十三回忌の費用はいくら?|家族中心で営むときの見込みと、七回忌の記録から直す行、弔い上げにするときのお布施、併修、家計簿での書き方
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十三回忌のお布施は1万〜3万円が目安で、三回忌からあとをまとめて1万〜5万円とする目安もあります。これに、お車代や御膳料(どちらも5,000円〜1万円)と、席の数で増える会食・引き出物が加わります。
計算の例として目安を足すと、自宅に僧侶を招いて家族だけで営み、会食をしないなら合計1.5万〜4万円ほどです。お寺に近い親族8人が集まり、料理店で会食もするなら4.5万〜13.5万円ほどで、十三回忌を弔い上げにする回はお布施が高めになります。
香典を包む側として十三回忌に招かれたなら、包む額は香典の相場はいくら?で確かめられます。以下は、施主として十三回忌を営む家が用意するお金と、七回忌から変わる所です。
十三回忌のお布施と食事の席に、いくら見込めばよいのか見当がつきません。今回を最後の年忌法要にしてよいのかも、決めかねています。
十三回忌に払う先と、それぞれの額
十三回忌は、亡くなってから満12年の祥月命日に営む年忌法要で、七回忌の6年後にあたります。七回忌からあとは身内だけで営むのが通例とされ、十三回忌も家族を中心にした規模の法要とされます。
| 項目 | 目安 | かからないとき |
|---|---|---|
| お布施 | 1万〜3万円 | なし |
| お車代 | 5,000円〜1万円 | お寺で営む |
| 御膳料 | 5,000円〜1万円 | 僧侶も会食に出る |
| 会食 | 1人3,000円〜1万円 | 会食をしない |
| 引き出物 | 1世帯2,000〜5,000円 | 渡す相手がない |
| 会場費 | 会場ごとに違う | 自宅で営む |
| 案内状 | 数千円 | 電話で伝える |
表の額は、お寺へのお礼の目安と、法要の費用の項目として示される目安です。お車代は、施主が送り迎えをしたりタクシーを手配したりすれば要りません。供花やお供え、卒塔婆を用意するときは、店やお寺に額を確かめて足します。
十三回忌のお布施は、七回忌と同じ幅で考える
お布施は読経へのお礼として包むもので、決まった額はありません。法要ごとに並べた目安では、七回忌・十三回忌・十七回忌が1万〜3万円とされ、一周忌や三回忌の3万〜5万円より低くされています。
三回忌からあとをまとめて1万〜5万円とする目安もあり、地域やお寺との付き合いで変わります。七回忌に包んだ額が分かっていれば、それを基に考え、迷うときは法要をお願いするときにお寺にたずねます。
お車代と御膳料は、お布施とは別の封筒に包みます。目安はどちらも5,000円〜1万円で、呼ぶ人数では変わりません。封筒の書き方と渡し方は法事のお布施の相場にまとめています。
十三回忌の合計を、3つの営み方で足した例
表の目安を、呼ぶ範囲と場所の3つの形に当てはめて足した計算の例です。お布施は、家族だけと近い親族の行に1万〜3万円、弔い上げにする行に3万〜5万円を入れ、僧侶は会食に出ないものとしました。
| 呼ぶ範囲と場所 | 人数・世帯 | 足した額 |
|---|---|---|
| 家族だけ・自宅・会食なし | 施主の家だけ | 1.5万〜4万円 |
| 近い親族・お寺・料理店 | 8人・3世帯 | 4.5万〜13.5万円 |
| 弔い上げ・お寺・料理店 | 14人・6世帯 | 8.9万〜23万円 |
人数は施主の家族を含めた会食の席の数で、世帯は施主の家を除いて引き出物を渡す数です。供花・お供え・卒塔婆と会場費は、どの行にも入れていません。
家族だけの行は、自宅に来てもらうお車代を入れ、会食をしないので御膳料は入れていません。お寺と料理店の行は、お車代の代わりに御膳料を入れています。
低いほうの額は、お布施と料理・引き出物を目安の下限にした場合で、高いほうは上限にした場合です。会食の1人の額が合計の幅をいちばん広げるので、料理を決めると見積もりが絞れます。
七回忌の記録から、十三回忌で直す行
七回忌の支払いを家計簿や領収書に残していれば、その行を写して直すと十三回忌の見積もりになります。6年のあいだに呼ぶ相手や料理の値段が変わっていることもあるので、1行ずつ確かめます。
- 呼ぶ相手:七回忌に来た世帯から、十三回忌にも案内する世帯を選び直す
- 料理の店と1人の額:同じ店に頼むときも、今の値段を聞き直す
- お布施:七回忌と同じ幅の目安なので、前に包んだ額を基にお寺に確かめる
- お車代・御膳料:場所と会食の有無が同じなら、七回忌の行をそのまま使える

図は、七回忌にお寺と料理店で10人・施主のほか4世帯が集まった記録から、十三回忌を6人・2世帯で見積もり直した例です。会食1人5,000円と引き出物1つ3,000円はそのままにし、お布施は2万円と置いています。金額は例です。
十三回忌で弔い上げにするか
弔い上げは、最後に営む年忌法要のことです。三十三回忌か五十回忌を区切りにするのが一般的とされますが、七回忌や十三回忌で弔い上げにする家庭も増えているとされます。
十三回忌のあとも続けるなら、次は満16年の十七回忌で、4年後に来ます。そのあとも二十三回忌・二十七回忌・三十三回忌と続くので、ここで区切るかどうかで、この先の出費の回数が変わります。
どこで弔い上げにするかに決まりはなく、宗派やお寺の考え方もあります。家族だけで決めずに、親族と菩提寺に相談してから決めます。
弔い上げにするときのお布施と、そのあとのこと
年忌法要を弔い上げにするときのお布施は、ふだんの年忌より高く、3万〜5万円とする目安と、5万〜10万円とする目安があります。お車代・御膳料、会食・引き出物の見込み方は、ふだんの十三回忌と変わりません。
弔い上げのあとは、故人の位牌をお寺でお焚き上げしてもらい、先祖代々の位牌に移るとされます。仏壇を片付けるときは閉眼供養をしてから処分し、その費用は仏壇の処分費用にあります。
お墓を閉じて、お寺などに永代供養を頼む道もあります。その費用の目安は永代供養の費用と墓じまいの費用にあり、どれを選ぶかは親族とお寺に相談して決めます。
同じ年の法要をまとめる併修
同じ年に家族の年忌が重なるときは、2つの法要を1日にまとめて営む「併修」という形があります。七回忌からあとなら、僧侶や家族と相談してまとめられるとされ、日取りは命日の早いほうに合わせることが多いとされます。
まとめるときのお布施は、2回分ではなく1回分の1.5倍ほどを包むのが一般的とされます。たとえば十三回忌と祖父母の二十三回忌が重なり、1回分を2万円と置くなら、別々に営む4万円に対して3万円ほどです。
会食と引き出物も1回分で済むので、親族を呼ぶ法要ほど差が大きくなります。併修ができるかと包む額は、お寺に確かめます。
参列者の香典と、家計から出ていく額
施主から香典を辞退すると伝えていなければ、参列する人は香典を持って来ます。費用の合計から受け取った香典を引いた残りが、施主の家計から出ていく額です。
引き出物は、来てくれた人に当日手渡すお礼の品です。額はいただく香典やお供えの3分の1から半分ほどが目安とされ、お菓子や食品、タオルのような日々使う品が選ばれます。
引き出物の品と、用意する数の決め方は法事の引き物の相場にまとめています。国税庁のタックスアンサー No.4405 は、個人から受ける香典で社会通念上相当と認められるものを、贈与税がかからない財産の1つに挙げています。
十三回忌の出費を減らせる所
十三回忌の合計を大きく動かすのは、会食の席の数と1人の額です。減らしたいときは、次の所から見直します。
- 呼ぶ相手を家族と近い親族にする:席と引き出物の数が減る
- お寺で営む:お車代がかからない(お堂を使う費用はお寺に確かめる)
- 会食を省く:料理店の費用がかからない
- 同じ年の法要を併修にする:お布施は1回分の1.5倍ほどで、会食は1回で済む
- 十三回忌で弔い上げにする:その回のお布施は高めだが、この先の年忌の出費がなくなる
年忌法要を営まずに、家族で墓参りをしたり仏壇に手を合わせたりして偲ぶ形もあります。菩提寺との付き合いや親族の考えもあるので、省くときは前もって相談しておきます。
家計簿での書き方
十三回忌の支払いは、お寺・料理店・品物の店と相手が分かれ、払う日も違うことがあります。メモ欄に「十三回忌」と書き添えておけば、別々の日の支払いを1つに集められます。
総務省の家計調査の分類では、法事費用は葬儀費用とともに「葬儀関係費」の例に挙がっています。受け取った香典は収入の側に書き、支払いの合計と並べると、施主の負担が分かります。
十七回忌まで続けるなら、4年分を月々に分ける
弔い上げにせず続けるなら、次は4年後の十七回忌です。今回の支払いの行に「次も呼ぶ」「次は省く」の印を付けておくと、4年後に見積もるときに迷う所が減ります。
十七回忌の見込みを5万円と置くと、48か月で届かせるには月1,042円ほどずつ取り分ける計算です。何年かに1度の支払いを毎月の予算に入れる手順は、特別費は1年分の明細から拾うで見られます。
迷いやすい場面
十三回忌の年と、日取りの決め方
十三回忌は亡くなった年に12を足した年に来るので、2014年に亡くなった人なら2026年、2015年なら2027年です。命日に集まれないときは、後ろにずらさず、命日より前の休日に営みます。
日程は僧侶と相談して、遅くとも1か月前までに決めておきます。案内状は出欠を確かめるために1か月前には届くようにし、家族と近い親族だけなら電話で伝えてもかまいません。
十三回忌の服装
遺族や親族は、四十九日から三回忌までは正喪服か準喪服、七回忌からあとは略喪服を着るのが一般的とされます。施主は、参列する人より軽い服装にならないように気をつけます。
略喪服は、黒や濃紺、グレーなどの落ち着いた色の服です。喪服を持っていないときの買うか借りるかの比べ方は、喪服はレンタルと購入どっちが安い?にあります。
よくある質問
Q十三回忌には、合わせていくら見ておけばよいですか
計算の例では、自宅に僧侶を招いて家族だけで営み会食をしないなら1.5万〜4万円ほど、お寺に近い親族8人が集まり料理店で会食するなら4.5万〜13.5万円ほどです。内訳は、お布施1万〜3万円とお車代や御膳料に、会食と引き出物を足したものです。
Q十三回忌のお布施は、七回忌のときと変えますか
法要ごとに並べた目安では、七回忌と十三回忌は同じ1万〜3万円とされています。七回忌に包んだ額を基に考え、迷うときはお寺にたずねます。
Q十三回忌で弔い上げにしてもよいですか
弔い上げは三十三回忌か五十回忌が区切りとされてきましたが、十三回忌で区切る家庭も増えているとされます。決まりはないので、親族と菩提寺に相談して決めます。
Q親族を呼ばずに、家族だけの十三回忌にしてもよいですか
家族だけで営んでもかまいません。これまで法要に来てくれた親族には、家族だけで営むことを前もって伝えておきます。
Q同じ年にほかの法要が重なったら、どうしますか
七回忌からあとなら、2つの法要を1日にまとめる併修という形があります。お布施は1回分の1.5倍ほどが目安とされ、できるかどうかはお寺に確かめます。
まとめ
- 十三回忌のお布施の目安は1万〜3万円で、1万〜5万円とする目安もある
- これにお車代や御膳料(各5,000円〜1万円)と、会食(1人3,000円〜1万円)・引き出物(1世帯2,000〜5,000円)が加わる
- 計算の例では、家族だけ・自宅・会食なしで1.5万〜4万円ほど、近い親族8人・お寺・料理店で4.5万〜13.5万円ほど
- 七回忌の記録を写し、呼ぶ相手と料理の額を直すと見積もりになる
- 十三回忌で弔い上げにするときのお布施は、3万〜5万円とする目安と5万〜10万円とする目安がある
- 同じ年の法要は併修にでき、お布施は1回分の1.5倍ほどが目安
- 支払いに「十三回忌」と書き添えて記録し、続けるなら4年後の十七回忌の分を月々取り分ける
十三回忌の見込みは、七回忌の行を写して人数と世帯を直すだけで作れました。弔い上げにするかどうかは、親族とお寺の考えを聞いてから決めます。
この記事で参照した公的情報
- タックスアンサー No.4405 贈与税がかからない場合(個人から受ける香典、花輪代、年末年始の贈答、祝物または見舞いなどのための金品で、社会通念上相当と認められるもの/令和8年4月1日現在法令等)
- 家計調査 収支項目分類及びその内容例示(2025年1月改定)(諸雑費の葬儀関係費=例示に葬儀費用・法事費用)
