バレンタインの予算はいくら?|本命は2,000〜5,000円、義理・友チョコは500〜2,000円が目安。調査の額と家計簿での書き方

家計の見える化 ・

バレンタインの予算には、法律や公的な決まりはありません。目安になるのは百貨店のギフトの案内(2021年1月・2023年12月の更新)で、本命へは2,000〜5,000円、職場の人や友だちへは500〜2,000円程度としているものが並びます。

この記事では、相手ごとの予算の目安と、民間の調査に出ている1つあたりの額や総額を並べます。予算の決め方と、国の家計調査で見る2月のチョコレートの支出、家計簿での書き方もまとめます。

バレンタインのチョコレートに、相手ごとにいくらかければよいのか分かりません。何人分も用意すると合計が大きくなりそうで迷います。

相手ごとの予算の目安

チョコレートの予算は、渡す相手との関係で変わるとされています。百貨店のギフトの案内に出ている額を相手ごとにまとめると、次の図のようになります。

百貨店のギフトの案内(2021〜2023年の更新)に出ている、バレンタインのチョコレートの相手ごとの予算の目安の図。本命は、恋人や夫などのパートナーが2,000〜5,000円、片思いの人が2,000〜3,000円。職場は、同僚が500〜1,000円、上司が1,000〜2,000円。友だちは、配るチョコが1人500円前後、仲のよい友だちが1,500〜2,000円。自分へは1,500〜2,000円

図は、百貨店のギフトの案内の額を、相手ごとに幅でまとめたものです。同じ相手でも案内によって額が違うので、幅は広めになっています。

本命(恋人・夫など)へ

恋人や夫などのパートナーへの本命チョコは、2,000〜5,000円とする案内と、3,000〜5,000円までとする案内があります。チョコレートとは別にプレゼントを添えるかどうかで、チョコの予算を決める形が紹介されています。

片思いの人へ渡すチョコは、2,000〜3,000円や2,000円台が目安とされています。高すぎる品は相手を戸惑わせることがあるので、値段を上げすぎない考え方です。

職場の人へ

職場の同僚へは500〜1,000円、上司へは1,000〜2,000円とする案内と、上司や同僚へ2,000円くらいまでとする案内があります。ホワイトデーにお返しをしてくれることが多いので、高いチョコは控えたほうがよいとする案内もあります。

同じ部署の人へ渡すときは、人によって額や見た目に差をつけないように、とされています。職場によってバレンタインの決まりがあることもあるので、先に周りに確かめておく形が紹介されています。

友だちへ

友だちが集まる場で配るチョコは1人500円前後、仲のよい友だちに個別に渡すなら1,500円前後が目安とされています。2,000円を目安にする案内もあります。

配る人数が多いと、1人あたりの額が小さくても合計は大きくなります。何人に渡すかを先に数えてから、1人あたりの額を決めます。

自分へ

自分へのご褒美に買うチョコは、1,500〜2,000円が目安とする案内があります。民間の調査では、自分用の額が本命より高く出たものもあります(下の「調査で見るバレンタインの予算」)。

全部でいくらか

1人が買うチョコ全体の予算は、4,000〜5,000円とする案内があります。本命、職場、友だち、自分と渡す相手が増えるほど、合計は大きくなります。

調査で見るバレンタインの予算

バレンタインの予算は、民間の会社がいくつも調べています。調査ごとに、聞いた相手と時期、聞き方が違うので、数字はその調査の中で読みます。

チョコ1つあたりの平均金額

株式会社インテージが、全国の15〜79歳の男女2,500人に2024年1月18日〜22日に聞いた調査では、チョコを自分で買って用意する女性の、チョコの種類ごとの1つあたりの平均金額は次のとおりでした。

  • 本命チョコ:3,222円
  • 自分チョコ:1,766円
  • 家族チョコ:1,575円
  • 友チョコ:1,298円
  • 義理チョコ:970円

本命チョコがいちばん高く、義理チョコは1,000円を下回りました。1つあたりの額なので、何人に渡すかを掛けると、その人の総額になります。

自分用の額が、本命を上回った調査

「婦人画報のお取り寄せ」が顧客3,966人に聞いたアンケート(2024年11月29日〜12月3日)では、バレンタインギフトを「自分」向けに買うと答えた人が61.7%でした。1人あたりの額は、自分が3,590円で、本命(配偶者・パートナー・恋人)の3,414円を上回りました。

この調査は、通信販売の顧客に聞いたものです。年代や買い方の違う人の額とは、差があることがあります。

女性の総額と、男性がもらってうれしい額

株式会社ぐるなびは、2026年1月16日〜17日に、会員の20〜60代の男女1,300人に聞いています。この調査で、チョコなどを買う予定があると答えた女性は5割弱でした。

買う予定のある女性の総額は、「3,000〜5,000円未満」が17.2%、「1,500〜2,000円未満」が16.9%で、ほぼ同じ割合で上位でした。1個あたりの最高額は、「1,000〜1,500円未満」が22.2%、「1,500〜2,000円未満」が21.9%でした。

同じ調査で、贈り物をもらいたいと答えた男性に、もらってうれしい金額を聞くと(複数回答)、「〜1,000円」が46.9%、「〜2,000円」が34.7%でした。チョコなどを買う予定のある女性のうち、義理チョコも買う予定の人は35.0%でした。

20代の独身女性に聞いた額(2021年)

婚活情報のサイトが20代の独身女性185人に聞いたアンケート(2021年1月29日〜2月4日)では、本命チョコの予算は「2,000〜3,000円」が35.9%で最も多い答えでした。この調査は、5年以上前のものです。

友だちや職場の人へ渡すチョコ(自分用を除く)に使う額は、「1,000円以内」が37.5%、「1,000〜2,000円」が29.6%でした。ほかの調査と比べるときは、調べた年の違いも見ておきます。

予算の決め方

チョコレートの予算は、相場の額だけでなく、渡す相手の数と自分の家計の両方から決めます。

  • 相手と人数を書き出す:本命、家族、職場、友だち、自分に分け、それぞれ何人に渡すかを数える
  • 職場は額と見た目をそろえる:同じ部署の人には差をつけない。まとめて買って、何人かで分けて払う形もある
  • 高すぎる品にしない:受け取った人がお返しに困らない額にする考え方がある
  • 本命はプレゼントと合わせて考える:ほかのプレゼントを添えるなら、チョコの額を控えめにする
  • 手作りか買うかを決める:手作りは予算を抑えられるとされる一方で、材料と道具の分がかかる

チョコレートの原料のカカオ豆の値上がりで、チョコレート製品の値段も上がっているとする案内があります。職場や友だちへ配るなら、クッキーなどのチョコ以外のお菓子を選ぶ形も紹介されています。

自分の家計から見た予算

相場の額は、ほかの人が使っている額の目安です。自分の家計で出せる額は、2月のほかの出費と合わせて決めます。

相手ごとの額に人数を掛けて合計を出し、その月の予算に収まるかを確かめます。収まらなければ、配る相手を減らすか、1人あたりの額を下げるかを先に決めておきます。

家計調査で見る、2月のチョコレート

総務省の家計調査では、2月にチョコレートの支出が増えます。2025年の二人以上の世帯(品目分類)で、チョコレートの1世帯あたり1か月の支出は、2月が1,313円でした。

家計調査の二人以上の世帯(品目分類)で、チョコレートの1世帯あたり1か月の支出を比べた図。2025年は1月が843円、2月が1,313円、3月が694円。2026年は1月が978円、2月が1,338円、3月が734円

前の月の1月は843円、次の月の3月は694円で、2月は2025年のどの月よりも多い額でした。2026年も、2月は1,338円で、1月の978円と3月の734円を上回りました。

1人分の予算としては読めない

この額は、チョコレートを買わない世帯も含めた、1世帯あたりの平均です。家計調査の「チョコレート」は、原則としてチョコレート生地の重さが60%以上のものを指し、それより少ない菓子は「チョコレート菓子」という別の品目に入ります。

品目分類では、自分の家で食べるチョコレートも、人に贈るチョコレートも、同じ品目に入ります。そのため、2月の額は、贈る分と家で食べる分を合わせた額です。

家計簿での書き方

バレンタインの出費は、誰のために買ったかで、家計簿の項目が分かれます。家計調査の用途分類では、家族の外の人に贈るために買った品を「交際費」に入れ、家族のために買った品は、その品の項目に入れます。

バレンタインのある2月の家計簿の例の図。家族の中の分は、夫へのチョコ3,500円(費目は家で決める)、子ども2人へ各800円で1,600円(食費)で合計5,100円。家族の外の分は、職場で分けて払った分1,000円、友だち2人へ各600円で1,200円(交際費)で合計2,200円。自分へのチョコ2,200円(こづかい)。2月のバレンタインの出費は合計9,500円。金額は例

図は、夫と子ども2人の家で、バレンタインの出費を家族の中と外、自分の分に分けた例です。金額は例で、実際には渡す相手と予算の目安から書きます。

家族の外の人へのチョコレートは、交際費に書く

職場の人や友だちに贈るチョコレートは、家族の外の人への贈り物なので交際費です。一緒に暮らしていない恋人へのチョコレートも、家族の外の人への出費です。恋人への出費を交際費に入れるか、こづかいにするかの線の引き方は、家計簿の交際費はどこまで入れる?にまとめています。

家族へのチョコレートは、交際費に入れない

一緒に暮らす夫婦や子どもへのチョコレートは、家族の中の出費です。家計調査の用途分類でも、家族のために買った菓子は食料の菓子類に入ります。

夫婦の間の贈り物を、家族としての出費にするか、自分のこづかいから出すかは、家で決めておきます。毎年同じ分け方にそろえると、年ごとの額を比べられます。

自分用のチョコレートは、こづかいか食費に書く

自分へのご褒美に買ったチョコレートは、家で決めた自分のこづかいから出すか、食費に入れるかのどちらかです。贈る分と同じ行に書くと、贈り物にいくら使ったかが分からなくなるので、行を分けておきます。

職場でまとめて買い、分けて払った

職場の何人かでまとめて買い、代金を分けて払ったときは、自分が払った分だけを交際費に書きます。いったん全額を立て替えたときは、あとで受け取る分を別の行に書いておくと、差し引きが合わせやすくなります。

ホワイトデーのお返しも、同じ分け方にする

3月のホワイトデーにお返しをする、または受け取るときも、家族の外か中かで同じように分けます。家族の外の人へのお返しは交際費に書き、2月と3月の交際費を合わせて見ると、1年の贈り物の額がつかめます。

よくある質問

Q本命チョコの予算は、いくらですか

百貨店のギフトの案内(2021〜2023年の更新)では、恋人や夫などのパートナーへは2,000〜5,000円、片思いの人へは2,000〜3,000円が目安とされています。民間の調査では、本命チョコの1つあたりの平均金額を3,222円とした調査(2024年1月)があります。

Q義理チョコや職場の人へのチョコは、いくらですか

同僚へは500〜1,000円、上司へは1,000〜2,000円とする案内があります。民間の調査では、義理チョコの1つあたりの平均金額を970円とした調査(2024年1月)があります。

Q友チョコの予算は、いくらですか

配るチョコは1人500円前後、仲のよい友だちに個別に渡すなら1,500円前後が目安とされています。人数が多いときは、1人あたりの額に人数を掛けた合計で予算を決めます。

Qバレンタインに全部でいくら使いますか

1人が買うチョコ全体の予算を4,000〜5,000円とする案内があります。民間の調査(2026年1月)もあります。その調査では、買う予定があると答えた女性の総額は「3,000〜5,000円未満」17.2%と「1,500〜2,000円未満」16.9%がほぼ同じ割合で上位でした。

Qバレンタインのチョコは、家計簿のどの項目に書きますか

家族の外の人へのチョコは交際費です。一緒に暮らす家族へのチョコは食費や家で決めた費目、自分用はこづかいか食費に書き、贈る分とは行を分けます。

まとめ

  • バレンタインの予算に公的な決まりはなく、目安は百貨店のギフトの案内
  • 本命は2,000〜5,000円、職場の同僚は500〜1,000円、上司は1,000〜2,000円、友だちは配るなら500円前後、自分用は1,500〜2,000円が目安
  • 民間の調査(2024年1月)では、1つあたりの平均金額は本命チョコ3,222円、義理チョコ970円
  • 渡す相手ごとの額に人数を掛けて合計を出し、その月の予算に収まるかを確かめる
  • 家計調査では、2025年の二人以上の世帯のチョコレートの支出は2月が1,313円で、その年のどの月よりも多い
  • 家計簿では、家族の外の人へのチョコは交際費、家族へのチョコは食費など家で決めた項目、自分用はこづかいか食費に書く

この記事で参照した公的情報

  1. 家計調査 品目分類(全品目)(2025年改定):支出金額(月)二人以上の世帯(2025年1月〜2026年7月のチョコレート)
    窓口
    総務省統計局(政府統計の総合窓口 e-Stat)
    確認日
    確認先
    https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?stat_infid=000040270651
  2. 家計調査 収支項目分類及びその内容例示(2025年1月改定)(チョコレート=原則としてチョコレート生地の重量が60%以上のもの/チョコレート菓子=原則として40%以上60%未満のもの又は準チョコレート生地が60%以上のもの/交際費=贈答用金品及び接待用支出並びに職場、地域などにおける諸会費及び負担費。用途分類では世帯外の人のために使う贈答用と接待用に購入したものを「交際費」に分類し、品目分類では使う目的にかかわらず同じ項目に分類する)
    窓口
    総務省統計局
    確認日
    確認先
    https://www.stat.go.jp/data/kakei/kou2025/zuhyou/kouh2025.xlsx
  3. バレンタインの予算は前年比1.3倍と大幅増(ネットリサーチによる自主調査・全国の15〜79歳の男女2,500人・2024年1月18日〜22日。チョコの種類ごとの1つあたりの平均金額=本命チョコ3,222円・自分チョコ1,766円・家族チョコ1,575円・友チョコ1,298円・義理チョコ970円)
    窓口
    株式会社インテージ(民間の調査)
    確認日
    確認先
    https://www.intage.co.jp/news/1695/
  4. 2025年バレンタインのトレンドは?お取り寄せ会員へ実施したアンケート結果発表(「婦人画報のお取り寄せ」の顧客・有効回答3,966人・2024年11月29日〜12月3日・インターネット調査。贈る相手「自分」61.7%・1人あたりの額 自分3,590円・本命3,414円)
    窓口
    婦人画報のお取り寄せ(民間の調査)
    確認日
    確認先
    https://shop.fujingaho.jp/contents/fg-article/blog/bvalentine2025-0108/
  5. 【ぐるなびリサーチ部】2026年「バレンタイン」調査(ぐるなび会員の20〜60代の男女1,300人・2026年1月16日〜17日・WEBアンケート。女性の購入予定は5割弱・購入総額は「3,000〜5,000円未満」と「1,500〜2,000円未満」がほぼ同率で1位・2位で半数強は3,000円未満・1個当たりの最高額は「1,000〜1,500円未満」と「1,500〜2,000円未満」が2割強でほぼ同率・義理チョコの購入予定35.0%・男性がもらって嬉しい金額「〜1,000円」47%・「〜2,000円」35%)
    窓口
    株式会社ぐるなび(民間の調査)
    確認日
    確認先
    https://corporate.gnavi.co.jp/release/2026/0fljuiyrvm/
  6. バレンタインはいくらかける?20代女性185人に聞いたチョコの予算相場(20代の独身女性185人・2021年1月29日〜2月4日・インターネットアンケート。本命チョコ「2,000〜3,000円」35.9%・友チョコ義理チョコ「1,000円以内」37.5%・「1,000〜2,000円」29.6%)
    窓口
    縁結び大学(株式会社ネクストレベル・民間の調査)
    確認日
    確認先
    https://next-level.biz/enmusubi/valentineday-20dai/

この記事を書いているのは

Mirai Kanaiは、家計を見えるようにすることを目的とした個人向けの家計簿サービスです。運営するMove for People株式会社は、家計が見えていないことが、使える制度を逃したり、対処が遅れたりする原因になっていると考えています。

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