サンルームの後付け費用はいくら?|テラス囲いで30万〜80万円ほど。広さ・2階・オプションごとの目安と、確認申請や固定資産税、増築の登記

サンルームの後付け費用は、物干しを主な目的にしたテラス囲いで約30万〜80万円が目安です。デザインと開放感を重んじたガーデンルームは約50万〜150万円、部屋として使う本格的なサンルームは約100万〜300万円以上になります。
この幅は、リフォームの情報を載せる会社が示す、本体と標準の工事を合わせた額です。工事を請け負う側に近い会社の数字なので、届いた見積もりが相場から外れていないかを確かめる目安にします。
戸建ての1階の掃き出し窓の前や、2階のバルコニーに付けるときの額です。マンションと賃貸では、管理規約や大家さんの了解が先に要り、その答えは後の節にあります。
洗濯物を干す場所にサンルームを付けたいのですが、見積もりの額が妥当か分かりません。確認申請や固定資産税がどうなるのかも分からず、迷っています。
種類ごとの後付け費用の目安
「サンルーム」と呼ばれる物は、作りと使い道で3つに分かれ、どれを選ぶかが額を大きく分けます。同じ会社が示す種類ごとの目安は次のとおりです。
| 種類 | 費用の目安 | 主な使い道 |
|---|---|---|
| テラス囲い | 約30万〜80万円 | 洗濯物を干す |
| ガーデン型 | 約50万〜150万円 | 庭とつなぐ居場所 |
| 本格的な型 | 約100万〜300万円〜 | 部屋として使う |
表のガーデン型はガーデンルームのことです。テラス屋根の周りをサッシやパネルで囲ったテラス囲いは、柱を地面に留める程度の作りで、床とサッシの間にすき間ができる製品もあります。強い雨風では水が吹き込むことがあり、部屋として過ごす場所には向きません。
ガーデンルームは、折れ戸などで前面を大きく開けられ、ウッドデッキやタイルの床と組み合わせる作りです。本格的なサンルームは、コンクリートの基礎を打って家とつなぎ、気密や断熱を高めるので、基礎と内装の工事が加わって額が上がります。
示す額が会社で違うわけ
同じ「サンルーム」でも、会社によって示す額はかなり違います。冒頭の幅を示した会社も、増築として示す額では、ガーデンルームを80万〜200万円、本格的なサンルームを150万〜300万円以上としています。
不動産情報サイトを運営する会社は、サンルームを50万〜80万円、テラス囲いを30万〜55万円としています。警備会社は、ベランダに付けるサンルームを50万〜150万円としています。
違いが出るのは、どの製品までを「サンルーム」と呼ぶか、標準の工事やオプションを額に入れるかが、会社や示し方ごとに違うからです。見積もりを比べるときは呼び名ではなく、製品の種類、間口と出幅の寸法、工事の中身をそろえて並べます。
広さごとの費用の目安
広さは、横幅の「間口」と奥行きの「出幅」で表し、1間は約1.82m、1尺は約0.3mです。リフォームの情報を載せる会社が示す、テラス囲いとガーデンルームの広さごとの目安は次のとおりです。
| 広さ | テラス囲い | ガーデン型 |
|---|---|---|
| 1間×6尺 | 30万〜50万円 | 50万〜80万円 |
| 1.5間×6尺 | 40万〜60万円 | 70万〜110万円 |
| 2間×6尺 | 50万〜80万円 | 90万〜140万円 |
1間×6尺は約1.8m四方で約2畳、1.5間×6尺は約3畳、2間×6尺は約4畳の広さです。表の額は製品と標準の工事を合わせたもので、オプションは入っていません。
広くすると、本体も工事も上がる
同じ会社は、1.5間×6尺を2間×9尺に広げるだけで、本体の値段が1.5倍から2倍近くになることがあるとしています。広さが増えると、基礎や床、屋根の面積も増え、工事の額も合わせて上がります。
床面積は、建築確認の線を見るときにも使います。間口と出幅を掛けて㎡にした目安は、次のとおりです。
| 広さ | 床面積の目安 |
|---|---|
| 1間×6尺 | 約3.3㎡ |
| 1.5間×6尺 | 約4.9㎡ |
| 2間×6尺 | 約6.6㎡ |
| 2間×9尺 | 約9.8㎡ |
規格より大きい特注の寸法や、建物の角に回り込む形にすると、部材の加工が要って額が上がります。干したい洗濯物の量や置きたい家具から要る広さを決め、必要以上に広げないことが、額を抑えることにつながります。
1階に付けるか、2階に付けるか
付ける場所でも額が変わります。建築・リフォームの依頼先を紹介する会社は、ある大手メーカーの商品で、間口約2.7m(2,730mm)として出幅を変えたときの目安を、付け方ごとに次のように示しています。
| 付け方 | 目安 |
|---|---|
| 1階・床の高さ | 55万〜100万円程度 |
| 1階・土間の上 | 55万〜90万円程度 |
| 2階・今のバルコニー | 40万〜55万円程度 |
| 2階・バルコニーごと | 70万〜95万円程度 |
1階の床の高さに合わせる付け方は、リビングから段差なく出入りできる形です。土間の上に付ける形は、下がコンクリートやタイルでないと、別に工事がかかります。
2階の今あるバルコニーを囲う形は、この商品では出幅に上限があり、変わった形のバルコニーや面格子の付いたバルコニーには付けられないとされます。バルコニーが無い所には、1階から柱を立てるか屋根に載せる形で、バルコニーごと付けるので額が上がります。
2階以上の工事は足場が要り、警備会社は足場の相場を15万円程度としています。高い所の作業や部材の荷揚げの費用も加わり、バルコニーの強さや防水が重さに耐えられず補強が要れば、さらに額が足されます。バルコニーの防水をやり直す額は、ベランダの防水工事の費用にあります。
本体のほかにかかる工事とオプション
見積もりの額は、製品の本体と工事費に分かれます。リフォームの情報を載せる会社は、工事費に入るものとして次の項目を挙げています。
- 基礎の工事(地面を掘ってコンクリートを打つ)
- 組み立てと取り付け
- 家の外壁とのつなぎ目の防水
- 照明やコンセントの電気工事
- 床や壁の内装の工事
- オプションの取り付け
- 現場の管理、廃材の処分、運搬などの諸経費
付ける所に給湯器やエアコンの室外機があると、移す工事が足されます。庭が土のままで土間のコンクリートが無いときは、その工事も別にかかり、広さごとの額は土間コンクリートの費用にあります。
オプションで足される額
同じ会社が示すオプションの目安は次のとおりです。標準の製品の額に、選んだ分が足されます。
| オプション | 目安 |
|---|---|
| 内側の日除け | 3万〜8万円 |
| 外側の日除け | 5万〜15万円 |
| 網戸 | 2万〜10万円 |
| カーテンレール | 1万〜3万円 |
| 換気扇 | 3万〜8万円 |
| 物干しの金具 | 1万〜5万円 |
| 照明とコンセント | 3万〜10万円 |
| 床をタイルに | 10万〜30万円 |
| 床をウッドデッキに | 8万〜25万円 |
ガラスの屋根や壁は日差しで中が熱くなりやすく、冬は冷えやすいので、日除けや換気扇を足すかで額が大きく変わります。ガーデンルームは日除けや網戸を足すと、100万円を超えることもあるとされます。
照明やコンセントの配線を家から引く工事は、電気工事士法で、電気工事士でなければ作業できません。見積もりに電気の工事が入っているときは、資格のある人が作業するかを聞いておきます。
自分の家の見積もりを組み立てる
自分の家の額は、種類と広さの目安から本体と標準の工事の見当をつけ、足される工事を加えて出します。次の手順で並べます。
- 手順1:使い道(物干しか、居場所か、部屋か)から種類を決める
- 手順2:付ける場所(1階か2階か)と、間口と出幅を決める
- 手順3:種類と広さの表から、本体と標準の工事の見当をつける
- 手順4:日除け・物干し・照明などのオプションを足す
- 手順5:土間の工事、室外機の移設、足場などの現場の工事を足す

図は、間口約3.6m(2間)・出幅約2.1m(7尺)のテラス囲いを、1階の土間に付ける見積もりの例で、どの額も置いた数字です。本体と取り付けで55万円、オプションと現場の工事で11万円が足され、床面積は約7.6㎡になります。
自分の見積書でも、本体の型と寸法、標準の工事、オプション、現場の工事が分けて書かれていれば、どこで額が上がっているかが分かります。「工事一式」とまとめた行があれば、中身を聞いて分けてもらいます。
工事の日数と、長く使うための手入れ
工事の日数は、種類と現場で変わります。リフォームの情報を載せる会社は、テラス囲いで約2〜4日、ガーデンルームで約3〜7日、本格的なサンルームで約1〜2週間以上としています。
本格的なサンルームは、コンクリートの基礎が固まるのを待つので日数が延びます。雨の日はコンクリートや外の組み立ての作業ができないため、天気によっても延びることがあります。
付けたあとも、手入れの額がかかります。同じ会社は、ポリカーボネートの屋根材は約10年、外壁とのつなぎ目のシーリング材は5〜10年で傷み始め、アルミの骨組みは20〜30年以上もつとしています。
シーリングの傷みを放っておくと、つなぎ目から雨が入るおそれがあります。屋根やガラスの外側の掃除は高い所の作業になるので、自分で届くかと、点検を頼めるかを工事の前に聞いておきます。
確認申請が要る場所と広さ
屋根と柱や壁があり、土地に定着する物は、建築基準法 第2条第1号の「建築物」に当たります。家に付けるテラス囲いやサンルームも、ふつうはこれに当たり、建物を広げる「増築」として扱われます。
建築基準法 第6条第1項では、2階建て以上の家か、延べ面積が200㎡を超える家に増築するときは、区域にかかわらず、工事の前に確認を受けることになります。平屋で200㎡以下の家なら、都市計画区域や準都市計画区域などの中で増築するときに確認を受けます。
例外として、同じ条の第2項は、防火地域・準防火地域ではない場所で、増やす部分の床面積が合わせて10㎡までなら、確認を受けなくてよいとしています。防火地域と準防火地域の中では、狭くても確認が要ります。
| 場所と広さ | 確認の手続き |
|---|---|
| 防火・準防火地域 | 広さによらず要る |
| 上の外・10㎡以内 | 要らない |
| 上の外・10㎡超 | 家と区域で要る |
上の広さの表は、どれも10㎡を下回りますが、2間×9尺は10㎡に近く、付け方で床面積の数え方が変わることもあります。防火地域かどうかと床面積の数え方は、市区町村の建築の窓口か、工事を頼む会社に確かめます。
確認を受けないまま工事を進めると、法に合わない建物として扱われます。見積もりを頼むときに、確認が要るかの見立てと、申請を会社が代わりに受けるか、その費用が見積もりに入っているかを聞きます。
敷地の上限に収まるか
屋根と壁のあるサンルームを付けると、敷地に対する建物の面積の割合(建ぺい率)と、延べ面積の割合(容積率)の計算に入ります。家を建てたときに上限に近かった敷地では、付けると上限を超えることがあります。
家の図面と敷地の資料を工事の会社に見せ、建ぺい率と容積率に収まるかを先に調べてもらいます。上限を超える増築は建築基準法に反するので、その場合は広さを小さくするか、囲わない屋根だけにするかを考えます。
付けたあとの固定資産税
固定資産税は、地方税法 第341条で家屋として決められた建物にかかります。恵那市の広報は、家屋かどうかを、土地への定着性、外気分断性(屋根と3方向以上の壁があること)、用途性の3つで判断するとしています。
同じ広報は、3つを満たし、床から天井までが1.5m以上ある物を課税の対象とし、床面積の広さは関係ないとしています。市販のサンルームは外気分断性で判断し、壁がアクリル樹脂やガラスでできたサンルームを課税の例に挙げています。
テラス囲いでも、屋根と三方以上の囲いがあれば、外気分断性を満たすと判断されることがあります。どの形が家屋に当たるかは市区町村が判断するので、付ける前に、住んでいる市区町村の資産税の窓口で、製品の形を伝えて確かめます。
税額は工事の値段から決まらない
固定資産税の標準税率は1.4%ですが、掛けるのは市区町村が決めた家屋の評価額です。柏市の案内では、増築した家屋も固定資産評価基準に基づいて評価し、実際の建築費は考慮しないとしています。
増築すると、市区町村の職員が家屋調査に来ることがあり、評価はそこで見た作りと材料で決まります。リフォームの情報を載せる会社は、2坪ほどのサンルームで年1万〜3万円ほどの増額を目安としていますが、実際の額は市区町村の評価で決まります。
固定資産税は毎年1月1日の持ち主にかかり、恵那市の広報は、新築の家屋は完成した年の翌年度から課税するとしています。納める時期と回数は固定資産税はいつ払う?にあります。
増築したら、登記の変更も要る
登記されている家にサンルームを付けて床面積が変わると、不動産登記法で、建物の登記の床面積などを変える登記の申請が要ります。第51条第1項では、変わった日から1か月以内に申請すると決められています。
正当な理由が無いのに申請しないときは、第164条第1項で10万円以下の過料の対象になります。申請は自分でもできますが、図面と測量が要るので、土地家屋調査士に頼むこともでき、その報酬が別にかかります。
工事の会社に、登記の変更まで案内するかを見積もりの段階で聞いておくと、引き渡しのあとに慌てずに済みます。屋根だけで囲わない形にするときは、登記の対象になるかも合わせて確かめます。
火災保険と、家の保証を確かめる
日本損害保険協会の説明では、住まいの火災保険で対象にできる物に、物置や車庫などの付属の建物が挙がっています。家に付けたサンルームが、いまの契約の建物に含まれるかは契約によって違います。
台風でパネルが飛んだ、雪で屋根が割れたといった損害は、風災や雪災の補償があれば対象になることがあります。一方で、年数がたって傷んだ物や、地震・噴火・津波による損害は、火災保険では支払われません。
付けたあとは保険会社か代理店に連絡し、サンルームが契約の建物に入るかと、保険金額を見直すかを確かめます。壊れたときの請求の流れは火災保険で請求できるものは?にあります。
家を建てた会社の保証が残っている家では、外壁に穴を開けて取り付けると、その部分が保証の外になることがあるとされます。工事の前に、家を建てた会社に保証の条件を聞いておきます。
マンションと賃貸の場合
マンションのバルコニーは、管理規約で共用部分とされていることがあり、自分の判断では囲えません。付けたいときは、管理規約を読み、管理組合に工事ができるかを先に聞きます。
賃貸の家は、建物に手を加えることになるので、原則として付けるのは難しいとされます。どうしても付けたいときは、管理会社か大家さんに相談し、退去のときに元に戻す費用も含めて取り決めます。
費用を抑える方法
サンルームの額を抑えるには、製品の種類とオプションを使い道に要る物だけに絞ることが効きます。リフォームの情報を載せる会社などが挙げる方法は、次のとおりです。
- 物干しが目的なら、テラス囲いを選ぶ
- 要る広さを決め、規格の寸法から選ぶ
- 屋根材や床材は標準の物から考える
- オプションは要る物だけにする
- 2〜3社から、同じ製品と寸法で見積もりを取る
同じ会社は、サンルームの設置そのものを対象にした補助金は少ないとしています。家の窓の断熱の工事や、市区町村の住宅のリフォームの補助が別にあることもあるので、工事の前に市区町村の案内を見ておきます。
屋根だけで足りるか考える
雨の日に洗濯物を干す場所が欲しいだけなら、囲わずに屋根だけを付ける方法もあります。警備会社は、ベランダに屋根を後付けする費用を3万〜30万円程度とし、平らな屋根の型を9万〜13万円としています。
屋根だけなら、横から吹き込む雨は防げませんが、額はサンルームより大きく下がります。庭や駐車場の屋根の額と税の考え方は、カーポートの設置費用にもあります。
見積書で確かめる行
頼み先には、外構やエクステリアの工事の会社、住まい全体を扱うリフォーム会社、メーカーの製品を扱う販売店があります。どこに頼む場合も、現地を見てから見積もりを出すかと、次の行が分かれているかを見ます。
- 製品の種類・型・間口と出幅
- 基礎と組み立て・取り付けの工事
- 外壁とのつなぎ目の防水
- オプションと電気の工事
- 土間の工事・室外機の移設・足場
- 確認申請が要るかの見立てと、その費用
- 工事の保証と、点検の有無
見積書の中身や額に疑問が残るときは、住宅リフォーム・紛争処理支援センターの電話相談(住まいるダイヤル)を使えます。契約の前なら、見積書を送って中身を見てもらえる無料のリフォーム見積チェックサービスもあります。
家計簿での書き方
総務省の家計調査の分類では、住宅の増改築の費用は、住まいの修繕とは分けて「財産購入」とされます。住まいの設備の直しでも、住む広さが増える物は財産購入とみなし、修繕の費目には入れないとしています。
家計簿では、ふだんの修繕の費目とは別に「住まいの増改築」のような費目を作ると、毎月の支出の比べ方が崩れません。契約金と残りの代金を別の月に払うときは、払った月ごとに書きます。

図は、上の見積もりの例と同じ66万円を、契約の月と引き渡しの月に分けて書いた例です。翌年度からは固定資産税が増えることがあるので、税の通知が来たら前の年の額と並べて見ます。
屋根材やシーリングは10年ほどで直す時期が来るので、その額の見積もりを年数で割り、毎月の積み立てにしておく方法もあります。付けるのが先の話なら、見積もりの額を付けるまでの月数で割って積み立てます。
迷いやすい場面
テラス囲いにするか、ガーデンルームにするか
洗濯物を干すのが主な目的なら、テラス囲いで足ります。庭を眺めて過ごす居場所にしたい、リビングとつなげて広く使いたいなら、ガーデンルームを考えます。
ガーデンルームは同じ広さでもテラス囲いより額が上がり、床や日除けを足すとさらに上がります。使う時間が長い場所ほど、暑さと寒さへの手当てに額をかけるかも合わせて決めます。
10㎡を超えるか迷う
広さを決めるときは、使い道に加えて、建築確認と税の扱いも並べて考えます。防火地域と準防火地域の外で、増築する部分が10㎡以内に収まれば、確認の手続きは要りません。
ただし、10㎡以内でも固定資産税の家屋に当たるかは別の話で、恵那市の広報は床面積の広さは関係ないとしています。広さを詰めるかは、確認の手続きの手間と、使い勝手の両方で決めます。
2階のバルコニーに付けるか、1階に付けるか
2階の今あるバルコニーを囲う形は、商品の目安額では1階より低い例があります。一方で、足場や荷揚げ、補強の費用がかかって工事は割高になりやすく、付けられるバルコニーの形と出幅にも決まりがあります。
1階に付ける形は、庭とのつながりや、リビングからの出入りのしやすさで選ばれます。どちらにするかは、洗濯機からの動線と、日当たりの向きで決めます。
よくある質問
Qサンルームを後付けすると、全部でいくらかかりますか
物干しを主な目的にしたテラス囲いで約30万〜80万円、ガーデンルームで約50万〜150万円、部屋として使う本格的なサンルームで約100万〜300万円以上が目安です。日除けや照明などのオプションと、足場や土間などの現場の工事が別に足されます。
Qサンルームを付けると、固定資産税は上がりますか
屋根と三方以上の壁があり、土地に定着して使える物は、家屋として課税の対象になることがあります。恵那市の広報は、壁がガラスやアクリル樹脂のサンルームを課税の例に挙げていて、扱いは住んでいる市区町村の資産税の窓口で確かめます。
Qサンルームの後付けに、確認申請は要りますか
防火地域と準防火地域の外で、増築する部分の床面積が10㎡以内なら、確認の手続きは要りません。それ以外は、家の階数や広さ、区域によって要るので、市区町村の建築の窓口か工事の会社に確かめます。
Q増築の登記はしなければいけませんか
登記された家の床面積が変わると、不動産登記法で、変わった日から1か月以内に変更の登記を申請することになっています。正当な理由なく申請しないときは、10万円以下の過料の対象です。
Qサンルームは自分で付けられますか
基礎を水平に作る作業や、外壁とのつなぎ目の防水があり、施工が悪いと雨漏りや傾きのおそれがあります。部材が重く、2階は高い所の作業になるので、取り付けは工事の会社に頼みます。
まとめ
- サンルームの後付け費用は、テラス囲いで約30万〜80万円、ガーデンルームで約50万〜150万円、本格的なサンルームで約100万〜300万円以上が目安
- テラス囲いは1間×6尺で30万〜50万円、2間×6尺で50万〜80万円ほどで、広げるほど本体と工事が上がる
- 2階に付けるときは足場が要り、バルコニーの形と強さで付けられるかが決まる
- 日除け・網戸・照明などのオプションと、土間・室外機の移設などの現場の工事が足される
- 防火地域と準防火地域の外で、増築する部分が10㎡以内なら確認は要らず、それ以外は家と区域で決まる
- 三方以上を囲ったサンルームは家屋として課税されることがあり、税額は工事の値段ではなく市区町村の評価で決まる
- 登記された家の床面積が変わったら、1か月以内に変更の登記を申請する
- 家計簿ではサンルームの代金を修繕と分けて「住まいの増改築」の費目に払った月ごとに書き、翌年度からの固定資産税と、屋根やシーリングの直しに備える
種類と広さで額の見当がつき、見積書のどの行を見ればよいかが分かりました。確認申請と固定資産税、登記を誰に聞けばよいかも分かりました。
この記事で参照した公的情報
- 建築基準法 第2条第1号(建築物=土地に定着する工作物のうち、屋根及び柱若しくは壁を有するもの(これに類する構造のものを含む。)など)・第6条第1項(建築主は、第1号若しくは第2号に掲げる建築物を建築しようとする場合(増築しようとする場合においては、建築物が増築後において第1号又は第2号に規定する規模のものとなる場合を含む。)、又は第3号に掲げる建築物を建築しようとする場合においては、当該工事に着手する前に確認の申請書を提出して建築主事等の確認を受け、確認済証の交付を受けなければならない・第2号=前号に掲げる建築物を除くほか、二以上の階数を有し、又は延べ面積が200平方メートルを超える建築物・第3号=前二号に掲げる建築物を除くほか、都市計画区域若しくは準都市計画区域などの区域内における建築物)・第6条第2項(前項の規定は、防火地域及び準防火地域外において建築物を増築し、改築し、又は移転しようとする場合で、その増築、改築又は移転に係る部分の床面積の合計が10平方メートル以内であるときについては、適用しない)
- 窓口
- e-Gov 法令検索(デジタル庁)
- 確認日
- 確認先
- https://laws.e-gov.go.jp/law/325AC0000000201
- 不動産登記法 第44条第1項第3号(建物の表示に関する登記の登記事項=建物の種類、構造及び床面積)・第51条第1項(第44条第1項各号(第2号及び第6号を除く。)に掲げる登記事項について変更があったときは、表題部所有者又は所有権の登記名義人は、当該変更があった日から一月以内に、当該登記事項に関する変更の登記を申請しなければならない)・第164条第1項(第51条第1項から第4項までの規定による申請をすべき義務がある者が正当な理由がないのにその申請を怠ったときは、十万円以下の過料に処する)
- 窓口
- e-Gov 法令検索(デジタル庁)
- 確認日
- 確認先
- https://laws.e-gov.go.jp/law/416AC0000000123
- 地方税法 第341条(家屋=住家、店舗、工場、倉庫その他の建物)・第350条第1項(固定資産税の標準税率は、百分の一・四とする)
- 窓口
- e-Gov 法令検索(デジタル庁)
- 確認日
- 確認先
- https://laws.e-gov.go.jp/law/325AC0000000226
- 広報えな 2022年7月 特集 家屋調査に協力ください(家屋を新築や増築した場合、税務課の職員が現地で家屋調査を行う・課税対象になる家屋の3要件=土地への定着性・外気分断性(屋根と3方向以上の壁があり、外から遮断された空間がある)・用途性(居住・作業・貯蔵など)・三つを全て満たし、床から天井までの高さが1.5メートル以上のものが課税対象・床面積の広さは関係ありません・市販のウッドデッキやサンルームは車庫と同じく外気分断性で判断・課税の例=壁面がアクリル樹脂やガラスでできたサンルームなど・毎年1月1日時点の所有者に課税・新築家屋は完成した年の翌年度からの課税)
- 窓口
- 恵那市 税務課
- 確認日
- 確認先
- https://www.city.ena.lg.jp/material/files/group/1/kaoku.pdf
- 家屋課税制度を知りたい方(新築や増築などをした家屋は、地方税法に定める固定資産評価基準に基づいて家屋評価をし、評価額を算出する・実際に家屋を新築・増築されたときの建築費(取得価格)等は考慮しません・家屋の価格は売買価格やこれに類する市場価値を基に決定するのではなく、総務大臣が定める固定資産評価基準によって決定・家屋要件=外気分断性・土地への定着性・用途性・屋根があり、三方以上が壁に囲まれている家屋は外気分断性があると判定)
- 損害保険Q&A 問50 火災保険は、どのような保険ですか。(保険の対象にすることが可能なもの(例)=住居専用建物およびこれに収容されている家財(門、塀、垣、物置、車庫その他の付属建物を含みます。)・自然災害については「風災・雹(ひょう)災・雪災」と「水災」に対して保険金が支払われる・保険の種類により補償される範囲が異なる・保険金が支払われない主な事由=地震・噴火またはこれらによる津波/自然の消耗、劣化など)
- 窓口
- 一般社団法人 日本損害保険協会
- 確認日
- 確認先
- https://soudanguide.sonpo.or.jp/home/q050.html
- 電気工事士法 第3条第2項(第一種電気工事士又は第二種電気工事士でなければ、一般用電気工作物等に係る電気工事の作業(保安上支障がないと認められる作業であって経済産業省令で定めるものを除く)に従事してはならない)
- 窓口
- e-Gov 法令検索(デジタル庁)
- 確認日
- 確認先
- https://laws.e-gov.go.jp/law/335AC0000000139
- 家計調査 収支項目分類及びその内容例示(2025年1月改定)(設備修繕・維持=住宅、庭などの設備やその修繕に関するもの。ただし、居住面積が増えるようなものは「財産購入」とみなし、設備修繕・維持には含めない・住居=住宅又は土地の購入、新築、増改築は「財産購入」であり、住居費には含めない)
- リフォームの見積書に関する相談(電話相談・リフォーム見積チェックサービス=これから住宅のリフォーム工事の契約を予定している消費者から契約前の見積書等を送ってもらい内容を確認)
- 窓口
- 公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター(住まいるダイヤル)
- 確認日
- 確認先
- https://www.chord.or.jp/reform/
- サンルームリフォームの費用と工事内容を解説(種類別の費用相場=テラス囲いタイプ約30万〜80万円・ガーデンルームタイプ約50万〜150万円・本格的なサンルームタイプ約100万〜300万円以上/広さ別=1間×6尺(約2畳)テラス囲い30万〜50万円・ガーデンルーム50万〜80万円、1.5間×6尺(約3畳)40万〜60万円・70万〜110万円、2間×6尺(約4畳)50万〜80万円・90万〜140万円/工事費の内訳=基礎工事費・組立設置費・電気工事費・内装工事費・オプション取付費・諸経費/オプション=内部日除け3万〜8万円・外部日除け5万〜15万円・網戸2万〜10万円・カーテンレール1万〜3万円・換気扇3万〜8万円・物干しセット1万〜5万円・照明とコンセント3万〜10万円・床のタイル10万〜30万円・床のウッドデッキ8万〜25万円/工期=テラス囲い約2〜4日・ガーデンルーム約3〜7日・本格的なサンルーム約1〜2週間以上/サンルームの設置そのものを対象とした補助金は少ない)
- 窓口
- リフォームの情報を載せる会社の読み物(民間)
- 確認日
- 確認先
- https://crexgroup.com/ja/reform/?p=10922
- サンルーム増築の費用相場は?後悔しないための8つの注意点も解説(増築の総額=テラス囲い30万〜80万円・ガーデンルーム80万〜200万円・本格的なサンルーム150万〜300万円以上・2階以上のバルコニーは補強や荷揚げで1階より工事費が割高になる傾向・2間×9尺と広くすると本体価格は1.5倍から2倍近くになることも・給湯器やエアコン室外機があると移設の追加費用・ポリカーボネートの屋根材は約10年・シーリング材は5年〜10年で劣化・アルミの骨格は20年〜30年以上・2坪程度のサンルームの固定資産税の増加額は年1万円から3万円程度が目安)
- 窓口
- リフォームの情報を載せる会社の読み物(民間)
- 確認日
- 確認先
- https://crexgroup.com/ja/reform/terrace-sunroom-reform/sunroom-extension-cost-tips/
- サンルーム増築工事の値段はどれぐらい?(増築工事の価格相場は40万〜200万円程度・ある大手メーカーの商品で間口2,730mmの場合=1階床納まり55万〜100万円程度・1階土間納まり55万〜90万円程度・2階の造り付けバルコニー納まり40万〜55万円程度・2階のアルミバルコニー納まり70万〜95万円程度・造り付けバルコニー納まりは出幅が柱芯1,785mm以内・増築したら不動産登記の変更・2024年6月26日更新)
- 窓口
- 建築・リフォームの依頼先を紹介する会社の読み物(民間)
- 確認日
- 確認先
- https://2ndlabo.com/article/698/
- ベランダやバルコニーに屋根は後付け可能?(ベランダに屋根を後付けする費用は3万円〜30万円程度・フラット型9万〜13万円・アール型9万〜14万円・ルーフ型11万〜17万円・サンルーム50万〜150万円・2階以上は足場が要り相場は15万円程度・マンションは管理規約や管理組合の許可・戸建てはハウスメーカーの建物保証が無効になる可能性・賃貸は原則として難しい・2025年7月17日)
- 窓口
- 警備会社の暮らしの読み物(民間)
- 確認日
- 確認先
- https://www.alsok.co.jp/person/recommend/2365/
- サンルームとは?メリット・デメリットやテラス囲いとの違いを解説(相場=サンルーム50万〜80万円・テラス囲い30万〜55万円・テラス囲いでも地域によっては建物と同じ扱いになり固定資産税に影響する可能性・マンションのベランダは共用部分・2023年10月30日更新)
- 窓口
- 不動産情報サイトの読み物(民間)
- 確認日
- 確認先
- https://www.athome.co.jp/contents/for-buyers/buyers-kiso/sunroom/
