母の日の予算はいくら?|3,000〜5,000円が目安。実母・義母・贈る人の年代ごとの額と、家計簿での書き方

母の日の贈り物の予算には、法律や公的な決まりはありません。目安になるのはギフトの売り場や読み物の案内で、3,000〜5,000円を目安とするものが並びます。
母の日は5月の第2日曜日で、2027年は5月9日です。この記事では、実母・義母や贈る人の年代ごとの額と、民間の調査に出ている額、予算の決め方をまとめます。国の家計調査で見る5月の切り花の支出と、家計簿での書き方も書きます。
母の日の贈り物に、いくらくらいかければよいのか分かりません。実家と義実家の両方に贈ると、合計がいくらになるのかも気になって迷います。
相手と年代ごとの予算の目安
母の日の贈り物の予算は、3,000〜5,000円を目安とする案内が並びます。高すぎず安すぎない額で、受け取る母に気を遣わせない額とされています。

図は、案内に出ている額を相手ごと・年代ごとに幅でまとめたものです。同じ相手や年代でも案内によって額が違うので、幅は広めになっています。
実母と義母は、同じくらいの額にする
義母への贈り物は、2,000〜7,000円程度とする案内があり、実母へと同じく3,000〜5,000円台の品が選ばれているとされています。義母には5,000円くらいの品を選ぶと無難とする案内もあります。
実母と義母の両方に贈るときは、同じくらいの額にする形が勧められています。2人が話をすれば額の違いが分かることがあり、どちらかに気を遣わせないためです。
贈る人の年代で変わる
中学生や高校生は、こづかいの範囲で1,000〜3,000円前後が目安とされています。アルバイトをしている高校生なら3,000〜5,000円前後の品もあり、500円程度の品や手紙を添える形でもよいとされています。
大学生は1,000〜3,000円、20代は2,000〜5,000円前後が目安とされ、新社会人は3,000〜5,000円とする案内もあります。働き始めて最初の母の日に、1万円程度の品を贈る形も紹介されています。
30代は3,000〜5,000円を目安とする案内と、3,000〜8,000円程度とする案内があります。40代・50代以上になると、1万円以上の品や、5,000〜1万円を中心にする案内があります。
きょうだいで出し合う・妻へ贈る
きょうだいで出し合って1つの品を贈るときは、5,000〜1万円程度が目安とされています。1人では選べない額の品や、食事会などを贈る形が紹介されています。
夫から妻へ、子どもの母として贈るときは、2,000〜8,000円程度とする案内があります。子どもと一緒に、花やお菓子を贈る形が挙げられています。
節目の年は高めにすることも
母の還暦や古希など節目の年や、自分の結婚、孫の誕生などの年には、1万円以上の予算にする形が紹介されています。旅行や食事会、マッサージなどの体験を贈る形もあります。
調査で見る母の日の予算
母の日の予算は、民間の会社も調べています。調査ごとに聞いた相手と時期が違うので、数字はその調査の中で読みます。
予算額は「5,000〜6,999円」が半数ほど
花の通販の会社が2026年2月23日〜3月2日に聞いたアンケート(有効回答456人)では、2026年の母の日の予算額は「5,000〜6,999円(税込)」が50.7%で、最も多い答えでした。次が「3,000〜4,999円(税込)」の28.1%です。
「7,000〜9,999円(税込)」は10.7%でした。同じ会社の2022〜2025年のアンケートでも、「5,000〜6,999円」は50.4〜56.2%でした。
花の通販の会社が聞いた調査で、回答した人の選び方は示されていません。ほかの案内の3,000〜5,000円と比べるときは、調査の違いも見ておきます。
母の日にしてもらう側がしてほしいこと(2017年)
マイボイスコム株式会社が2017年6月1日〜5日に、アンケートモニター11,031人に聞いた調査があります。母の日に何かをしてもらう立場の人がしてほしいもの・ことは、「感謝の気持ち」が3割弱で最も多く、「外食」「お菓子」が各2割弱でした。
この調査でいちばん上に来たのは、品物ではなく感謝の気持ちでした。9年以上前の調査なので、いまの予算の目安としては幅をもって見ます。
予算の決め方
母の日の予算は、目安の額だけでなく、贈る相手の数と自分の家計の両方から決めます。
- 贈る相手を数える:実母、義母、妻など、誰に贈るかを先に書き出す
- 実母と義母の額をそろえる:両方に贈るなら、同じくらいの額にする
- 高すぎる品にしない:高額すぎると、受け取る母がかえって負担に感じることがあるとされる
- 届く日も見る:手渡しできないなら、母の日の1週間前から当日に届くように頼む
- 避ける品を知っておく:白いカーネーションは亡くなった母に贈る花とされ、ハンカチやエプロンを気にする人もいる
「何もいらない」と言われたときは、一緒に外食をしたり、手紙で感謝を伝えたりする形が紹介されています。気を遣わせない額の花やお菓子など、使えばなくなる品を選ぶ方法もあります。
自分の家計から見た予算
目安の額は、ほかの人が使っている額です。自分の家計で出せる額は、5月のほかの出費と合わせて決めます。
実母と義母の両方に贈るなら、2人分の合計がその月の予算に収まるかを確かめます。収まらなければ、1人あたりの額を下げるか、きょうだいで出し合う形にするかを先に決めておきます。
家計調査で見る、5月の切り花
総務省の家計調査では、5月に切り花の支出が前後の月より大きくなります。2025年の二人以上の世帯(品目分類)で、切り花の1世帯あたり1か月の支出は、5月が649円でした。

前の月の4月は511円、次の月の6月は421円でした。2026年も、5月は609円で、4月の548円と6月の498円を上回りました。
5月より額の大きい月もある
切り花の支出は、1年の中で5月より額の大きい月があります。2025年は、12月が1,095円、8月が1,052円、3月が956円、9月が779円で、どれも5月の649円を上回りました。
家計調査の数字からは、何のために買った花かは分かりません。5月の額が4月と6月より大きいことは分かりますが、そのうち母の日の分がいくらかは示されていません。
1人分の予算としては読めない
この額は、切り花を買わない世帯も含めた、1世帯あたりの平均です。家計調査の「切り花」には、花と籠などが一体になったものも含まれます。
品目分類では、自分の家に飾る花も、人に贈る花も、同じ品目に入ります。そのため、5月の額は、贈る分と家で飾る分を合わせた額です。
家計簿での書き方
母の日の出費は、母と一緒に暮らしているかどうかで、家計簿の項目が分かれます。家計調査の用途分類では、世帯の外の人に贈るために買った品を「交際費」に入れ、同じ世帯の家族のために買った品は、その品の項目に入れます。

図は、実家の母と義母に1つずつ贈る場合と、実家の母への贈り物をきょうだい2人で出し合う場合の例です。金額は例で、実際には贈る相手と予算の目安から額を決めて書きます。
別に暮らす母・義母への贈り物は、交際費に書く
別に暮らす母や義母は世帯の外の人なので、贈り物は交際費に書きます。実家と義実家の両方に贈る家は、2件を同じ月の交際費に並べておくと、額をそろえたかどうかもひと目で分かります。
現金を贈ったときも、1回かぎりの贈り物なら交際費です。家計調査の仕送り金は、生活費などを継続的に補助するための現金支出なので、毎月の仕送りをしている家は行を分けておきます。
一緒に暮らす母への贈り物は、交際費に入れない
一緒に暮らす母への贈り物は、家族の中の出費です。家計調査の用途分類でも、同じ世帯の家族のために買った品は、交際費ではなく、花なら教養娯楽のように、その品の項目に入ります。
家族の中の贈り物を、家族としての出費にするか、自分のこづかいから出すかは、家で決めておきます。毎年同じ分け方にそろえると、年ごとの額を比べられます。
きょうだいで出し合って、自分がまとめて払った
きょうだいで出し合って1つの品を贈り、自分がまとめて払ったときは、自分の分だけを交際費に書きます。ほかのきょうだいの分は「立て替え中」として分けておき、戻ったら消します。
全額を交際費に書くと、自分の交際費が実際より大きく見え、戻ってきたお金も収入のように見えてしまいます。書き方は家計簿の立替金はどう書く?にまとめています。
6月の父の日と合わせて見込む
母の日の次の月の6月には、父の日があります。両方に贈る家は、5月と6月の交際費を合わせて見込んでおくと、2か月続く出費を先に取り分けられます。父の日の予算の目安と、実父・義父に贈るときの書き方は父の日の予算はいくら?にまとめています。
母の日や父の日のように毎年決まった月に出るものは、1年の合計を12で割って毎月取り分けておく方法もあります。やり方は家計簿の交際費はどこまで入れる?にあります。9月の敬老の日にも祖父母や親に贈る家の予算の目安は敬老の日のプレゼントの予算はいくら?にあります。
よくある質問
Q母の日の予算の相場は、いくらですか
ギフトの売り場や読み物の案内では、3,000〜5,000円が目安とされています。花の通販の会社のアンケート(2026年2〜3月・456人)では、「5,000〜6,999円」が50.7%で最も多い答えでした。
Q義母への母の日の予算は、いくらですか
2,000〜7,000円程度とする案内があります。実母にも贈るなら、実母と同じくらいの額にする形が勧められています。
Q学生は、いくらくらいの品を贈りますか
中学生・高校生・大学生は、1,000〜3,000円前後が目安とされています。こづかいの範囲で、500円程度の品や手紙を添える形でもよいとされています。
Q母の日の贈り物は、家計簿のどの項目に書きますか
別に暮らす母や義母への贈り物は、交際費に書きます。一緒に暮らす母への贈り物は家族の中の出費なので、品の項目か、家で決めた項目に書きます。
Q母の日のある5月は、花の支出が増えますか
家計調査の二人以上の世帯(品目分類)では、2025年の切り花の支出は5月が649円で、4月の511円と6月の421円を上回りました。ただし、12月・8月・3月・9月は5月より額が大きく、母の日の分だけの額は示されていません。
まとめ
- 母の日の贈り物の予算に公的な決まりはなく、目安はギフトの売り場や読み物の案内。3,000〜5,000円を目安とする案内が並ぶ
- 実母と義母の両方に贈るなら、同じくらいの額にする。学生は1,000〜3,000円前後、20代は2,000〜5,000円前後、30代は3,000〜5,000円が目安
- 花の通販の会社のアンケート(2026年2〜3月)では、予算額は「5,000〜6,999円」が50.7%
- 贈る相手の数を数え、その月の予算に収まるかを確かめる
- 家計調査では、2025年の二人以上の世帯の切り花の支出は5月が649円で、前後の月より大きい。贈る分と家で飾る分を合わせた平均なので、1人分の予算としては読めない
- 家計簿では、別に暮らす母や義母への贈り物は交際費、一緒に暮らす母への贈り物は家族の中の出費として書く。きょうだいで出し合ったら、自分の分だけを交際費にする
この記事で参照した公的情報
- 母の日ギフトの予算・相場(花の通販の会社のアンケート・2026年2月23日〜3月2日・有効回答456人。2026年の予算額は「5,000〜6,999円(税込)」50.7%・「3,000〜4,999円(税込)」28.1%・「7,000〜9,999円(税込)」10.7%。2022〜2025年も「5,000〜6,999円」が50.4〜56.2%)
- 窓口
- 株式会社千趣会イイハナ(民間の調査)
- 確認日
- 確認先
- https://www.e87.com/selection/mother/column_42.html
- 母の日のプレゼントに関するアンケート調査(第14回)(「MyVoice」のアンケートモニター11,031人・2017年6月1日〜5日・インターネット調査。母の日に何かをしてもらう立場の人が母の日にしてほしいもの・ことのトップは「感謝の気持ち」が3割弱、「外食」「お菓子」が各2割弱)
- 窓口
- マイボイスコム株式会社(民間の調査)
- 確認日
- 確認先
- https://myel.myvoice.jp/products/detail.php?product_id=22716
- 家計調査 品目分類(全品目)(2025年改定):支出金額(月)二人以上の世帯(2025年1月〜2026年7月の切り花)
- 窓口
- 総務省統計局(政府統計の総合窓口 e-Stat)
- 確認日
- 確認先
- https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?stat_infid=000040270651
- 家計調査 収支項目分類及びその内容例示(2025年1月改定)(切り花=花と籠などが一体となっているものも含む/交際費=贈答用金品及び接待用支出並びに職場、地域などにおける諸会費及び負担費。用途分類では世帯外の人のために使う贈答用と接待用に購入したものを「交際費」に分類し、品目分類では使う目的にかかわらず同じ項目に分類する/仕送り金=世帯票に記載のない者への生活費などの全部又は一部を継続的に補助するための現金支出)