グランピングの料金の相場はいくら?|1泊の大人1人の目安と2食付きの価格の帯、日帰りは3,000円から。1人料金と1棟料金の見分け方と家計簿での予算の立て方

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グランピングの料金は、1泊の大人1人1万〜3万5,000円という目安があります。2食付きなら、大人1人2万〜2万5,000円が価格の中心の帯とされます。

ただし、料金表の額が1人あたりか1棟あたりか、食事や体験が入っているかで、払う総額は変わります。この記事では、相場の幅、利用者の予算の調査、料金を上下させるもの、総額の出し方、家計簿での予算の立て方を書きます。

グランピングの料金表を見ても、1人分なのか1棟分なのかが分かりません。食事や体験を足すと、結局いくらになるのかが心配です。

グランピングの料金の相場は、泊まりか日帰りかと食事で分かれる

グランピングは、テントや寝具、調理の道具などを施設が用意している泊まり方です。道具を持って行かずに済む分、施設の料金にその手間と設備の分が入ります。

泊まりの目安には幅がある

1泊2日の1人あたりの料金の目安は、約1万〜3万5,000円です(2026年7月時点)。施設や予約の時期、税・サービス料が入るかどうかで変わります。

2食付きでは、大人1人2万〜2万5,000円が価格の中心の帯とされます(2022年3月時点)。宿泊施設のグレードや設備の充実の度合いで、額が上下するとされます。

1泊2万〜5万円で、ホテルに泊まる費用と同じくらいという目安もあります。1人あたり1万円以下で泊まれれば、格安とされます。

日帰りは3,000円からという目安

泊まらずに、テントや食事の場所を昼間だけ使う日帰りの利用もあります。1人あたりの目安は、3,000〜8,000円とも、約3,000円〜1万円ともされます。

日帰りの料金には、テントの利用とバーベキューの食材、施設の利用が入る例が示されています。何が入るかは施設とプランで違うので、料金表の「含まれるもの」の欄を読みます。

キャンプとの差は、道具と手間を施設が持つ分

キャンプ場の区画の料金は、5,000〜1万円が中心の帯とされます。キャンプでは別に、テントや寝袋などの道具を一式で5、6万円からそろえる費用がかかり、こだわると10万円を超えるとされます。

グランピングは、この道具と設営の手間を施設が持つ分、1回の料金が高くなります。キャンプ1回の費用の平均はキャンプの費用の平均に、道具の一式の額はキャンプ道具の初期費用にまとめています。

利用者の予算の調査では、世帯年収で分かれる

アウトドアの情報サイト TAKIBI(株式会社フォーイットが運営)は、2022年8月19日〜24日に、グランピングに行ったことがある・行ってみたい20〜66歳の男女375人に、インターネットで予算を聞きました。全国の人が対象です。

質問は「グランピングをする際の1人当たりの予算」で、交通費や観光、体験の料金は除いた額です。答えの区切りは、5,000円以下から10万1円以上までの6つでした。

年収700万円を境に、答えの中心が変わる

世帯年収が700万円未満の人は「5,001〜1万円」が、700万円以上の人は「1万1〜2万5,000円」が、最も高い割合の答えでした。世帯年収に関わらず、5万〜10万円以上をかける人もいた、と調査は書いています。

この調査は「予算はいくらか」を聞いたもので、実際に払った額の平均ではありません。予算の中心の5,001〜1万円は、泊まりの目安の下の端に近い額で、日帰りや素泊まりの料金と重なります。

料金を上下させるもの

同じグランピングでも、何にお金を払っているかで額が変わります。その違いを、設備・食事・時期と人数・料金に入るものの4つに分けて並べます。

設備:テント・寝具・冷暖房・お風呂とトイレ

テントの大きさや形、ブランドで料金が変わります。ベッドで寝るか寝袋で寝るか、冷暖房があるか、お風呂とトイレが部屋にあるか共用かも、料金の差になります。

テントのほかに、コテージやトレーラーハウスに泊まる施設もあります。部屋の中にお風呂とトイレがある所は快適さが上がる分、共用の所より料金が上がる方向です。

食事:コース料理か、バーベキューか、素泊まりか

2食付きのプランは、食事の内容で額が変わります。コース料理や高い食材を使うプランは上がり、食材を持ち込む素泊まりのプランは下がります。

調理の道具の種類や、食材と酒類のグレードが、追加の料金になる施設もあります。基本の料金に足していくうちに、思っていたより高くなることもあります。

時期と人数:週末と休みの時期は上がる

夏休み・大型連休・年末年始は料金が上がり、平日や人の少ない時期は下がります。土日祝日より平日を安くしている施設もあるとされます。

人数でも1人あたりの額が変わります。1棟や1区画の料金で決まる施設では、泊まる人数が多いほど、1人あたりの額が下がります。

料金に入るもの:体験・税・サービス料

カヌーやサウナなどの体験は、別料金になる施設と、料金に入っている施設があります。宿泊も飲食も体験もまとめて払うオールインクルーシブの施設は、最初の料金が高めでも、足していく料金がありません。

料金表の額に、税やサービス料が入っているかどうかも施設ごとに違います。比べるときは、税込みかどうかと、サービス料が別かどうかを先にそろえます。

1人あたりの料金と、1棟の料金を見分ける

グランピングの料金表は、大人1人あたりで書く施設と、1棟・1区画あたりで書く施設があります。2つの書き方をそのまま並べると、1棟の料金が高く見えます。

1棟の料金は、泊まる人数で割ると1人あたりの額になります。最低の利用人数や、泊まれる人数の上限が決まっている施設もあるので、人数の条件も一緒に読みます。

1棟1泊4万8,000円のグランピングの料金を、泊まる人数で割った例の図。2人なら1人2万4,000円、3人なら1人1万6,000円、4人なら1人1万2,000円。金額は例

図は、1棟1泊4万8,000円の料金表の例です。2人で泊まると1人2万4,000円、4人なら1万2,000円になり、同じ施設でも人数で1人あたりが半分になります。

子どもの料金の決め方と、何歳から泊まれるかの条件は、施設ごとに違います。家族の総額は、大人と子どもの人数と、施設の年齢の区切りを書き出してから出します。

料金表に入っていない費用を足して、総額を出す

料金表の額は、泊まる分と、プランに入っている食事の分です。行き帰りの交通費、追加の飲み物、体験の料金は、別に足すことがあります。

料金表の外に出やすい費用

  • 行き帰りの交通費(ガソリン代と高速道路の料金、電車やバスの運賃)
  • 追加の飲み物やお酒、食事のおかわりのセット
  • カヌーやサウナなどの体験の料金
  • 施設の外の温泉や、周りの観光の入場料
  • 料金表の額に入っていない税やサービス料

大人2人で2食付きのグランピングに1泊するときの総額を見積もった例の図。基本の料金1人2万2,000円の2人分4万4,000円、体験の料金2人分6,000円、追加の飲み物4,000円、ガソリン代と高速料金8,000円で、合計6万2,000円。金額は例

図は、大人2人で2食付きのグランピングに1泊するときの例です。基本の料金は1人2万2,000円と置き、体験と飲み物と交通費を足すと、2人で6万2,000円になります。

料金表の4万4,000円に対して、払う総額は1万8,000円多くなります。料金表の額だけで予算を決めず、表の外の費用を先に書き出しておくと、当日に足りなくなるのを防げます。

国の統計で見る、泊まりの旅行の支出

グランピングだけの額を出している国の統計は、総務省の家計調査と観光庁の旅行・観光消費動向調査には無く、区分もありません。泊まりの旅行の支出を、どの品目に入れているかは分かります。

家計調査では、宿泊料とパック旅行費が別の品目

総務省の家計調査(2025年)では、二人以上の世帯の1年の「宿泊料」は、1世帯あたり3万5,994円でした。旅行をしなかった世帯も含めた平均で、家族旅行1回の額は家族旅行の費用の平均にまとめています。

同じ年の二人以上の世帯の「国内パック旅行費」は、1世帯あたり2万8,487円でした。家計調査の分け方では、宿泊料に山小屋やバンガローの宿泊料も入ります。交通費と宿泊費をまとめて払うものは「パック旅行費」として別の品目です。

観光庁の統計に、グランピングの区分は無い

観光庁の旅行・観光消費動向調査は、泊まった施設をホテル・旅館・キャンプ場など11に分けて、旅行1回の額を出しています。この11の区分に、グランピングという区分はありません。

2025年の同じ統計で、キャンプ場に泊まった観光の宿泊旅行は1人1回4万8,268円で、交通費や旅行前の買い物も入った額です。グランピングの施設がどの区分で数えられているかは、集計表と利用上の注意には書かれていません。

費用を抑える方法

抑え方は、行く日・食事・人数・体験の4つです。どれも、1人あたりの予算の上限を先に決めてから選びます。

平日や人の少ない時期を選ぶ

週末や大型連休は料金が上がるので、平日や人の少ない時期に行くと同じ施設でも額が下がります。冬の料金を夏より下げている施設もあるとされます。

休みを取れる日が限られるなら、平日の料金と週末の料金を両方書き出して差を見ます。差が大きければ、日を変えるかどうかを家族で決めます。

素泊まりにして、食材を持ち込む

食事付きのプランより、素泊まりのプランのほうが料金は下がります。食材を持ち込めるかどうかは施設ごとに違うので、予約の前に案内で確かめます。

持ち込む食材は、ふだんの買い物のときにそろえると、当日に店で買い足すより額を抑えられます。調理の道具を借りられるかどうかも、同じ案内で確かめます。

1棟の料金の施設に、人数をそろえて泊まる

1棟の料金で決まる施設では、泊まれる人数の上限まで人数をそろえると、1人あたりの額が下がります。家族や友だちと行くときは、何人で泊まるかを先に決めて施設を探します。

人数で割る分、精算のしかたも決めておきます。誰が予約して払い、あとでいくらずつ集めるかを、出発の前に決めておきます。

体験は、やるものだけを選ぶ

体験が料金に入っている施設では、使わなくてもその分を払っています。やりたい体験が少ないなら、体験が別料金の施設を選び、やるものだけを足すほうが総額は下がります。

反対に、体験を何種類もやるなら、まとめて入っている料金のほうが安くなることもあります。やりたい体験の料金を足した額と、入っている料金の差で決めます。

グランピングの予算を、家計簿で立てる手順

グランピングの予算は、相場の額ではなく、行く施設の料金表と人数から出します。紙でも表計算でも、次の順で書けます。

ステップ1料金の単位と、入っているものを書く5分

候補の施設ごとに、料金が1人あたりか1棟あたりかを書きます。食事・体験・税・サービス料が入っているかも、同じ行に書き添えます。

子どもの料金の区切りと、最低の利用人数があれば、それも書きます。1棟の料金なら、泊まる人数で割った1人あたりの額を出しておきます。

ステップ2表の外の費用を足して、総額を出す10分

「料金表の外に出やすい費用」の項目ごとに、額を見積もって足します。交通費は、車なら往復の距離からガソリン代を出し、高速道路の料金を足します。

合計が出たら、決めておいた上限と比べます。上限を超えるなら、日・食事・体験のどれを変えるかを決め、見積もりを直します。

ステップ3払う月を並べ、毎月取り分ける5分

予約のときに前払いする分、カードで払って後で引き落とされる分、当日に現地で払う分を、払う月ごとに並べます。カードの分は、使った月ではなく引き落としの月に口座から出ます。

出発までに足りない額を、残りの月数で割って毎月の取り分けにします。年に何度もない大きな出費なので、年間収支表の特別費の行に入れておくと、ほかの月の予算と重なりません。

ステップ4帰ってきたら、実際の額を書く5分

帰ったら、基本の料金・食事の追加・体験・交通費に分けて、実際に払った額を書きます。見積もりより増えた項目に印を付けておくと、次の計画で同じところを多めに見込めます。

複数の施設を使ったことがあれば、施設ごとの総額と1人あたりの額を並べておきます。次に行く施設を選ぶときの、自分の家の目安になります。

迷いやすい場面

グランピングの料金を、家計簿のどの行に書くか

泊まる料金は、家計簿では旅行やレジャーの行にまとめて書けます。家計調査に合わせるなら、宿泊の料金は「宿泊料」、交通と宿をまとめて払うプランは「パック旅行費」に分けます。

どちらの書き方にしても、家の決まりとして1つに決めます。行の名前に「グランピング」と一言添えておくと、あとで1年の額を数えるときに拾えます。

友だちの家族と1棟を借りて、代金を立て替えた

1棟の代金を1つの家がまとめて払ったときは、戻ってくるまでは、自分の家の分と立て替えた分を分けて書きます。割り勘の書き方は家計簿の立替金はどう書く?にあります。

精算が済むと、支出に残るのは自分の家の分だけです。何人で割ったか、子どもの分をどう数えたかも、メモに残しておきます。

雨や風の予報で、予約を取り消すことになった

取り消しの料金は、取り消す日と施設ごとの決まりで変わります。天気が理由の取り消しをどう扱うかも施設で違うので、予約のときに取り消しの決まりを読んでおきます。

戻ってきたお金は、戻った月に、払ったときと同じ行から引いて書きます。取消料がかかったときは、その額をグランピングの行に残します。

よくある質問

Qグランピングの料金の相場はいくらですか

1泊で大人1人1万〜3万5,000円という目安があり、2食付きなら大人1人2万〜2万5,000円が中心の帯とされます。日帰りは3,000〜8,000円、3,000円〜1万円という目安です。

Q料金表の額は、1人分ですか、1棟分ですか

施設によって違います。1棟や1区画の料金で書く施設では、泊まる人数で割ると1人あたりの額になり、人数が多いほど1人あたりが下がります。

Qグランピングとキャンプは、どちらが安いですか

1回の料金は、テントや寝具を施設が用意する分、グランピングのほうが高くなります。キャンプは道具を一式そろえる費用が別にかかるので、行く回数で割った道具の額も足して比べます。

Qグランピングの予算は、どのくらいにする人がいますか

TAKIBI の調査(2022年8月・375人)では、交通費や体験を除いた1人あたりの予算は、世帯年収700万円未満で「5,001〜1万円」、700万円以上で「1万1〜2万5,000円」が最も高い割合でした。実際に払った額の平均ではありません。

まとめ

  • グランピングの料金の目安は、1泊の大人1人1万〜3万5,000円、2食付きなら2万〜2万5,000円が中心の帯。日帰りの目安は3,000円から
  • 料金は、設備・食事・時期と人数・料金に入るもの(体験・税・サービス料)で上下する
  • 1棟の料金は泊まる人数で割って、1人あたりの額にしてから比べる
  • 料金表の外の交通費・飲み物・体験を足して総額を出し、上限と比べる
  • 家計調査では、宿泊料(1年3万5,994円)と国内パック旅行費(同2万8,487円)は別の品目(2025年・二人以上の世帯)

1棟の料金を人数で割ったら、ほかの施設と並べて比べられました。料金表の外の費用も足して、払う総額が見えました。

この記事で参照した公的情報

  1. グランピングの値段や費用は?キャンプとの料金差やおすすめ施設(旅行の情報誌のサイトの解説・2022年3月25日・1泊2食付きで大人1人20,000円から25,000円がボリュームゾーン・日帰りの相場は3,000円から8,000円・キャンプの区画費用は5,000円から10,000円・キャンプ装備は一式5、6万円から)
    窓口
    旅行の情報誌のサイト
    確認日
    確認先
    https://skywardplus.jal.co.jp/plus_one/other/glamping_cost/
  2. “グランピング”とは? キャンプとの違いや魅力、費用相場まで(おでかけの情報サイトの解説・更新日2026年7月10日・宿泊(1泊2日)のひとりあたりの料金目安は約1万〜3万5000円・日帰り(デイユース)は約3000円〜1万円・施設や予約時期、税・サービス料の有無によって変動)
    窓口
    おでかけの情報サイト
    確認日
    確認先
    https://rurubu.jp/andmore/article/25016
  3. 2022年最新版!グランピングの相場が判明!世代別&世帯年収別で調査【グランピングに関するアンケート】(TAKIBI 編集部のアンケート・2022年8月19日〜24日・20〜66歳のグランピングに行ったことがある・行ってみたいと思う男女375人・全国・ネットリサーチ・グランピングをする際の1人当たりの予算(交通費や観光、体験の料金は除く)は世帯年収700万円未満までは「5,001〜10,000円」、700万円以上で「10,001〜25,000円」・世帯年収に関わらず5万〜10万円以上をかける人もいる・関東の施設を紹介する頁の中の TAKIBI 編集部の追記の節)
    窓口
    TAKIBI(キャンプ・アウトドアの情報サイト)
    確認日
    確認先
    https://www.takibi-reservation.style/media/fieldreport/kanto/92739/
  4. 家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 第4-1表 1世帯当たり支出金額(品目分類・2025年計・全国)(宿泊料35,994円・国内パック旅行費28,487円)
    窓口
    総務省統計局
    確認日
    確認先
    https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?stat_infid=000040409546
  5. 家計調査 収支項目分類及びその内容例示(2025年1月改定)(860 宿泊料=宿泊料に伴う奉仕料も含む・山小屋宿泊料・バンガロー宿泊料・別荘の借料/9.4.2 パック旅行費=交通費、宿泊費など一括記入のもの)
    窓口
    総務省統計局
    確認日
    確認先
    https://www.stat.go.jp/data/kakei/kou2025/zuhyou/kouh2025.xlsx
  6. 旅行・観光消費動向調査 2025年年間 集計表(確報)第13表 旅行単価(国内旅行)(宿泊施設は11区分=ホテル(洋室主体)・旅館(和室主体)・自己所有の別荘・リゾートマンション・ペンション・民宿・貸別荘・キャンプ場・保養所・研修施設・会員制の宿泊施設・実家や親族・知人宅・民泊(有料の住宅宿泊)・車中泊・その他/キャンプ場の観光・レクリエーションの宿泊旅行48,268円)
    窓口
    観光庁
    確認日
    確認先
    https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001998225.xlsx

この記事を書いているのは

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