結婚記念日のプレゼントの相場はいくら?|5,000円〜3万円が目安。年数ごとの額と呼び名、夫婦の家計簿での書き方

結婚記念日の贈り物の額には、法律や公的な決まりはありません。目安になるのはギフトの売り場や読み物の案内で、5,000円〜3万円を目安とするものがあります。
10年目などの節目の年は、高めの額にする形も紹介されています。この記事では、年数ごとの額と民間の調査の額、予算の決め方、記念日の数え方と呼び名、夫婦の家計簿での書き方をまとめます。
結婚記念日に、どのくらいの額のプレゼントを贈ればよいのか分かりません。家計から出すのか、自分のこづかいから出すのかも迷います。
結婚記念日のプレゼントの相場
結婚記念日の贈り物は、5,000円〜3万円を目安とする案内があります。3,000円〜2万円の範囲で考えるとよいとする案内もあり、額には幅があります。

図は、案内に出ている額と、民間の調査の平均をまとめたものです。案内によって額が違うので、幅は広めになっています。
年数を重ねると、額が上がる
夫婦の結婚記念日の贈り物は、年数とともに額が上がる形が紹介されています。1年目は5,000円〜2万円、5年目は2万〜5万円、10年目は5万〜10万円とする案内があります。
10年目や20年目などの節目の年には、10万円程度の品を贈る夫婦もいるとされています。10年目の節目にダイヤモンドを贈る「スイートテン・ダイヤモンド」という習わしを紹介する案内もあります。
調査で見る、かけてもいいと思う額
株式会社大和ネクスト銀行が2021年7月に、全国の20〜69歳の男女1,000人に聞いた調査があります。配偶者がいる人(518人)に、結婚記念日に配偶者に渡すプレゼントにかけてもいいと思う額を聞くと、平均は夫が10,533円、妻が9,578円でした。
この調査は、実際に使った額ではなく、かけてもいいと思う額を聞いたものです。夫と妻の平均の差は1,000円ほどで、どちらも1万円前後でした。
贈り合う・お金をかけずに祝う
夫婦でプレゼントを贈り合うなら、先に2人で予算を決めてから買う形が紹介されています。どちらかがもらいすぎることを防げるとされています。
お金をかけずに祝う形もあります。手作りの料理やケーキ、小さな花束、手作りのギフト券など、額をかけずに過ごす方法が案内されています。
予算の決め方
結婚記念日の予算は、目安の額だけでなく、その年の家計と、何年目の記念日かの両方から決めます。5年目や10年目などの節目の年か、その年にほかの大きな出費があるかで、出せる額は変わります。
自分の家計から見た予算
目安の額は、ほかの人が使っている額や、かけてもいいと思う額です。自分の家計で出せる額は、記念日の月のほかの出費と合わせて決めます。家計から出すか、それぞれのこづかいから出すかも、先に2人で決めておきます。
家計から出すなら、2人の食事や旅行の分も入れて、その月の予算に収まるかを確かめます。こづかいから出すなら、記念日の月までに少しずつ取り分けておくと、その月のこづかいが足りなくなりません。
結婚記念日の数え方と呼び名
結婚記念日は、結婚した日から1年たった日を1周年として数えます。その後も1年ごとに年数を重ねます。
年数ごとの呼び名
結婚記念日には、年数ごとに呼び名があります。呼び名にちなんだ品を選ぶと、毎年違う贈り物になるとされています。
- 1年目:紙婚式
- 2年目:綿婚式・藁婚式
- 3年目:革婚式
- 4年目:花婚式
- 5年目:木婚式
- 10年目:錫婚式(アルミ婚式)
- 15年目:水晶婚式
- 25年目:銀婚式
- 30年目:真珠婚式
- 40年目:ルビー婚式
- 50年目:金婚式
呼び名はイギリスで始まった風習とされ、日本では25年目の銀婚式と50年目の金婚式が知られています。20年目などは案内によって呼び名が違うことがあります。
記念日をどの日にするか
結婚記念日をいつにするかは、法律では決まっていません。婚姻届を出した日にする夫婦も、結婚式を挙げた日にする夫婦もいます。
民法では、婚姻は、戸籍法の定めるところにより届け出ることによって効力を生ずるとされています。法律の上で夫婦になったのは婚姻届を出した日で、どちらを記念日にするかは夫婦で決めます。
家計簿での書き方
結婚記念日の出費は、誰に贈るかで家計簿の項目が分かれます。家計調査の用途分類では、世帯の外の人に贈るために買った品を「交際費」に入れ、同じ世帯の家族のために買った品は、その品の項目に入れます。

図は、夫婦で祝う場合と、別に暮らす両親の結婚記念日に贈る場合の例です。金額は例で、実際には予算の目安から額を決めて書きます。
夫婦の間の贈り物は、交際費に入れない
一緒に暮らす夫婦の間の贈り物は、世帯の外の人への贈り物ではありません。家計簿でも、交際費ではなく、品の項目か家で決めた項目に書きます。
交際費に入れないでおくと、交際費の額が、親や友人など家族の外の人との付き合いの額だけになります。毎年の交際費を比べるときに、記念日の分で額が動かなくなります。
家族の出費にするか、こづかいから出すかを決める
結婚記念日の贈り物を、家族としての出費にするか、自分のこづかいから出すかは、家で決めておきます。家族としての出費にするなら、品の項目に書きます。
こづかいから出すなら、家計簿にはこづかいを渡した額だけが残ります。家計調査でも、こづかいのうち使い道が分からないものは「こづかい(使途不明)」として、品の項目とは別にまとめています。
品ごとの項目
家族としての出費にするときは、家計調査の品目の分け方にそろえると、ほかの月と比べられます。家計調査では、次のように分けています。
- 指輪やネックレス:アクセサリー。貴金属類などの装飾を目的として身に付けるもの(身の回り用品)
- 花束:切り花(教養娯楽用品)
- 2人での食事:一般外食(食料の外食)
同じ品でも、世帯の外の人に贈るときは、家計調査の用途分類では交際費に入ります。夫婦の間の贈り物は家族の中の出費なので、品の項目のままです。
両親の結婚記念日に贈るとき
別に暮らす両親の結婚記念日に贈る品は、世帯の外の人への贈り物なので交際費に書きます。銀婚式や金婚式などの節目に、家族で集まって祝う形も紹介されています。
きょうだいで出し合い、自分がまとめて払ったときは、自分の分だけを交際費に書き、ほかのきょうだいの分は「立て替え中」に分けます。書き方は家計簿の立替金はどう書く?にまとめています。
年に1回の出費として、先に見込む
結婚記念日のように毎年決まった月に出るものは、その月の予定の欄に先に書いておくと、ほかの出費と合わせて収まるかを確かめられます。1年の合計を12で割って毎月取り分けておく方法もあります。
年に1回の出費を明細から拾う手順は、特別費は思い出さずに明細から拾うにまとめています。夫婦で家計簿のどこまでを共有するかの決め方は、夫婦で家計簿を共有するならにまとめています。
よくある質問
Q結婚記念日のプレゼントの相場は、いくらですか
ギフトの売り場や読み物の案内では、5,000円〜3万円が目安とされています。民間の調査(2021年7月)では、配偶者へのプレゼントにかけてもいいと思う額の平均は、夫が10,533円、妻が9,578円でした。
Q10年目などの節目は、いくらくらいですか
10年目は5万〜10万円とする案内があり、節目の年に10万円程度の品を贈る夫婦もいるとされています。子育てなど大きな出費がある年は、節目以外の年を抑えて予算を決める形も紹介されています。
Q結婚記念日は、婚姻届の日と結婚式の日のどちらですか
法律では決まっていません。民法では婚姻は届け出ることで効力を生ずるとされていますが、どちらを記念日にするかは夫婦で決めます。
Q結婚記念日のプレゼントは、家計簿のどの項目に書きますか
一緒に暮らす夫婦の間の贈り物は家族の中の出費なので、交際費には入れません。家族の出費にするなら品の項目に、こづかいから出すならこづかいの行に書きます。別に暮らす両親に贈るなら交際費です。
まとめ
- 結婚記念日の贈り物の額に公的な決まりはなく、目安はギフトの売り場や読み物の案内。5,000円〜3万円を目安とする案内がある
- 年数とともに額が上がる形が紹介され、1年目は5,000円〜2万円、5年目は2万〜5万円、10年目は5万〜10万円とする案内がある
- 民間の調査(2021年7月)では、配偶者へのプレゼントにかけてもいいと思う額の平均は、夫が10,533円、妻が9,578円
- 記念日を婚姻届の日にするか結婚式の日にするかは、夫婦で決める。民法では婚姻は届け出ることで効力を生ずる
- 夫婦の間の贈り物は家族の中の出費なので、交際費に入れない。品の項目(指輪やネックレスはアクセサリー、花は切り花、食事は外食)か、こづかいの行に書く
- 別に暮らす両親に贈る品は交際費。きょうだいで出し合ったら、自分の分だけを交際費にする
この記事で参照した公的情報
- 記念日に関する意識・実態調査2021(2021年7月9日〜12日・インターネット調査・全国の20〜69歳の男女1,000人(配偶者がいる人518名)。結婚記念日に自分が配偶者に渡すプレゼントにかけてもいいと思う金額の平均は男性10,533円・女性9,578円)
- 窓口
- 株式会社大和ネクスト銀行(民間の調査・調査協力会社 ネットエイジア株式会社)
- 確認日
- 確認先
- https://www.bank-daiwa.co.jp/column/articles/2021/anniversary_report_2021.html
- 民法 第739条(婚姻は、戸籍法の定めるところにより届け出ることによって、その効力を生ずる)。2027年6月23日〜2029年6月23日施行の未施行の版でも第739条の文は変わらない(2026-09-27 に e-Gov の版一覧で確認)
- 窓口
- e-Gov 法令検索(デジタル庁)
- 確認日
- 確認先
- https://laws.e-gov.go.jp/law/129AC0000000089
- 家計調査 収支項目分類及びその内容例示(2025年1月改定)(交際費=贈答用金品及び接待用支出並びに職場、地域などにおける諸会費及び負担費。用途分類では世帯外の人のために使う贈答用と接待用に購入したものを「交際費」に分類し、品目分類では使う目的にかかわらず同じ項目に分類する/アクセサリー=貴金属類などの装飾を目的として身に付けるもの(指輪・ブローチ・宝石・貴金属類など)で身の回り用品に入る/切り花=教養娯楽用品に入る/一般外食=食料の外食に入る/こづかい(使途不明)=こづかいのうち使途が不明なもの)