父の日の予算はいくら?|3,000〜5,000円が目安。実父・義父・贈る人の年代ごとの額と、家計簿での書き方

家計の見える化 ・

父の日の贈り物の予算には、法律や公的な決まりはありません。目安になるのはギフトの売り場や読み物の案内で、3,000〜5,000円を目安とするものが並びます。

父の日は6月の第3日曜日で、2027年は6月20日です。この記事では、実父・義父や贈る人の年代ごとの額と、民間の調査に出ている額、予算を決めるときに気をつけることをまとめます。別に暮らす父・一緒に暮らす父・義父への贈り物を家計簿のどこに書くかも、分けて書きます。

父の日の贈り物に、いくらくらいかければよいのか分かりません。母の日にも贈ったばかりなので、6月の出費がふくらむのが心配です。

相手と年代ごとの予算の目安

父の日の贈り物の予算は、3,000〜5,000円を目安とする案内が並びます。幅を広く取って3,000円〜1万円とする案内や、5,000〜1万円を中心とする案内もあり、額は贈る人と相手によって変わります。

ギフトの売り場や読み物の案内に出ている、父の日の贈り物の予算の目安の図。相手ごとでは、全体の目安が3,000〜5,000円、義父へは実父と同じくらい、母の日と同じくらいにそろえる案内がある。贈る人ごとでは、学生が3,000円以内、新社会人が3,000〜5,000円、社会人が1万円以内、還暦や退職など節目の年は1万円以上の場合も

図は、案内に出ている額を相手ごと・贈る人ごとにまとめたものです。案内によって額の幅が違うので、目安として見ます。

実父と義父は、同じくらいの額にする

実父と義父の両方に贈るときは、同じくらいの額にそろえる形が勧められています。額に大きな差があると、知られたときに気まずくなることがあるためです。

義父への予算は、相場の額をもとに夫婦で話し合って決める形が紹介されています。義父には、より高級感のある品が求められるとする案内もあります。

贈る人の年代・立場で変わる

いくらかけられるかは、贈る人のお金の余裕によっても違います。安定した収入のない学生などは、無理に額を上げる必要はないとされています。

学生が贈るときは、こづかいの範囲で、高くても3,000円以内を目安にする案内があります。アルバイトで収入のある高校生でも、高すぎる品は親に心配をかけることがあるとされています。

新社会人は3,000〜5,000円、生活が落ち着いてきた社会人は1万円以内を目安にする案内があります。父の日のある6月は、働き始めて間もない時期なので、高すぎる品はかえって気を遣わせるとされています。

母の日と釣り合わせる・きょうだいで出し合う

母の日にも贈っているなら、父の日も同じくらいの額にする形が紹介されています。一方で、母の日の予算のほうが高くなる傾向があるとする案内もあり、両方の案内の額は分かれます。

きょうだいで出し合って1つの品を贈るときは、1人あたりの負担は小さくなり、合わせた額は高くなるとされています。1人では選べない額の品も、出し合えば選べます。

還暦など節目の年は高めにすることも

父の還暦や退職など節目の年には、いつもより額を上げて、1万円以上の品を贈る形が紹介されています。結婚して初めて迎える父の日にも、例年より少し高い品を贈ることがあるとされています。

旅行に招くなど、品物ではなく思い出に残る体験を贈る方法もあります。節目の年だけ額を上げるなら、次の年からいつもの額に戻すことも決めておきます。

調査で見る父の日の予算

父の日の予算は、民間の会社も調べています。父の日の情報サイト「父の日.jp」(Groov株式会社)が、2025年2月26日〜3月19日に全国の10代〜70代の男女665名にインターネットで聞いた調査があります。

父の日ギフトにかけられる予算は、「2,000〜3,000円未満」が17.3%で最も多い答えでした。次が「お金をかけない」の15.8%で、「3,000〜5,000円未満」も合わせて約3割でした。

「金額は問わない」は7.7%、「10,000〜30,000円未満」は2.4%でした。1万円以上をかける人は少なく、この調査の中心は3,000円前後でした。

義父への予算は「4,000〜5,000円未満」が最も多い

同じ調査で、義父への父の日ギフトの予算を聞くと、「4,000〜5,000円未満」が22.9%で最も多い答えでした。「お金をかけない」は18.3%、「金額は問わない」は5.3%でした。

父の日ギフト全体の最も多い答えより、義父への最も多い答えのほうが高い価格帯でした。実父と義父の額をそろえるなら、どちらの額に合わせるかを夫婦で先に決めておきます。

予算を決めるときに気をつけること

父の日の予算は、目安の額だけでなく、贈る相手と自分の家計の両方から決めます。

  • 高すぎる品にしない:高額すぎると、受け取る父に気を遣わせるとされる
  • 無理のない範囲にする:相場は目安で、自分が出せる範囲の額で選んでよいとされる
  • 商品券や現金は相手で分ける:自分の父や夫なら問題なくても、義父には失礼になる場合があるとされる
  • のしは付けなくてよい:父の日はアメリカが発祥で、のしは原則要らないとされる。付けるなら紅白の蝶結びの水引で、表書きは「父の日」や「感謝」
  • 花なら黄色いバラ:日本では、父の日には黄色いバラが定番とされる

自分の家計から見た予算

目安の額は、ほかの人が使っている額です。自分の家計で出せる額は、6月のほかの出費と合わせて決めます。

実父と義父の両方に贈るなら、2人分の合計がその月の予算に収まるかを確かめます。収まらなければ、1人あたりの額を下げるか、きょうだいで出し合う形にするかを先に決めておきます。

家計簿での書き方

父の日の出費は、父と一緒に暮らしているかどうかで、家計簿の項目が分かれます。家計調査の用途分類では、世帯の外の人に贈るために買った品を「交際費」に入れ、同じ世帯の家族のために買った品は、その品の項目に入れます。

父の日のある6月の家計簿の例の図。実家の父と義父に贈る場合は、実家の父へ4,200円、義父へ4,200円で、交際費の合計は8,400円。5月と6月の見込みは、5月の母の日(2件)8,000円と6月の父の日(2件)8,400円で、2か月の合計16,400円。金額は例

図は、実家の父と義父に1つずつ贈り、5月の母の日にも2件贈る家の例です。金額は例で、実際には贈る相手と予算の目安から額を決めて書きます。

別に暮らす父・義父への贈り物は、交際費

実家の父や義父は、別に暮らしていれば世帯の外の人です。父の日の贈り物は、交際費に書きます。

実父と義父の両方に贈る家は、2件を同じ月の交際費に並べておきます。2人への額をそろえたかどうかが、並べるだけで分かります。

現金を贈ったときも、1回かぎりの贈り物なら交際費に入れます。家計調査の仕送り金は、生活費などを継続的に補助するための現金なので、毎月の仕送りとは行を分けておきます。

一緒に暮らす父への贈り物は、品の項目に書く

一緒に暮らす父への贈り物は、家族の中の出費です。家計調査の用途分類でも、同じ世帯の家族のために買った品は交際費に入らず、服なら被服及び履物、食べ物なら食料のように、その品の項目に入ります。

家族としての出費にするか、贈る人のこづかいから出すかは、家で決めておきます。毎年同じ決め方にそろえておくと、年ごとの額を比べられます。

きょうだいで出し合い、自分がまとめて払った

きょうだいで出し合って1つの品を贈り、自分がまとめて払ったときは、自分の分だけを交際費に書きます。ほかのきょうだいの分は「立て替え中」として分けておき、戻ってきたら消します。

全額を交際費に書くと、交際費が実際より大きく見え、戻ってきたお金も収入のように見えてしまいます。書き方は家計簿の立替金はどう書く?にあります。

5月の母の日と合わせて見込む

父の日の前の月の5月には、母の日があります。両方に贈る家は、5月と6月の交際費を合わせて見込んでおくと、2か月続く出費を先に取り分けられます。

母の日の予算の目安と書き方は母の日の予算はいくら?にまとめています。毎年決まった月に出る贈り物は、1年の合計を12で割って毎月取り分ける方法もあり、やり方は家計簿の交際費はどこまで入れる?にあります。

夏のボーナスと同じ時期に出る

父の日の出費が夏のボーナスを受け取る時期と重なる家は、ボーナスの使い道を決めるときに、贈り物の分を先に外しておきます。先に外しておくと、ほかの使い道に回したあとで足りなくなることを避けられます。

外す分の決め方はボーナスの使い道の決め方にあります。父の日のほかに夏に贈るものがある家は、その分も同じときに外しておきます。

よくある質問

Q父の日の予算の相場は、いくらですか

ギフトの売り場や読み物の案内では、3,000〜5,000円が目安とされています。父の日.jp の2025年の調査(665名)では、「2,000〜3,000円未満」が17.3%で最も多い答えでした。

Q義父への父の日の予算は、いくらですか

実父にも贈るなら、実父と同じくらいの額にそろえる形が勧められています。同じ調査で、義父への予算は「4,000〜5,000円未満」が22.9%で最も多い答えでした。

Q学生は、いくらくらいの品を贈りますか

こづかいの範囲で、高くても3,000円以内を目安にする案内があります。新社会人は3,000〜5,000円を目安にする案内があります。

Q父の日の贈り物は、家計簿のどの項目に書きますか

別に暮らす父や義父への贈り物は、交際費に書きます。一緒に暮らす父への贈り物は家族の中の出費なので、品の項目か、家で決めた項目に書きます。

Qきょうだいで出し合ったときは、どう書きますか

自分の分だけを交際費に書き、ほかのきょうだいの分は「立て替え中」として分けておきます。戻ってきたら、立て替え中の行を消します。

まとめ

  • 父の日の贈り物の予算に公的な決まりはなく、目安はギフトの売り場や読み物の案内。3,000〜5,000円を目安とする案内が並ぶ
  • 実父と義父の両方に贈るなら、同じくらいの額にする。学生は3,000円以内、新社会人は3,000〜5,000円、社会人は1万円以内を目安にする案内がある
  • 父の日.jp の2025年の調査では、予算は「2,000〜3,000円未満」が17.3%で最多、義父へは「4,000〜5,000円未満」が22.9%で最多
  • 高すぎる品は気を遣わせる。贈る相手の数を数え、その月の予算に収まるかを確かめる
  • 家計簿では、別に暮らす父や義父への贈り物は交際費、一緒に暮らす父への贈り物は品の項目に書く。きょうだいで出し合ったら、自分の分だけを交際費にする
  • 5月の母の日と6月の父の日は、2か月分を合わせて見込む。夏のボーナスと重なるなら、先に外しておく

この記事で参照した公的情報

  1. 【2025年版】父の日ギフトにかけられる予算はいくらですか?(父の日に関するアンケート調査)(全国の10代〜70代の男女665名・2025年2月26日〜3月19日・インターネットリサーチ。父の日ギフトにかけられる予算は「2,000〜3,000円未満」17.3%・「お金をかけない」15.8%・「4,000〜5,000円未満」15.2%・「3,000〜4,000円未満」14.3%・「金額は問わない」7.7%・「10,000〜30,000円未満」2.4%。お義父さんへは「4,000〜5,000円未満」22.9%・「お金をかけない」18.3%・「金額は問わない」5.3%)
    窓口
    父の日.jp(Groov株式会社・民間の調査・2025年5月12日の公開)
    確認日
    確認先
    https://chichinohi.jp/survey088/
  2. 家計調査 収支項目分類及びその内容例示(2025年1月改定)(交際費=贈答用金品及び接待用支出並びに職場、地域などにおける諸会費及び負担費。用途分類では世帯外の人のために使う贈答用と接待用に購入したものを「交際費」に分類し、品目分類では使う目的にかかわらず同じ項目に分類する/仕送り金=世帯票に記載のない者への生活費などの全部又は一部を継続的に補助するための現金支出)
    窓口
    総務省統計局
    確認日
    確認先
    https://www.stat.go.jp/data/kakei/kou2025/zuhyou/kouh2025.xlsx

この記事を書いているのは

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