バーベキューの費用は1人いくら?|道具を持ち込み食材を買えば1人1,000〜2,000円、食材セットを頼むと3,000〜5,000円が目安

家計の見える化 ・ ・ 最終更新

バーベキューの1人あたりの費用は、道具を持ち込み食材を店で買うなら1,000〜2,000円、現地の食材セットを頼むなら3,000〜5,000円が目安とされます。どこまで自分で用意するかで、額は数倍変わります。

この記事では、相場の幅と調査の額、総務省の家計調査の肉の平均価格を使った肉代の見積もり方、場所と道具の費用、焼肉店との比べ、割り勘と家計簿での書き方を書きます。例の金額は、前提を置いて計算したものです。

友だちの家族とバーベキューをするとき、1人いくら集めればよいのかが分かりません。肉をどれだけ買えばよいのかも迷います。

バーベキューの費用の相場は、1人いくらか

バーベキューの費用は、食材・飲み物・燃料・道具・場所の料金を足したものです。1人あたりの額は、このうちどれを自分で用意し、どれをお金を払って頼むかで決まります。

用意のしかたで、1人の額は1,000円台から5,000円まで

食材と道具の用意のしかたごとの1人あたりの目安は、次のとおりです。場所の料金が入るかどうかは示されていない幅です。

  • 道具を持ち込み、食材をスーパーなどで買う:1,000〜2,000円
  • 機材を借りることも多いとしたうえで、食材をスーパーなどで買う:2,000〜4,000円
  • 現地の食材セットを頼む:3,000〜5,000円

食材・飲み物・機材・道具・会場の利用料を全部入れた1人あたりの予算は、3,000〜6,000円程度という目安もあります。会場を借りるか、道具を持っているかで、どちらの幅に入るかが変わります。

調査では、掛けてもよい額は平均4,573円

インターネット調査の会社のマクロミルは、2017年7月に、その年にバーベキューをした1,000人に、バーベキューに掛けてもよいと思う最大の額を聞きました。全体の平均は4,573円で、東京都に住む人に限ると6,682円でした。

同じ調査で、2017年にバーベキューをした場所は「個人宅の敷地内(庭・ガレージなど)」が49.7%、「川・河川敷」が23%でした。東京都に住む人では、河川敷やバーベキュー専用の施設の割合が自宅より高く、場所の確保に費用がかかることも多い、という見方が添えられています。

この額は「掛けてもよい最大の額」で、実際に払った額の平均ではありません。2017年の調査なので、今の食材の値段とは差があることも添えて読みます。

焼肉店に行く場合と比べる

焼肉店の客単価は、中小企業基盤整備機構の開業ガイドで、店の種類ごとに書かれています。高級店は5,000円以上のところが多く、居酒屋風のカジュアル店は3,000〜5,000円が中心、食べ放題などの低価格店は3,000円未満の客を主に見込む店です。

道具と場所がそろっていれば、バーベキューは食材・飲み物と炭などの代金で済み、焼肉店より安くなることがあります。道具を買う年や、有料の場所を借りる回は、その分を足してから比べます。

総務省の家計調査(2025年)では、二人以上の世帯が焼肉店での食事に使った額は、1世帯あたり1年8,852円でした。焼肉店は、自分で網で焼く店での食事として、ほかの外食とは別の品目で集計されています。

1回の費用は、何にかかるか

バーベキュー1回の費用を見積もるときは、次の項目を書き出します。どの項目が大きいかは、人数と場所で変わります。

  • 肉・魚介・野菜・焼きそばやおにぎりなどの食材
  • 飲み物と氷
  • 炭・着火剤・カセットボンベなどの燃料
  • 紙皿・紙コップ・割りばし・アルミホイル・ごみ袋
  • 場所の料金(区画の利用料・駐車料金)
  • 道具の代金か、借りる料金
  • 行き帰りのガソリン代や運賃

肉の量は、大人の男性300g・女性200gが目安

肉の量の目安は、1人あたり大人の男性で300g、女性で200gとされます。20代でたくさん食べる人は100g多め、お酒が中心の人は100g少なめにする、という見方も示されています。

子どもは、中学生以上で200〜300g、小学生で200gくらいが目安とされています。幼い子どもには、ウインナーなど食べやすい物を用意するという書き方です。焼きそばやおにぎりなどの主食を出すかどうかも、量を決めるときに合わせて考えます。

家計調査の平均価格で、肉代を見積もる

肉の代金は、量に1gあたりの値段を掛けると出せます。総務省の家計調査(2025年)では、二人以上の世帯が買った肉の平均価格は、牛肉は100gあたり386.6円、豚肉は159.95円、鶏肉は108.16円でした。

大人4人と小学生2人で、肉を合わせて1,400g買うときの肉代を、総務省の家計調査(2025年)の平均価格で見積もった例の図。牛肉400gで1,546円、豚肉600gで960円、鶏肉400gで433円、合計2,939円。金額は例

図は、大人4人と小学生2人で、肉を1,400g買うときの例です。大人の男性2人で600g、女性2人で400g、小学生2人で400gと置き、牛肉400g・豚肉600g・鶏肉400gに分けました。平均価格で計算すると、肉代は合わせて2,939円です。

家計調査の平均価格は、家庭で買った肉全体の平均です。ステーキ用の厚切りや銘柄のついた牛肉は、この値段より高くなります。買う部位が決まったら、店の値段で計算し直します。

ふだんの食事で使う肉の1か月の平均は、世帯の人数や年齢で変わります。牛・豚・鶏に分けた額と人数別の早見表は、肉代の1か月の平均は?にあります。

場所の料金は、自宅・公園・有料の施設で違う

自宅の庭なら場所の料金はかかりません。煙やにおい、話し声が近所に届くことがあるので、風向きや時間帯に気を配り、前もってあいさつをしておくと、もめごとを避けやすくなります。

公園や河川敷には、無料でバーベキューができる場所もあります。火を使えるか、予約が要るか、ごみを持ち帰るかは場所によって違うことがあるので、行く前に、その場所を管理するところの案内で確かめます。

5人程度で行うときの例では、バーベキュー施設の利用料は約500〜2,000円とされます。区画ごとの料金か人数ごとの料金か、道具の貸し出しや食材の用意が料金に入るかで、払う額が変わります。

道具を一からそろえるときの額の例

道具を持っていないときは、買うか借りるかを決めます。5人程度で使う道具の例として、次の額が挙げられています。

  • バーベキューコンロ:約3,000円(1台)
  • 焼き網:約200円(1枚)
  • バーナー:約2,000円
  • トングや紙コップなどの調理の備品:合わせて約1,000円

ここまでで6,000円台になります。炭(3kgで約500円)や着火剤(約400円)は毎回使う物で、コンロや網は次の回にも使えます。何度も使う道具の代金は、その日の1人分の会費とは分けて考えると、集める額を決めやすくなります。釣りの道具の費用は釣りを始める費用にあります。

6人で行うときの費用の例

大人4人と小学生2人が、有料のバーベキュー場の区画を借りて日帰りで行う場合を例にします。道具は参加者の家にある物を持ち寄り、食材と飲み物は前日に店で買うと置きました。

大人4人と小学生2人で、有料のバーベキュー場の区画を借りて日帰りで行うときの費用の例の図。肉2,939円、野菜・麺・おにぎりの材料2,400円、飲み物2,400円、炭と着火剤1,200円、紙皿・紙コップ・ごみ袋700円、区画の利用料2,000円で、合計1万1,639円、1人あたり約1,940円。道具を買うなら、コンロ・網と調理用具7,800円を6回使うとして1回あたり1,300円を別に見込む。金額は例

図の例では、1回の費用は合わせて1万1,639円で、6人で割ると1人あたり約1,940円です。肉の代金は、前の節の家計調査の平均価格で出した額を使いました。

道具を買うなら、コンロ・網と調理用具で7,800円とし、年3回で2年、合わせて6回使うと置くと、1回あたり1,300円です。この分は、買った人の家の支出として、会費とは別に見込みます。

費用を抑える方法

バーベキューの額は、道具・場所・食材のどこを自分で用意するかで下げられます。始める前に、1人いくらまでにするかを参加者で決めておくと、買い物の量を決めやすくなります。

道具は持っている人から借りる・持ち寄る

道具を一から買うと数千円以上かかります。参加する家のどこかにコンロがあれば、持ち寄るだけで道具の代金はかかりません。初めて行うなら、バーベキュー場の貸し出しを使って、続けるかどうかを決めてから買う方法もあります。

食材は量を決めてから、店で買う

食材は、現地の食材セットより、スーパーなどで買うほうが1人あたりの額が下がります。肉の量を人数から先に決め、野菜はやや少なめに見積もっておくと、余らせずに済みます。

5人分の野菜の例として、キャベツ4分の1玉・玉ねぎ1個・トウモロコシ2本・きのこ1パック・にんじん1本という目安もあります。焼きそばや焼きおにぎりの材料を足すと、肉の量を増やさずに満腹になりやすくなります。

無料の場所と、近い場所を選ぶ

場所の料金がかからない自宅の庭や、無料で使える公園・河川敷を選ぶと、1人あたりの額が下がります。遠い場所に車で行くと、ガソリン代や高速道路の料金が足されるので、移動の費用も合わせて比べます。

割り勘と、家計簿での書き方

何家族かで行うバーベキューでは、誰かが立て替えて買い物をし、あとで割り勘にすることがあります。お金の流れを、次の順で書いておくと、精算と家計簿の両方が楽になります。紙でも表計算でも同じ手順です。

ステップ1人数と、子どもの分の数え方を決める5分

大人と子どもの人数を数え、子どもを大人と同じ1人と数えるか、別の額にするかを先に決めます。決めた数え方で、1人あたりの会費の上限を出します。

道具を誰が持っていくか、場所の予約を誰がするかも、この時点で決めておきます。道具を持ってくる家の負担を、会費で調整するかどうかも話しておきます。

ステップ2項目ごとに見積もり、会費を決める15分

「1回の費用は、何にかかるか」の項目ごとに額を見積もり、合計を人数で割ります。肉代は、量に100gあたりの値段を掛けて出します。

端数が出たら、100円単位で切り上げて会費にすると、足りなくなる心配が減ります。余った分は、帰りに返すか次の回に回すかを決めておきます。

ステップ3買った人がレシートを残す5分

食材・飲み物・炭を買った人は、レシートを捨てずに取っておきます。誰がいくら払ったかを1枚の表に書くと、精算のときに足し引きだけで済みます。

場所の利用料を先に払った人の分も、同じ表に書きます。払ったのが家族の誰かでも、家ごとにまとめて書いておくと分かりやすくなります。

ステップ4精算して、自分の家の分だけを支出に残す10分

精算が終わったら、自分の家が負担した額だけを支出に書きます。立て替えた分は、戻ってくるまで自分の支出に入れずに置いておくと、月の合計がずれません。書き方は家計簿の立替金はどう書く?にあります。

費目は、家計調査の分け方が手がかりになる

総務省の家計調査は、バーベキューに関わる支出を別々の品目に分けています。店で買った肉は食料の生鮮肉、外で食べるバーベキューは外食の洋食の例に挙がっています。

アウトドアで使う炭やブタンガスは、家庭の燃料ではなく教養娯楽用品の品目に入ります。テントやクーラーボックスなどのアウトドア用具は、運動用具の品目です。

家計簿では、食費に入れるか、レジャーの行にまとめるかを家ごとに1つに決めます。食費とそれ以外の線は家計簿の食費のつけ方に、付き合いの支出の線は家計簿の交際費はどこまで入れる?にあります。

迷いやすい場面

道具を出した家と、出していない家で同じ会費にするか

コンロや網を持ってきた家は、道具の代金を負担しています。会費を同じにするか、道具を出した家の分を少し減らすかは、参加する家どうしで決めることです。

毎回同じ家が道具を出すなら、炭や消耗品の代金をほかの家が受け持つ、という分け方もあります。決めた分け方を、次の回の会費を決めるときのために書き残しておきます。

食材が余った

余った食材は、持って帰った家の食費として扱うか、全員の会費の中のものとして分けるかを決めます。会費から買った物を1つの家が持ち帰るなら、その分を精算で差し引くこともできます。

次の回は、余った量を見て、肉と野菜の量を見直します。余った物と量を、見積もりの表の横にメモしておきます。

雨で取りやめになった

バーベキュー場の取り消しの料金は、取り消す日と施設ごとの決まりで変わります。予約するときに、雨の日の扱いと、いつまでなら料金がかからないかを確かめておきます。

先に買った食材は、取りやめになったら家ごとに分けて持ち帰り、それぞれの家の食費にします。取消料がかかったときは、その額を参加者で割る決まりにしておくと、もめずに済みます。

よくある質問

Qバーベキューの費用は1人いくらが相場ですか

道具を持ち込み食材を店で買えば1,000〜2,000円、現地の食材セットを頼むと3,000〜5,000円が目安とされます。会場の利用料などを全部入れた予算は3,000〜6,000円程度という目安もあり、場所と道具で額が変わります。

Q肉は1人何グラム用意すればよいですか

大人の男性で300g、女性で200g、小学生で200gくらいが目安とされています。焼きそばなどの主食を出すかどうかも合わせて、量を決めます。

Q肉代はいくらになりますか

家計調査(2025年)の平均価格は、牛肉は100gあたり386.6円、豚肉は159.95円、鶏肉は108.16円です。大人4人と小学生2人で1,400gを買う例では、肉代は2,939円でした。部位によっては平均より高くなります。

Qバーベキューと焼肉店は、どちらが安いですか

道具と無料の場所があれば、バーベキューは食材・飲み物と炭などの代金で済みます。焼肉店は、低価格店が客単価3,000円未満の客を主に見込み、カジュアル店は3,000〜5,000円が中心です。道具を買う年や有料の場所を借りる回は、その分を足して比べます。

まとめ

  • バーベキューの1人あたりの費用は、道具を持ち込み食材を店で買えば1,000〜2,000円、食材セットを頼むと3,000〜5,000円が目安
  • マクロミルの調査(2017年・バーベキューをした1,000人)では、掛けてもよい最大の額の平均は4,573円
  • 肉は大人の男性300g・女性200gが目安。家計調査(2025年)の平均価格は100gあたり牛肉386.6円・豚肉159.95円・鶏肉108.16円
  • 場所の料金は、自宅や無料の公園ならかからず、有料の施設は5人程度の例で約500〜2,000円とされる
  • 何家族かで行くときは、子どもの数え方と会費を先に決め、精算したあとに自分の家の分だけを支出に残す

人数から肉の量と代金を出したら、1人いくら集めればよいかが決まりました。立て替えた分も、戻るまで分けて書けました。

この記事で参照した公的情報

  1. 家計調査 家計収支編 2025年 二人以上の世帯 詳細結果表 第4-1表 都市階級・地方・都道府県庁所在市別1世帯当たり支出金額,購入数量及び平均価格(2025年計・全国・牛肉の平均価格100gあたり386.6円・豚肉159.95円・鶏肉108.16円・焼肉(外食)の支出金額8,852円)
    窓口
    総務省統計局
    確認日
    確認先
    https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?stat_infid=000040409546
  2. 家計調査 収支項目分類及びその内容例示(2025年1月改定・牛肉・豚肉・鶏肉の数量は1g・平均価格は100gあたり/395洋食の例示にバーベキュー/アウトドア用燃料(ブタンガス、炭など)は842他の教養娯楽用品のその他/833他の運動用具はアウトドア用品も含みテント・クーラーボックスを例示)
    窓口
    総務省統計局
    確認日
    確認先
    https://www.stat.go.jp/data/kakei/kou2025/zuhyou/kouh2025.xlsx
  3. 業種別開業ガイド 焼肉店(高級店は客単価5,000円以上のところが多い・居酒屋風カジュアル店は客単価3,000円〜5,000円が中心・低価格店は客単価3,000円未満の顧客が主なターゲット)
    窓口
    独立行政法人中小企業基盤整備機構(J-Net21)
    確認日
    確認先
    https://j-net21.smrj.go.jp/startup/guide/restaurant/food12.html
  4. 2017年バーベキュー事情(マクロミル・インターネットリサーチ・全国15〜69歳の会社員1万人=2017年7月27日〜30日/2017年にバーベキューを行った1,000人=2017年7月28日〜29日)
    窓口
    株式会社マクロミル
    確認日
    確認先
    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000346.000000624.html

この記事を書いているのは

Mirai Kanaiは、家計を見えるようにすることを目的とした個人向けの家計簿サービスです。運営するMove for People株式会社は、家計が見えていないことが、使える制度を逃したり、対処が遅れたりする原因になっていると考えています。

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この記事は一般的な情報提供を目的としたものです。特定の金融商品の推奨や、個別の投資判断に関する助言を行うものではありません。公的制度の要件・金額は変更される場合があり、自治体によって異なります。実際のご利用にあたっては、必ず公式の窓口でご確認ください。