デート代の平均は1回いくら?|男女別・年代別・年収別の調査の額と割り勘の割合、月の予算の出し方・家計簿での書き方

家計の見える化 ・

1回のデートで自分が払う額の平均は、2020年2月の民間の調査で4,041円(男性6,805円・女性2,612円)でした。パートナーのいる独身の人に2023年8月に聞いた別の調査では、1回のデート代の平均が1万2,491円です。

2つの調査は、聞いた時期も相手も、何の額かの示し方も違うので、1つの相場にはまとめられません。自分の額と比べるときは、年代や男女、結婚しているかが近い調査の数字を見ます。

払い方は、2020年の調査で割り勘が30.1%、男性が多めに払うが50.4%、男性が全額払うが17.8%でした。どう分けるかに決まりはなく、2人で決めるものです。

1回のデートで使う額が、ほかの人と比べて多いのか少ないのかが分かりません。割り勘にするか、どちらかが多めに払うかも迷います。

デート代の平均は、調査で4,000円台から1万2,000円台まで

デート代の平均は、国の統計にはありません。民間の会社が人に聞いた調査があり、聞いた相手と時期と聞き方が調査ごとに違います。次の表は、1回のデート代を聞いた2つの調査を並べたものです。

調査の時期 聞いた相手 1回の平均
2020年2月 18歳以上の1,200人 自分が払う額4,041円
2023年8月 パートナーのいる独身1,000人 1万2,491円

2020年の調査は、リーディングテック株式会社の「デート代実態調査」です。異性とデートをしたことがある全国の18歳以上の男女に、2020年2月にオンラインで聞き、1,200人の答えを集めています。結婚している人も入っています。

2023年の調査は、クレジットカード会社の株式会社モデル百貨が運営するMoneyGeek編集部の調査です。全国のパートナーのいる独身の男女1,000人に、2023年8月に聞いています。カードの利用を扱う会社の調査であることも、数字と一緒に見ておきます。

2つの調査は、聞いた年が3年違い、結婚している人を含むかどうかも違います。2020年の調査は、1回のデートで自分が払う額を聞いたものです。2023年の発表は、図に「1人あたりの平均額」と添えていますが、自分が払った分か2人分かは文に書いていません。

男女で払う額の差(2020年の調査)

2020年の調査では、1回のデートで自分が払う額の平均は、男性6,805円、女性2,612円でした。男性のほうが4,193円多くなっています。全体の平均は4,041円です。

平均は、高い額を答えた人に引っぱられます。真ん中の人の額(中央値)は、全体で3,000円、男性5,000円、女性2,000円でした。最も多かった答えは「5,000円〜6,000円」で、22.4%です。

結婚しているかどうかでも分けています。結婚している人は男性6,116円・女性2,233円、結婚していない人は男性7,357円・女性3,142円でした。

年代ごとの額

2023年の調査では、年代ごとの1回の平均は40代が1万4,952円でいちばん高く、20代とは2,589円の差でした。この調査では、年代による差はそれほど大きくないとしています。

初めてのデートの予算を聞いた調査もあります。ナイル株式会社が2025年1〜2月に、2024年に初めて知り合った人とデートをした全国の20〜40代の男女1,148人に聞いた調査です。

  • 男性:最も多かった予算は「1万円以上〜2万円未満」で28.4%。1万円未満の人は、20代で47.5%、40代で28.9%
  • 女性:最も多かった予算は「5千円以上1万円未満」で35.3%。5千円未満の人は、20代で25.4%、40代で38%

男性は年齢が上がるほど予算が増え、女性は年齢が上がるほど予算を少なくする人の割合が上がる傾向でした。初めてのデートの予算なので、ふだんのデートの額とは分けて見ます。

年収ごとの額(2020年の調査)

2020年の調査では、本人の年収ごとに1回のデート代の平均を出しています。年収が上がるにつれて、おおむね額も上がっています。

  • 年収100万円未満:2,251円
  • 100万円台:3,357円
  • 200万円台:3,998円
  • 300万円台:4,956円
  • 400万円台:6,432円
  • 500万円台:5,689円
  • 600万円台:5,741円
  • 700万円台:7,500円
  • 800万円以上:8,803円

500万円台と600万円台は、400万円台より低く出ています。1つの帯の額だけで自分と比べず、年収が上がると額も上がる流れとして見ます。

いちばん大きな出費は食事代

2023年の調査で、デートでいちばん大きな出費を聞くと、食事代(レストランなど)が62%で最も多く、遊興費が14%、宿泊費が11%と続きました。自分の1回の額を見直すときは、食事にいくら使っているかが手がかりになります。

同じ調査では、会う回数が多いカップルほど1回あたりの出費が少ない傾向が出ています。週1回のペースで会うカップルでは、6割以上が1回1万円以下でした。

払い方は、割り勘が約3割

2020年の調査で、デート代を主に誰が払うかを聞いた結果は、次のとおりです。

  • 男性が多めに払う:50.4%
  • 割り勘:30.1%
  • 男性が全額払う:17.8%
  • 女性が多めに払う:0.8%
  • 女性が全額払う:0.9%

男性が多めに払うか全額払う形が、合わせて7割近くあります。年代別のグラフでは若いほど割り勘の割合が高く、およその値で10代は約4割、20代は約35%、40代と50代は約2割でした。

初めてのデートの払い方

2025年の調査では、初めてのデートで「自分が多めに支払った」男性が40.2%、「全額払った」男性が32.2%で、合わせて7割を超えました。40代の女性では、45.1%が「相手が全額払った」と答えています。

払い方に決まりはない

割り勘にするか、どちらかが多めに払うかに、決まった形はありません。2人が納得していれば、どの形でもかまいません。

収入に差があるときは、収入の多いほうが多めに払う形もあります。食事は割り勘にするのか、どちらかが多めにするのかを一度話して決めておくと、毎回その場で迷わずに済み、自分の予算も立てやすくなります。

自分の月のデート代は「1回の自分の分×回数」で出す

月にいくら使っているかは、1回に自分が払う額と、月に会う回数を掛けると出せます。次の表は、1回の自分の分と回数を置いて計算した例です。

1回の自分の分(例) 月2回 月4回
3,000円 6,000円 1万2,000円
5,000円 1万円 2万円
8,000円 1万6,000円 3万2,000円

金額は例です。週1回会うと月4〜5回になり、同じ1回の額でも月の額は大きくなります。

自分の1回の額は、直近1〜2か月のレシートや、カード・スマホ決済の明細から、デートの日の出費を足して、会った回数で割ると出せます。交通費や、会う前に買った服などをどこまで入れるかも、先に決めておきます。

予算は、こづかいとの兼ね合いで決める

デート代を自分のこづかいから出すなら、月のデート代がこづかいの何割を占めるかを見ます。ほかに使いたいお金が残らないときは、回数か1回の額のどちらかを下げます。会社員のこづかいの平均と額の決め方はお小遣いの平均はいくら?にあります。

1回の額を下げるなら、2023年の調査でいちばん大きな出費だった食事の店や回数が、見直す所の候補です。公園や散歩、家で映画やゲームをするなど、お金をかけずに過ごす日を混ぜる形もあります。

家計簿での書き方

総務省の家計調査は、交際費を「贈答用金品及び接待用支出並びに職場、地域などにおける諸会費及び負担費」としています。用途分類では、世帯の外の人のために使う贈答用と接待用に買ったものを交際費に分けます。

デート代の家計簿の書き方の例の図。割り勘にした日は、夕食の自分の分2,600円を外食、映画の自分の分1,900円を娯楽に書く。相手の分も払った日は、夕食の自分の分2,600円を外食、相手の分2,600円を交際費に書く。金額は例

図は、1回のデートの出費を家計簿に書く例です。家計調査の例示にデート代の名指しはありませんが、この考え方に当てはめると、割り勘で払った自分の食事の分は食料の外食、一緒に暮らしていない恋人の分を払ったときはその分が交際費です。

ただ、家計簿は自分が使いやすい分け方でかまいません。2人でいくら使ったかを見たいなら、デートの出費をまとめて交際費に入れるか、「デート」の行を作る書き方もあります。線の引き方は家計簿の交際費はどこまで入れる?にまとめています。

あとで半分もらうとき

自分がまとめて払い、あとで相手から半分を受け取るときは、相手の分は立て替えとして分けておきます。受け取るまでを一覧にしておくと、受け取り忘れを防げます。書き方は立替金の書き方にあります。

一緒に暮らし始めたら

同棲や結婚で家計を一緒にすると、デート代は2人の家計からの外食や娯楽の出費になります。家賃や食費を含めた分け方は同棲の費用はいくら?と二人暮らしの生活費にあります。

まとめ

  • 1回のデートで自分が払う額の平均は、2020年の調査で4,041円(男性6,805円・女性2,612円)。2023年の調査では1回のデート代の平均が1万2,491円(自分の分か2人分かは発表の文に無い)
  • 2つの調査は時期も聞いた相手も違うので、自分に近い条件の調査の額を目安にする
  • 2020年の調査の払い方は、男性が多めに払う50.4%・割り勘30.1%・男性が全額払う17.8%。若い年代ほど割り勘の割合が高い
  • 払い方に決まりはなく、2人で一度決めておくと予算も立てやすい
  • 月のデート代は「1回の自分の分×回数」で出し、こづかいとの兼ね合いで予算を決める
  • 家計簿では、自分の食事の分は外食、相手の分を払ったら交際費。まとめて「デート」の行を作る書き方もある

この記事で参照した公的情報

  1. デート代実態調査(2020年2月10日〜24日・異性とデートをしたことがある全国の18歳以上の男女・有効回答1,200人・オンライン調査:1回のデートでの支払額の平均4,041円〈中央値3,000円〉・男性6,805円〈5,000円〉・女性2,612円〈2,000円〉/支払い者=男性が多めに払う50.4%・割り勘30.1%・男性が全額払う17.8%/本人年収別・婚姻状況別の平均)2021年1月27日発表
    窓口
    リーディングテック株式会社(民間の調査)
    確認日
    確認先
    https://kyodonewsprwire.jp/release/202101250154
  2. デート代に関する調査(2023年8月7日〜11日・全国のパートナーのいる独身の男女1,000人〈男性488人・女性512人〉・調査委託先アイブリッジ株式会社:1回あたりのデート代の平均額12,491円〈発表の図の見出しは「1人あたりの平均額」・自分の分か2人分かは発表の文に無い〉・40代14,952円・20代との差2,589円/いちばん大きな出費=食事代62%・遊興費14%・宿泊費11%/週1回のペースのカップルの6割以上が1万円以下)2023年10月2日発表
    窓口
    株式会社モデル百貨(クレジットカード会社)のMoneyGeek編集部(民間の調査)
    確認日
    確認先
    https://pc.watch.impress.co.jp/docs/release/atpress/1535914.html
  3. デートでの支払いに関するアンケート調査(2025年1月27日〜2月10日・2024年に初めて知り合った人とデートをした経験がある全国の20代〜40代の男女1,148人・インターネット調査:初回デートの予算の最多=男性「1万円以上〜2万円未満」28.4%・女性「5千円以上1万円未満」35.3%/男性の1万円未満は20代47.5%・40代28.9%、女性の5千円未満は20代25.4%・40代38%/男性の「自分が多めに支払った」40.2%と「全額払った」32.2%/40代女性の「相手が全額払った」45.1%)2025年2月20日発表
    窓口
    ナイル株式会社(民間の調査)
    確認日
    確認先
    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000562.000055900.html
  4. 家計調査 収支項目分類及びその内容例示(2025年1月改定)(交際費=贈答用金品及び接待用支出並びに職場、地域などにおける諸会費及び負担費・用途分類では世帯外の人のために使う贈答用と接待用に購入したものを交際費に分類/一般外食)
    窓口
    総務省統計局
    確認日
    確認先
    https://www.stat.go.jp/data/kakei/kou2025/zuhyou/kouh2025.xlsx

この記事を書いているのは

Mirai Kanaiは、家計を見えるようにすることを目的とした個人向けの家計簿サービスです。運営するMove for People株式会社は、家計が見えていないことが、使える制度を逃したり、対処が遅れたりする原因になっていると考えています。

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