コンビニで月にいくら使うのが平均?|1世帯4,992円・一人暮らし4,790円、1回の平均737.9円と寄る回数ごとの1か月の額
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コンビニで使うお金の1か月の平均は、総務省の全国家計構造調査(2024年)で1世帯あたり4,992円です。一人暮らしでは4,790円で、勤め先で働く一人暮らしの男性は7,771円でした。
1回の買い物の平均は、日本フランチャイズチェーン協会の統計で737.9円(2025年・消費税を含まない)です。毎日1回寄ると、この額だけで1か月2万円を超えます。
コンビニ代の1か月の平均は、1世帯4,992円
総務省の「令和6年全国家計構造調査」では、11月の1か月の支出を、どこで買ったか(購入先)ごとに集計しています。総世帯(二人以上の世帯と単身世帯を合わせた世帯)の1世帯あたり、コンビニエンスストアでの支出は4,992円でした。
購入先を調べた消費支出164,305円のうち、コンビニは3.0%にあたります。2019年の調査では4,559円で、5年で433円増えました。割合は2019年の3.1%から0.1ポイント下がっています。
4,992円のうち7割が食べ物、次にたばこ
同じ調査の全国の表で中身を見ると、4,992円のうち食料が3,500円で、7割にあたります。額が大きい順に、弁当やおにぎりなどの調理食品が1,304円、菓子類が502円、飲料が483円です。
食べ物のほかでは、たばこが976円で、食料に次ぐ額でした。酒類は153円、本や雑誌などは74円です。お菓子とたばこの1か月の額は、お菓子代の平均の記事とタバコ代の平均の記事にあります。
年代別では、30歳代・40歳代が月7,000円台
世帯主の年齢で分けると、コンビニでの支出は30歳代が7,032円、40歳代が7,058円で、ほかの年代より高い額でした。50歳代は6,246円、60歳代は5,029円です。
30歳未満は4,271円、70歳代は3,035円、80歳以上は2,055円でした。調査の結果の概要でも、30歳代より上は年齢が高いほどコンビニの割合が下がり、80歳以上は30歳代の約3分の1と示されています。

住む地域では、北海道が高く奈良県が低い
同じ調査は、コンビニで買った物の額を都道府県ごとにも比べています。比べた物は外食を除く食べ物と、家具・家事用品、服や靴で、全国の1か月の額は3,173円でした。
いちばん高いのは北海道の4,368円(全国を100として137.7)、いちばん低いのは奈良県の1,701円(53.6)です。同じコンビニの買い物でも、住む地域で2倍を超える差がありました。
この4,992円に入らないもの
この集計は、保険の掛金、こづかい、贈与金、口座からの自動引き落としなど、購入先を調べていない支出を除いています。家族のだれかが自分のこづかいでコンビニに寄った分は、4,992円には入っていません。
また、コンビニを使わなかった世帯も合わせた平均です。毎日のように寄る人の額と比べると、離れて見えることがあります。自分の額と比べるときは、この2つを頭に置いておきます。
一人暮らしは月4,790円、働く男性は7,771円
同じ2024年の調査の表では、単身世帯(一人暮らし)のコンビニでの1か月の支出は4,790円でした。二人以上の世帯は平均2.9人で5,125円なので、1人あたりにすると一人暮らしのほうがずっと多くなります。
男女と働き方で分けた額は次のとおりです。「働く」は、会社などに雇われて働く人の世帯(勤労者世帯)の額で、男性・女性の行はどれも一人暮らしです。
| 区分 | 月の額 | うち食料 |
|---|---|---|
| 一人暮らし全体 | 4,790円 | 3,368円 |
| 男性 | 6,573円 | 4,534円 |
| 女性 | 2,896円 | 2,129円 |
| 働く男性 | 7,771円 | 5,502円 |
| 働く女性 | 3,785円 | 2,783円 |
| 二人以上の世帯 | 5,125円 | 3,587円 |
一人暮らしの男性の額は女性の2倍を超え、働く男性ではそのうち食料が5,502円と、7割ほどが食べ物でした。女性の一人暮らしは、働く人でも3,785円です。
1人に聞いた調査では、平均は月9,750円
富国生命保険相互会社が都道府県ごとに20代〜50代の男女100人ずつに聞いた調査(2026年2月27日公表)では、毎月コンビニで使う額の全国平均は9,750円でした。家計の調査と違い、1人ひとりが答えた自分の額です。
答えの分かれ方は次のとおりで、64%の人は月5,000円未満でした。平均の9,750円は、多く使う人の額に引き上げられています。
- 5,000円未満:64%
- 5,000円以上1万円未満:16%
- 1万円以上3万円未満:12%
- 3万円以上5万円未満:3%
- 5万円以上:1%
- 分からない・答えたくない:4%
同じ調査で使う頻度は、「週に1回以下」が50%、「週に2〜3回」が26%、「ほぼ毎日」が10%でした。自分の額を比べるときは、寄る回数も並べて見ると、どのあたりにいるかが分かります。
1回の買い物の平均は737.9円
日本フランチャイズチェーン協会の「コンビニエンスストア統計調査」は、協会の正会員のコンビニ7社の店の数字を集めた統計です。2025年1〜12月の全店の平均客単価(客1人が1回に払った額。消費税を含まない)は737.9円で、前の年より2.5%高くなりました。
既存店ベースの平均客単価は743.8円(前の年より2.4%増)で、12年続けて前の年を上回りました。同じ年の来店客数は163億4,142万人、12月末の店の数は56,054店です。
- 2017年:618.2円
- 2019年:639.3円
- 2021年:692.1円
- 2023年:720.5円
- 2024年:720.2円
- 2025年:737.9円
この額は、店に来た客全体の1回の平均で、消費税を含みません。食べ物と同じ8%で計算すると約797円です(税率は品物で違うので例)。訪日外国人の買い物なども入るので、1人の人が使う額の目安として見ます。

1回に使う額の分かれ方
調査会社のJMROが2021年9〜10月に20代〜70代以上の1,295人に聞いた調査では、1回にコンビニで使う額は「500円〜1000円」が42.63%で、答えの中でいちばん高い割合でした。「500円以下」の25.71%と合わせると、7割近くの人が1回1,000円までです。
「1000円〜3000円」は16.68%、「3000円〜5000円」は10.12%、「5000円以上」は4.86%でした。自分の1回の額がどの幅に入るかを見ておくと、平均の737.9円とも比べやすくなります。
寄る回数ごとの、1か月のコンビニ代
自分の1か月のコンビニ代は、1回の額に1か月の回数を掛けて出せます。平均客単価737.9円で計算すると、寄る回数ごとの額は次のとおりです(消費税を含まない額の例)。
| 寄る回数 | 月の回数 | 月の額 |
|---|---|---|
| 週1回 | 約4回 | 2,952円 |
| 週3回 | 約13回 | 9,593円 |
| 平日に毎日 | 20回 | 14,758円 |
| 毎日 | 30回 | 22,137円 |
| 毎日2回 | 60回 | 44,274円 |
- 1か月のコンビニ代=1回の額×1か月に寄った回数
平日だけ1回600円を使う人なら、月20日で12,000円、毎日なら30日で18,000円になります(600円と回数は例)。紙でも表計算でも、レシートの額と寄った回数を書いておけば計算できます。
全国家計構造調査の4,992円は世帯全体の平均なので、毎日寄る人の額はこれを大きく超えることがあります。調査の平均より、自分の回数と1回の額を並べるほうが、どこを変えるとよいかが見えます。
朝と昼と夜を、別々に数える
寄る時間ごとに分けると、どの買い物が月の額を押し上げているかが分かります。朝の飲み物、昼の弁当、帰りのおやつのように、目的ごとに回数と1回の額を書きます。
たとえば、朝に1回200円の飲み物を月20回、帰りに1回400円の買い物を月12回なら、4,000円と4,800円で月8,800円です(金額と回数は例)。こう分けておくと、朝と帰りのどちらを変えると月の額が下がるかを比べられます。
3食すべてコンビニにすると、1か月いくらか
コンビニの食べ物だけで1日3食をとると、1か月の食費はいくらになるかを、自分で前提を置いて計算します。朝400円、昼700円、夜900円とすると、1日2,000円で、30日なら60,000円です(金額は例)。
総務省の家計調査では、2025年の単身世帯の1か月の食料(用途分類)の平均は44,659円でした。上の例の60,000円は、これより15,341円多い額です。

実際の額は、選ぶ商品と量で上下します。飲み物やデザート、お酒を足すと、1日の額はさらに増えます。
割高になりやすい理由と、栄養の偏り
コンビニの食品は定価で売られる物が中心です。同じ食べ物でも、スーパーなどで買うより1つあたりの額が高くなることがあります。
弁当や麺類が続くと、野菜が足りないなど栄養が偏るおそれもあります。サラダや汁物を足すと、そのぶん1食の額も上がります。
一人暮らしの食費の平均や内訳は、食費の平均の記事にまとめています。会社員の1回のランチ代は、ランチ代の平均の記事にあります。
コンビニ代が増えやすい買い方と、抑える工夫
コンビニ代は、1回の額と回数のどちらを減らすかで、抑え方が変わります。調査の額や平均客単価を見ると、1回あたりの額は数百円でも、回数が重なると月の額が大きくなります。
- 買う物を決めてから入る:店に入る前に、目的の物を決めておく
- ついでの物を分けて見る:お菓子・デザート・飲み物を、目的の物と分けて数える
- 飲み物を持っていく:水筒を使うと、朝と昼の飲み物の回数を減らせる
- まとめて買える物はほかの店で:日持ちする物は、スーパーなどでまとめて買う
寄る回数を減らすのが難しいときは、1回の上限の額を決めておく方法もあります。どれを選ぶかは、自分の記録で回数と1回の額を見てから決めます。
公共料金の払い込みや受け取りは、買い物と分ける
コンビニでは、公共料金や通販の代金の払い込み、荷物の受け取りもできます。こうした払い込みは、コンビニで物を買ったお金とは中身が違います。
全国家計構造調査(2024年)の表でも、コンビニでの光熱・水道の支出は、一人暮らし・二人以上の世帯とも0円でした。家計簿では、払い込みは光熱費などの行に書き、コンビニでの買い物と分けます。
家計簿での書き方
コンビニのレシートは、1枚の中に食べ物・飲み物・日用品が混ざります。家計簿では、レシートの中身を食費・日用品などの費目に分け、別に「コンビニ」の印を付けておくと、店ごとの額と費目ごとの額を両方出せます。
食費の中をどう分けるかは、食費のつけ方の記事にあります。費目そのものの決め方は、家計簿の項目の決め方の記事にまとめています。
回数も書いておく
コンビニの行には、額のほかに寄った回数も書いておきます。月末に足すと、1回の平均と回数が分かり、協会の1回の平均737.9円や、寄る回数ごとの表とも並べられます。
1か月だけでも回数を数えると、平均の4,992円や4,790円と比べる前に、自分の額がどこで増えているかが見えます。続けるなら、月ごとの回数の変化も見ておきます。
払い方が混ざるときは、明細と合わせる
2024年の全国家計構造調査では、店で払った支出のうち「クレジットカード、電子マネー等」で払った割合も集計しています。コンビニでの支出は、この割合が5割を超えていました。
2019年と比べると、生協・購買を除くすべての購入先で、この割合が10ポイント以上上がっています。現金とキャッシュレスが混ざると、家計簿でコンビニの記録が抜けることがあります。
キャッシュレスで払った分は、アプリやカードの明細に後から出ます。払い方が混ざるときの書き方は、キャッシュレスの家計簿の記事にあります。
よくある質問
Qコンビニで月にいくら使うのが平均ですか
全国家計構造調査(2024年・11月)では、コンビニエンスストアでの支出は総世帯の1世帯あたり4,992円、一人暮らしは4,790円でした。1人に聞いた民間の調査(2026年2月公表)では、全国平均は月9,750円で、64%の人は5,000円未満でした。
Qコンビニで1回の買い物にかかる平均金額はいくらですか
コンビニエンスストア統計調査では、2025年の全店の平均客単価は737.9円(消費税を含まない)でした。既存店ベースでは743.8円で、どちらも前の年より上がっています。
Q毎日1回コンビニに寄ると、1か月いくらになりますか
コンビニエンスストア統計調査の2025年の平均客単価737.9円で30日寄ると、22,137円です。この客単価は消費税を含まないので、払う額はこれより高くなります。自分の1回の額で計算すると、より実際に近い額になります。
Qコンビニで払った公共料金も、コンビニ代に入れますか
払い込みは物を買ったお金ではないので、光熱費などの行に書くと、コンビニでの買い物の額と分けて見られます。全国家計構造調査(2024年)の表でも、コンビニでの光熱・水道の支出は0円でした。
この記事で参照した公的情報
- 令和6年全国家計構造調査 家計収支に関する結果 結果の概要(2025年12月19日公表:購入先別消費支出〈総世帯・11月の1か月の支出・こづかい・贈与金・口座自動引き落としなど購入先を調べていない支出を除く〉のコンビニエンスストア4,992円〈2019年4,559円〉・割合3.0%、世帯主の年齢階級別、購入先別の「クレジットカード、電子マネー等」の割合、参考表 購入先別財を中心とした消費支出の支出金額水準〈コンビニエンスストア 全国3,173円・北海道4,368円・奈良県1,701円〉)
- 令和6年全国家計構造調査 家計収支に関する結果(購入地域,購入先)第1-94表 世帯の種類,世帯区分,世帯主の性別,購入地域,購入先,収支項目分類(細分類)別1世帯当たり1か月間の支出-全国(コンビニエンスストア:総世帯4,992円〈食料3,500円・調理食品1,304円・菓子類502円・飲料483円・酒類153円・たばこ976円〉・二人以上の世帯5,125円〈食料3,587円〉・単身世帯4,790円〈食料3,368円〉・単身の男6,573円・女2,896円・単身の勤労者世帯の男7,771円・女3,785円・光熱・水道0円)
- 窓口
- 総務省統計局(政府統計の総合窓口 e-Stat)
- 確認日
- 確認先
- https://www.e-stat.go.jp/stat-search/file-download?statInfId=000040379072&fileKind=0
- コンビニエンスストア統計調査年間集計(2025年1月から12月:JFA正会員7社・店舗数56,054店〈12月末〉・全店の年間平均客単価737.9円〈前年比2.5%増〉・既存店の年間平均客単価743.8円〈前年比2.4%増〉・年間来店客数163億4,142万人)と統計時系列データ(2017年〜2025年)
- 窓口
- 一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会
- 確認日
- 確認先
- https://www.jfa-fc.or.jp/particle/320.html
- 家計調査 家計収支編 2025年 単身世帯 第1表 1世帯当たり1か月間の収入と支出(用途分類・食料44,659円)
- 47都道府県別「コンビニ」に関するアンケート(富国生命保険相互会社のお金の情報メディア「47Life」・2026年2月27日公表・都道府県ごとに20代〜50代の男女100人ずつ:毎月コンビニで使う額の全国平均9,750円・5,000円未満64%ほか、利用の頻度)
- 窓口
- 富国生命保険相互会社
- 確認日
- 確認先
- https://kyodonewsprwire.jp/release/202602274694
- 「コンビニ」に関する調査(JMRO・インターネット調査・2021年9月29日〜10月23日・20代〜70代以上の男女1,295人:1回平均どのくらいコンビニでお金を使っているか)
- 窓口
- JMRO(@DIME の記事に載った調査)
- 確認日
- 確認先
- https://dime.jp/genre/1263941
