる所が見えます。どれも行く前に料金表で確かめられます。
- 平日の昼や朝に行く:週末の夜より30分の室料が安い
- 会員登録をする:無料の会員登録で、一般料金より安い会員料金になる店がある
- 学生料金を使う:学生証を見せると安くなる店がある
- クーポンを使う:店の公式のサイトやアプリでクーポンを出している店がある
- 持ち込みのできる店を選ぶ:飲み物を持ち込める店では、飲み物の代金を抑えられる場合がある
- 時間でプランを選ぶ:フリータイムの額÷30分の室料のコマ数より長くいるなら、フリータイムのほうが安い
行く前に確かめておくこと
当日に払う額を見積もれるように、行く店の料金表で次の点を見ておきます。料金表は、店の公式のサイトの店ごとの頁か、店頭で見られます。
- 30分の室料:行く曜日と時間帯の額と、金曜日や祝日の前の日の扱い
- 区分:一般・会員・学生のどれになるか、会員登録が無料か
- 飲み物:ワンドリンク制か飲み放題か、持ち込みができるか
- フリータイム:使える時間帯と日、ひとりでも使えるか
- ひとりの加算:1名だけの利用に足す額があるか
- 延長と会計:終わる前の延長の連絡と、会計を1人ずつ分けられるか
- 年齢:18歳未満は、夜に入れる時刻が都道府県の条例や店の決まりで限られることがあり、学生証などで年齢を確かめられることがある
料金表の額を上の表の行に当てはめると、自分の1回の額が出ます。年末やお盆は、ふだんと違う料金表になっていないかも見ておきます。
家計簿では、どこに書くか
総務省の家計調査の分け方では、カラオケの料金は教養娯楽の中の「他の入場・ゲーム代」に入り、内容の例に「カラオケなどの料金」が挙がっています。娯楽の費用全体の平均は、娯楽費の平均にあります。
室料と別に払った飲み物や料理は、外食の項目が近く、酒類を除く飲み物は「喫茶代」、お酒とそれに伴う料理は「飲酒代」に当たります。飲み物込みの料金で払ったときは、分けずにカラオケの行にまとめる置き方もあります。
友人と行ってまとめて払い、あとで割り勘にした場合は、家計簿には自分の分だけを書きます。立て替えた分は、返ってくるまで別にメモしておくと、使った額と混ざりません。
趣味の出費を1つの行にまとめる家計簿なら、カラオケもそこに入れて構いません。どの行に置くか迷う支出の決め方は、家計簿の項目の決め方にあります。
行った曜日と時間帯、払った額を書いておけば、どの時間に行くと安いかが分かります。フリータイムを使った日の額と比べると、次にどちらのプランにするかも決められます。
よくある質問
Qカラオケは1時間いくらですか
国の統計のカラオケルーム使用料では、東京都区部の平日の夜1時間・1人あたりが1,194円です(2026年9月・飲食代を除く)。昼や会員料金は安くなることがあり、ワンドリンク制なら飲み物の代金が加わります。
Q30分の料金の相場はいくらですか
店ごとの30分の室料の目安は、平日の昼で100〜400円程度、夜や週末で300〜1,000円程度です。店ごとに料金表が違うので、行く店の額で見積もります。
Qフリータイムは何時間から得ですか
フリータイムの額を30分の室料で割った数より多いコマ数いるなら、フリータイムのほうが安くなります。休日の夜に30分440円・フリータイム2,300円の例では、6コマ(3時間)からです。
Qワンドリンク制とは何ですか
室料のほかに、1人1杯以上の飲み物を頼む決まりです。飲み物の代金は1杯250〜450円程度が目安で、フリータイムでも加わります。
Qひとりカラオケは高くなりますか
室料は1人分が基本ですが、ひとりだけの利用に料金を足す店があります。混む時間はひとりのフリータイムを受けない店もあるので、料金表の注記を確かめます。
Q大人数で行くと、1人分は安くなりますか
室料は1人ずつかかるので、人数が増えても1人分の室料は下がりません。部屋全体の額は、1人の額に人数を掛けて出します。
まとめ
- 国の統計のカラオケルーム使用料は、東京都区部の平日の夜1時間・1人あたりで1,194円(2026年9月・飲食代を除く)
- 店ごとの30分の室料の目安は平日の昼100〜400円程度、夜や週末300〜1,000円程度で、ワンドリンク制なら飲み物の代金が加わる
- 室料は1人ずつかかり、人数が増えても1人分は下がらない
- フリータイムは、フリータイムの額÷30分の室料のコマ数より長くいるなら安い
- 2025年の平均は、47市のうち奈良市の520円から山形市の1,433円まで違い、8月と12月に上がる市がある
- 家計調査の分け方では、カラオケの料金は「他の入場・ゲーム代」、別に払った飲み物は「喫茶代」や「飲酒代」が近い
- 行った時間帯と払った額を書いておき、次に行く時間とプランを決める
30分の室料とコマ数と飲み物が分かれば、1人の額も部屋全体の額も出せます。時間帯ごとに払った額を書いておくと、次はどの時間に行けば安いかが分かります。
この記事で参照した公的情報
- 小売物価統計調査(動向編)第2表 主要品目の東京都区部小売価格【2025年9月~2026年9月】(「8001 PTA会費(小学校)」~「9951 学童保育料」の表・銘柄符号9395 カラオケルーム使用料 1人 2025年9月1,186円・2026年9月1,194円)
- 窓口
- 総務省統計局(政府統計の総合窓口 e-Stat)
- 確認日
- 確認先
- https://www.e-stat.go.jp/stat-search/file-download?statInfId=000040510348&fileKind=0
- 小売物価統計調査(動向編)2025年 第1表 調査品目の月別価格及び年平均価格-都道府県庁所在市及び人口15万以上の市(9395 カラオケルーム使用料・年平均 東京都区部1,183円・横浜市1,364円・大阪市1,279円・名古屋市951円・福岡市947円・札幌市751円・奈良市520円・山形市1,433円/東京都区部の8月1,299円・12月1,332円)
- 窓口
- 総務省統計局(政府統計の総合窓口 e-Stat)
- 確認日
- 確認先
- https://www.e-stat.go.jp/stat-search/file-download?statInfId=000040446340&fileKind=0
- 小売物価統計調査(動向編)調査品目及び基本銘柄(2026年10月調査)(9395 カラオケルーム使用料=ルーム料とカラオケ料込み(飲食代を除く),1人当たりの時間制,ビジター料金,平日(金曜日を除く),夜料金1時間の料金・都道府県庁所在市において調査する品目)
- 家計調査 収支項目分類及びその内容例示(2025年)(885 他の入場・ゲーム代=877、878、881~884、886の項目に分類されない入場・ゲーム代・○カラオケなどの料金/397 喫茶代=飲物(酒類は除く。)、菓子及び果物の外食/398 飲酒代=飲酒代及びこれに伴う料理代)
