布団クリーニングの料金はいくら?|店・宅配・コインランドリーの1枚の目安、羽毛・綿・羊毛で出せる先、家族の分の額の出し方

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布団を1枚クリーニングに出す料金は、店に持ち込むと敷布団・掛布団で5,000〜8,000円程度です。羽毛布団は5,800円から受ける店もあれば、1万円近い店もあります。大手3社の料金表(2026年9月)から出した幅で、地域や大きさで変わります。

宅配は、羽毛の掛け布団1枚で5,500〜1万円です(2025年1月時点で宅配のサービスを比べた目安)。コインランドリーで自分で洗うなら洗濯乾燥機1回で1,000〜2,300円ですが、木綿や羊毛の布団は洗えないとする店がほとんどです。

毛布は店でも1枚1,000円台で、コインランドリーとの差は小さくなります。汚れではなく、わたがへたって暖かさが戻らない布団は、洗うより打ち直しや買い替えを比べる場面です。

押し入れの布団を洗いたいけれど、店に出すと1枚いくらになるのか見当がつきません。宅配やコインランドリーのほうが安く済むのかも知りたいです。

出し方ごとの1枚の目安

布団のクリーニング代は、店に持ち込むか、宅配で送るか、コインランドリーで自分で洗うかで大きく違います。出し方ごとの1枚の目安は次のとおりです。

出し方 1枚の目安 戻るまで
店に持ち込む 5,000〜8,000円程度 10日前後
宅配 5,500〜1万円 2〜3週間のことも
コインランドリー 1回1,000〜2,300円 その日のうち

額の出どころは、店が大手3社の料金表の敷布団・掛布団、宅配が羽毛の掛け布団、コインランドリーが4つの店の洗濯乾燥機の料金の例です。日数は羽毛布団のクリーニングの目安で、頼む先ごとに違います。

羽毛布団は、大きさでも額が変わる

羽毛布団は、シングルで3,500〜7,000円前後、ダブルで7,000〜9,000円前後という目安もあります。家事の業者を紹介するサービスの会社が2024年1月に示した数字なので、定価ではなく、見積もりと比べる物差しにします。

大手3社の料金表でも、敷布団をシングルとダブルで分ける店と、羽毛布団はどちらも同じ額からとする店がありました。大きい布団を出すときは、料金表がシングルとダブル以上で分かれているかを先に見ておきます。

店・宅配・コインランドリーの違い

店に持ち込む

店では、その場で布団の素材や汚れを見てもらい、洗えるかや処理のしかたを聞けます。運ぶのを自分でする分、宅配より安く済むことが多く、戻るまでの日数も短めです。

一方で、かさばる布団を店まで運び、仕上がったら受け取りに行く手間があります。羽毛の足し入れや側生地の直しまで頼みたいなら、布団を専門に扱う店のほうがメニューをそろえています。

宅配で送る

宅配は、申し込むと集荷の袋が届き、布団を詰めて送れば、仕上がった布団が家に届きます。洗い終えた布団を次の季節まで預かる、保管付きのコースを選べる所もあります。

料金は、1枚ごとに決める所と、2枚・3枚などのパックで決める所があります。まとめて頼むほど1枚あたりが下がるのが基本なので、パックの額を枚数で割って比べます。

送料は無料とうたう所が多いものの、北海道・沖縄・離島は別にかかることが多いので確かめます。年会費のかかる会員になると安くなる料金もあり、会費まで入れた額で比べます。

コインランドリーで自分で洗う

コインランドリーの大きい洗濯乾燥機なら、布団を洗ってから乾かすまでを1回で済ませられます。料金の例は中型で1,000〜1,200円、大型で1,200〜1,400円、特大で1,400〜2,300円ほどで、羽毛布団の専用コースを置く店もあります。

敷布団・掛布団で比べると、店との差は1枚で数千円になります。ただし洗える布団に限られ、乾き切らないとわたや羽毛が片寄ることがあります。機械ごとの料金と乾燥の時間はコインランドリーの料金にあります。

ラグやカーペットも、大きさと素材で出せる先と額が変わります。店・宅配・家に来てもらう業者の目安は、カーペットクリーニングの料金にまとめています。

中わたの素材で、出せる先が変わる

布団を洗えるかは、中に詰めたわたの素材でおおむね決まります。店や宅配と、コインランドリーで受けるかどうかの目安は次のとおりです。

中わた 店・宅配 ランドリー
羽毛 専用のコースで洗う 縫い目で区切った物なら
ポリエステル ほぼ受ける 洗える物が多い
木綿(綿わた) 縮みやすく相談 洗えない店がほとんど
羊毛 状態を見て相談 洗えない店がほとんど
真綿・ムートン 断られることも 洗えない

羽毛布団でも、表と裏を縫い合わせて中を区切っていない物は、洗うと羽毛が片寄ることがあります。羊毛や真綿は型崩れや縮みが起きやすく、コインランドリーではなく店に相談する素材です。

布団には、洗濯表示が付いていないことがある

多くの服や、毛布・布団カバーには洗濯の方法の表示が求められていますが、布団は違います。消費者庁の案内では、布団に表示が求められているのは、繊維の名前と割合、表示した会社の名前と連絡先で、洗濯の方法は入っていません。

タグに洗濯表示が無いときは、繊維の表示を見て、表示した会社に洗えるかを問い合わせるか、店で見てもらいます。洗濯表示が付いている布団なら、家庭での洗濯やタンブル乾燥ができない記号が無いかを確かめます。

古い布団は、出す前に側生地を見る

長く使った布団は、側生地が弱っていると、洗うときの力で破れたり、破れた所から羽毛が出たりすることがあります。出す前に、薄くなった所やほつれが無いかを見ておきます。

宅配で送るときに圧縮してよいかは、頼む先によって違います。羽根(フェザー)の多い羽毛布団は、圧縮で軸が折れて生地に穴をあけることがあるので、頼む先の決まりに従います。

基本の額に足される分

1枚の基本の額に、次のような分が足されることがあります。見積もりや料金表で、何が基本に入っているかを見ます。

  • 大きさ:ダブルやクイーンを、シングルより高い額にしている店がある
  • 羽毛:羽毛布団を、綿や化繊のわたの布団より高く決めている店がある
  • 保管付き:次の季節まで預けるコースは、1枚1万〜1万4,000円ほどの目安がある
  • 加工:防ダニ・抗菌・防臭の加工は、別料金のことも、無料で付くこともある
  • 汚れ:おねしょやペットの粗相、カビは、専用のコースや追加の処理になることがある
  • 送料:宅配は、北海道・沖縄・離島で送料が足されることがある

反対に、2枚以上で頼む割引や、初めての利用の割引、衣替えの時期のキャンペーンで下がることもあります。家族の分をまとめて出すときは、1枚ずつの額とパックの額を並べます。

家族の分の額を出す

出す布団を素材と大きさで数え、出し方ごとに足し合わせると、1回にかかる額を見込めます。手順は次のとおりです。

  • 手順1:出す布団を、羽毛とそれ以外のわた、シングルとダブル以上に分けて数える
  • 手順2:店なら1枚の額×枚数、宅配ならパックの額に送料と会費を足す
  • 手順3:保管や加工を頼むなら、その分を足す
  • 手順4:コインランドリーで洗える布団は、洗濯乾燥機を回す回数で出す

羽毛の掛け布団2枚とポリエステルの敷布団2枚を出した例の図。店に持ち込むと羽毛8,000円×2枚と敷布団6,000円×2枚で合計28,000円、宅配の4枚のパックで24,000円、コインランドリーで羽毛のコース1,800円×2回と敷布団1,400円×2回の合計6,400円。金額は例

図は、羽毛の掛け布団2枚とポリエステルの敷布団2枚を出した例です。店で2万8,000円、宅配の4枚のパックで2万4,000円、洗える布団をコインランドリーで洗えば6,400円になります。

年に1回出すなら、店の例の2万8,000円を12か月で割った約2,330円を、毎月よけておく計算です。数年に1回出す羽毛布団は、次に出す年までの月数で割ります。

何年に一度出すか

布団を何年に一度出すかに決まりはありません。汚れやにおいが気になったときや、季節が終わってしまう前に出すと、汚れを残したまましまわずに済みます。

羽毛布団は洗いすぎを避けるため、3〜5年に1回を目安にする考え方があります。一方で、衛生を重く見て、掛け布団は1年に1回、敷布団は半年に1回を目安にする考え方もあります。

体に直接触れるカバーやシーツをこまめに洗えば、布団そのものを出す回数を抑えられます。カバー類は、数週間から月に1回洗う目安があります。

春と秋の衣替えの時期は頼む人が増え、割引を出す所もあります。すぐ使う布団は、戻るまでの日数を申し込む前に確かめます。

預けるときと戻ってきたときに見ること

国民生活センターは、クリーニングに出すときと受け取るときに、品物の状態や処理の方法を店と一緒に確かめるよう呼びかけています。時間がたつと、傷みの原因がどこにあるのかが分かりにくくなるためです。

宅配は店の人と顔を合わせないので、出す布団の一覧を作り、シミや汚れは写真を撮って伝え、自分でも控えておきます。契約の内容、困ったときの連絡先、事故のときの賠償の決まりも、申し込む前に見ておきます。

宅配では、届いた品の種類を事業者が一方的に決めて高い額を示し、取り消しに応じなかった相談もありました。1袋や何点でいくらという料金でも、どの品がどの扱いになるかを先に確かめます。

事故のときの賠償の決まり

Sマークの店とLDマークの店は、業界の「クリーニング事故賠償基準」で対応します。Sマークは厚生労働大臣が認可した標準営業約款で営業する店、LDマークは都道府県のクリーニングの組合の加盟店の印です。

この基準を使わない店もあるので、頼む先の決まりを確かめます。基準で賠償されるときは、買ってからの月数などを加味するので、買ったときの額がそのまま戻るわけではありません。

受け取ったら早めに袋から出して広げ、状態を見ておきます。店と話がまとまらないときは、消費者ホットライン188にかけると、地域の消費生活センターを案内してもらえます。賠償の額の出し方はダウンのクリーニング料金に例があります。

家計簿では、服のクリーニング代と分ける

総務省の家計調査は、服のクリーニング代を「被服及び履物」の中の洗濯代に入れています。布団・毛布の乾燥代や毛布の洗濯代は、服とは分けて「家具・家事用品関連サービス」に入れています。

この項目は、家具や家事用品の修理代と、それらの洗濯代をまとめる所です。自分の家計簿でも、布団のクリーニング代は服とは別の行にしておくと、何年かに一度の出費が見えます。

総務省の小売物価統計調査がクリーニング代として調べているのは、ワイシャツと男性用スーツ上下で、布団は入っていません。国の統計に布団のクリーニング代の額は無いので、頼む先の料金表で見比べます。

統計に出ているワイシャツとスーツの額は、クリーニング代の相場で見られます。家族の分をまとめて出す年は、図の例のように1回で数万円になることがあるので、特別な出費として先に月ごとによけておきます。

洗うより、打ち直しや手放すほうが合うとき

汚れやにおいではなく、わたがへたって暖かさが戻らないときは、洗っても元に戻りにくい状態です。羽毛を足して側生地を替える打ち直しの額は、布団の打ち直しの料金で比べられます。

使わなくなった布団を手放すなら、市区町村の粗大ごみや、買い替える店の引き取りがあります。額と出し方は布団の処分費用にあります。

よくある質問

Q布団1枚のクリーニング代は、いくらですか

店に持ち込むと、敷布団・掛布団で5,000〜8,000円程度です。羽毛布団は5,800円から1万円近くまで店で開きがあります。宅配は、羽毛の掛け布団1枚で5,500〜1万円です。

Q店と宅配では、どちらが安いですか

1枚を出すなら、自分で持ち込む店のほうが安い傾向があります。宅配はパックで頼むと1枚あたりが下がるので、何枚出すかと送料・会費を入れて比べます。

Q毛布もクリーニングに出したほうがいいですか

毛布は店でも1枚1,000円台で、コインランドリーの洗濯乾燥機を1回回す額と大きくは違いません。何枚かまとめて洗えるなら、コインランドリーのほうが安くなることがあります。

Q羽毛布団は、コインランドリーで洗えますか

縫い目で中を区切った羽毛布団なら、羽毛布団のコースのある洗濯乾燥機で洗えることがあります。区切りの無い物は羽毛が片寄ることがあり、高い羽毛布団は店に任せる方法もあります。

Q戻ってくるまで、何日かかりますか

羽毛布団のクリーニングで10日前後、宅配では2〜3週間ほどかかることもあります。保管付きのコースは、次の季節の決めた時期に戻ります。

Qどれくらいの間隔で出せばいいですか

決まった間隔はありません。汚れやにおいが気になったときや、しまう前に出します。羽毛布団は3〜5年に1回、掛け布団は年に1回、敷布団は半年に1回と、目安には幅があります。

まとめ

  • 店に持ち込むと、敷布団・掛布団は1枚5,000〜8,000円程度、羽毛布団は5,800円から1万円近く
  • 宅配は羽毛の掛け布団1枚で5,500〜1万円。パックの額を枚数で割り、送料と会費も入れて比べる
  • コインランドリーは洗濯乾燥機1回で1,000〜2,300円。木綿・羊毛・真綿は洗えない店がほとんど
  • 布団には洗濯表示が求められていない。表示が無ければ、表示した会社か店に聞く
  • 出すときと受け取るときは、状態を一緒に見る。宅配は一覧と写真で控える
  • 家計簿では服のクリーニング代と別の行にし、家族の分は特別な出費としてよけておく

出す布団の素材と枚数を書き出せば、店・宅配・コインランドリーのどれでいくらかかるかを比べられます。預ける前に一覧と写真を残しておけば、戻ってきた布団に傷みがあっても話を進めやすくなります。

この記事で参照した公的情報

  1. 繊維製品品質表示規程の対象品目一覧・布団(ふとん)(布団=掛け布団・肌布団・敷布団・ベッドパッド・こたつ掛け布団・座布団・かいまきで中に綿・羊毛・羽毛等の繊維が詰められているもの/表示事項は繊維の組成と表示者名及び連絡先で、家庭洗濯等取扱方法は「-」/毛布・布団カバーは家庭洗濯等取扱方法が「○」)
    窓口
    消費者庁
    確認日
    確認先
    https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/household_goods/guide/fiber/fiber_28.html
  2. 見守り新鮮情報 第476号 クリーニング 受け渡し時には必ず状態を確認しましょう!(2024年2月20日・出す時と受け取る時に衣類の状態や処理方法を店舗側と一緒に確認・時間が経つと解決がより難しくなる・クリーニング事故賠償基準を使う店舗と使わない店舗がある・賠償では購入時からの経過月数などが勘案され購入時の金額が戻るわけではない・Sマーク、LDマークのある店舗が使用・消費者ホットライン188)
    窓口
    国民生活センター
    確認日
    確認先
    https://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen476.html
  3. インターネットで申し込む宅配クリーニングのトラブルにご注意!(2015年3月5日・国民生活センターの報道発表/厚生労働省 健康局生活衛生課の事務連絡の別添・事例2=事業者が一方的に品物の種類を判断して高い額を示しキャンセルに応じない・「○○点で○○○円」「1袋で○○○円」という価格設定・店舗型との違いを調べたうえで利用を決める・契約内容や連絡先・賠償基準を確認・預ける品のリストを作りシミや汚れは写真を撮って伝え自分でも控える・戻った品は袋やカバーを外して収納)
    窓口
    国民生活センター(厚生労働省)
    確認日
    確認先
    https://www.mhlw.go.jp/content/001428575.pdf
  4. 衣類の切り替え時期に多いクリーニングのトラブル!(令和4年2月8日更新・受け渡し時に店側と一緒に確認・SマークやLDマークの店はクリーニング事故賠償基準に基づいて賠償・Sマークは厚生労働大臣が認可したクリーニング業の標準営業約款に基づいて営業する店・LDマークは各都道府県のクリーニング生活衛生同業組合の加盟店)
    窓口
    東京都消費生活総合センター
    確認日
    確認先
    https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.lg.jp/sodan/kinkyu/161109.html
  5. 家計調査 収支項目分類及びその内容例示(2025年1月改定)(691 洗濯代=「被服及び履物」に分類されるものの洗濯代・○クリーニング代・×布団、毛布の乾燥代→542・×じゅうたん、毛布の洗濯代→542/542 家具・家事用品関連サービス=家具・家事用品の借賃、分解掃除代、修理代(加工賃、出張費)及びそれらの洗濯代・○布団・毛布の借賃・○布団の仕立代/501 布団=組布団・かいまき・肌掛布団)
    窓口
    総務省統計局
    確認日
    確認先
    https://www.stat.go.jp/data/kakei/kou2025/zuhyou/kouh2025.xlsx
  6. 小売物価統計調査(動向編)調査品目及び基本銘柄(2026年10月調査)(クリーニング代の銘柄はワイシャツ・男性用スーツ上下の2つで、布団の銘柄は無い)
    窓口
    総務省統計局
    確認日
    確認先
    https://www.stat.go.jp/data/kouri/doukou/zuhyou/202610.xlsx

この記事を書いているのは

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この記事は一般的な情報提供を目的としたものです。特定の金融商品の推奨や、個別の投資判断に関する助言を行うものではありません。公的制度の要件・金額は変更される場合があり、自治体によって異なります。実際のご利用にあたっては、必ず公式の窓口でご確認ください。